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雨の日は産直に行ってみよう


個人的にこの時期の雨の日はつらいです。それは冷たい雨の中仕事する気がなくなるし、草が伸びたり果樹の成熟が一気に進む気がするからです。しかし雨の日に外出するのは億劫だと思うかもしれませんが、実は産直市場に足を運ぶ絶好のチャンスです。なぜかよその農家さんは晴れの日と同じ雰囲気で出荷されていて、農産物や苗の動向を観察するには絶好のタイミングなのです。この記事では、雨の日に産直で出会える作物やその魅力、そして私自身が気づいた新しいチャレンジのきっかけについて書きたいと思います。


雨の日でも出てくる商品作物は?

まず、雨の日の産直市場で出会える作物について考えてみましょう。雨の日でも出荷されるのは、比較的安定した収穫ができる作物や雨天での収穫がしやすいものが中心です。

よく見かける作物

  • 葉物野菜(ほうれん草、小松菜、春菊など)
    露地栽培やハウス栽培で生産されるため、雨の日でも安定して供給されることが多いです。

  • 根菜類(大根、にんじん、じゃがいも)
    土の中で成長するため、天候に左右されにくいのが特徴です。

  • 果物(柑橘類やリンゴ)
    収穫が事前に終わっている場合、雨の日でもしっかり陳列されています。

少ないもの

一方、雨天時に少ないのは、露地栽培の収穫が難しい作物や、保存が効かないデリケートな野菜です。トマトやナス、きゅうりなど、露地での収穫が困難なものは少ない印象があります。まあもともとこの時期にはあまりないのですが・・・


値段を調べてみよう

雨が降っても値段の変化はあまりないようです。
だから時間がある時は値段をチェックして来年作付けする野菜の量を決めましょう。基準は
・単価が高いものを探す
・単価の低いものはサイズが小さくても問題ないものを探す
・大量販売でも値が下がらないものを探す
今年の感じだとこの時期は大根が良さそうなのと
もう1つ二十日大根がよさそうです。


苗の出荷状況を観察しよう

雨の日の産直市場では、農作物だけでなく苗の販売状況も確認できます。苗は雨天でも購入する人が多く、特にこの時期のトレンドを掴む手がかりになります。

苗の価格や種類を調べることは、来年の栽培計画を立てる上で大いに参考になります。来年はレタスを多めに作って余ったら苗で売ろうかなあと考えています。


新たな挑戦:花の寄せ植えに注目

私はこの調査を通じて、この時期は野菜ではなく「花」に挑戦してみたいという新しいアイデアが浮かびました。特に、単品の花ではなく寄せ植えに可能性を感じています。

寄せ植えの魅力

  • 見た目が華やかで買いやすい
    花を単品で売るよりも、寄せ植えにすることで見栄えが良くなり、ギフト需要にも応えられます。

  • 消費者の手間が省ける
    寄せ植えはそのまま飾れるため、買った人がすぐに楽しめるメリットがあります。

この時期は正月前で飾りに向いている花がよさそうですし
もう少しスキルがついたらクリスマスローズとかもできるのかなと
思い始めました。
もともと単価が高いので、しょぼいのでもいい形のができれば
少し安めでできるかなと思っています。


来年のために今から研究を始める

寄せ植えの販売に向けて、来年に向けた研究を始めることにしました。具体的には次のことに取り組みます

1) 組み合わせの研究

どの花が一緒に植えられると育ちやすいのか、美しく見えるのかを調べます。また、色彩のバランスや高さの違いを工夫することで、より魅力的な寄せ植えを作りたいです。

2) コストの計算

苗や鉢、土のコストを調べ、適正価格を設定する方法を模索します。特に、産直市場での価格帯を参考にしながら、コストパフォーマンスの良い商品を作りたいです。

3) 試作品の作成

少量から試作を始め、実際に育ててみることで、どのような問題があるのか、改良点を見つけます。


まとめ

雨の日の産直市場は、商品作物や苗の動向を観察し、新しい発見を得る絶好の機会です。また、いつもと異なる視点で市場を眺めることで、新たな挑戦のきっかけが生まれることもあります。

私自身、花の寄せ植えに興味を持ち、来年に向けた準備を始めることにしました。皆さんも、雨の日に産直市場を訪れて、新しい発見やアイデアを探してみてはいかがでしょうか?きっと、思いもよらないインスピレーションが得られるはずです!

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