カブの芽が出ない?どうしてかな?
こんばんは、しっぱいした柿をそれでもと思って収穫したら
思いのほか甘くて本当に悔しい思いになった私です。
昔の仲間が、少し協力してくれて柿を買い取ってくれることになったので
失敗した柿の中から良さそうなものを選んだら、
結構いいのができました。それで余ったものを食べたらおいしくて・・・
なんで数できなかったかなあとものすごくがっかりしました。
さて、秋も深まり、いよいよカブの栽培シーズンも種まきの終わりの時期が近づいてきました。私の家の畑では、カブがすくすくと育っています。ちょっと前に種をまいたら、もう元気な芽がたくさん顔を出してくれています。だけど、子ども会で手伝っている畑の方では、どうも芽が出てきません。そこで、みんなと一緒にどうして芽が出ないのか原因を考えてみることにしました。
僕の家の畑と子ども会の畑では、いくつか違うところがあるんです。まず、場所です。子ども会の畑は僕の家の畑より少しだけ寒い地域にあります。寒い場所では、土が冷たくて、芽が出るのに時間がかかることがあります。種が土の中で「寒いなあ、どうしようかなあ」と悩んでいるのかもしれませんね。
それから、子ども会の畑では「ペレット種」という特別な種を使っています。ペレット種というのは、小さな種をコーティングして丸くしたものです。普通の種よりも少し大きくて扱いやすく、土の中にまくときも便利です。でも、ペレットの外側が水に溶けてからやっと種が発芽するので、普通の種よりも少し時間がかかることがあります。
さらに、カブを育てるためには土に石灰を混ぜることが大切です。石灰は土の酸性度を下げて、カブが育ちやすい環境にしてくれます。でも今回は、石灰をちょっと少なめに使ってしまったようです。土が酸っぱすぎると、カブの芽がうまく出てこないことがあります。「石灰をケチったのがいけなかったかな?」と少し反省しているところです。
これらの原因が重なって、子ども会の畑のカブの芽はまだ出てこないのかもしれません。カブの種はとても小さく、ちょっとした環境の違いでも育ち方が変わります。土の温度、種の種類、そして土の酸性度のバランスが大事なんですね。普段何気なく食べているカブも、育てるのにはいろんな工夫が必要なのだと改めて気づかされました。
もしも今すぐ芽が出なければ、年内の収穫は難しいかもしれません。カブは成長に時間がかかる野菜なので、遅れてしまうとお正月に使う分まで育たないかもしれないのです。僕は、お正月の飾りに自分で育てたカブを使いたいと思っていましたが、今からでは間に合わないようです。
それでも、こうした失敗から学ぶことはたくさんあります。次にカブを育てるときは、もっと早い時期に種をまくか、土の準備を万全にしておこうと思いました。石灰をきちんと混ぜることや、ペレット種ではなく普通の種も試してみることも考えています。少し寒い地域での育て方も、これから勉強してみたいと思います。
農業には計画と工夫が必要です。自分が想像していた通りに育つとは限りませんが、だからこそ楽しくて、やりがいがあるのだと思います。でも子どもが待っているので少しでも早く芽を出してほしいなあと思います。