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【NEXT転職の視点】over35・コロナ禍・異職種で年収100万アップを実現できた理由
2020年10月、私は転職活動を終えました。
約10ヶ月間の活動の間、50人以上のエージェントとコンタクトを取って活動をしていました。
コロナ禍でのWeb面談も、のべ70回以上も経験し、長い戦いでした。
結果として、自分の軸に見合ったご縁を頂き、新年明けての1月は次のステージに進みました。
非常にワクワクしています。
そして今日の記事は以下の方に向けて
書きました。
・転職したいが、なんとなく怖くて、一步を踏み出せない。
・転職サイトにとりあえず登録したが、まだ何も進んでいない。
・今の職場にこのままいていいのか漠然とした不安を抱えている。
この記事を最後まで読んでいただければ、みなさんがどんな状況であったとしても、「何をすべきか」落ち着いて考えることができます。
大事な視点を紹介します。
それではいってみましょう。
はじめに、私の転職のBefore・Afterをざっと書かせていただきます。
【Before】
BtoBでヘルスケア事業を営む損害保険
グループ会社に4年半在籍。
企業の現場に入って、従業員の心身の
健康をサポートする
健康経営コンサルティング活動を行う。
プレイングマネージャーも経験。
【After】
大手IT会社に事業開発職として入社。
健診結果を使ったデータ分析ツールをはじめとしたヘルスケアソリューションの事業開発・マーケティングを担当することになる。
今回が2回目の転職でした。
異職種へのチェンジながら年収を100万円以上アップさせることができました。
では10ヶ月の活動で、結果を出せたポイントは
どこにあったのか。
振り返ってみました。
あなたは何を一番大事にしたいのか、軸を持つこと
これは多くの方が言っていることですが、本当に大事なのでしっかり伝えます。
転職するにあたって、何を大事にしているのか。
「転職の軸」を決めましょう。
はっきり言って何でもいいです。
給与、休日のとりやすさ、職種、トップのビジョンに共感できるか、残業時間など。
とことんあなたが考え抜いたものであることが絶対条件になると思います。
妥協してはいけません、
いくら時間をかけてもいい。
最初の最初の一歩を踏み出すことはすべて
がここにかかってきます。
理由はこの「軸」がすべての行動選択の基準となるからです。
転職サイトを眺めると膨大な求人情報が溢れています。
エージェントからたくさんの案件を紹介されることもあるでしょう。
すべての情報に、踊らされずに後悔のない選択をするために必要です。
私の場合は、2つの軸を持っていました。
一番大事にしたのは、営業職+αの職種で
あること。
長年にわたり、BtoCもBtoBの営業経験を活かし、営業の射程を広げた職種に関わりたかったのです。
具体的には、カスタマーサクセス、営業企画、マーケティング、事業開発などです。これは妥協しなかったので、実現することができました。
2つ目は変化に対するスピード感があること。
コロナの対応に限らず、目まぐるしい変化に対応し、むしろ楽しむような職場でなければ自分の価値観にフィットしないだろうという考えからです。
たとえば、リモートワークができる設備や条件が整っているにも関わらず、そこに対応せず出社を良しとするような社風は、自分にはフィットしない感覚がありました。
当時の職場はその点の理解がありましたので、
次でも同じ基準を求めました。
最後まで、諦めずに取り組めた最大の理由
そして今回の転職で最大の勝因となったこと。
結論から言うと、客観的なアドバイスをもらったからです。
転職活動は孤独です。
殆どの方が現職の同僚にも言えないだろうし、ご家族の方にも言いづらいといった場合
もあります。
私の場合は、自分が本当に正しいやり方で、前に進んでいるのか常に不安との戦いでした。
転職エージェントの方が親身に相談に乗ってくれるケースもあります。
しかし、正しい方向に導いてくれるかというと、必ずしもそうとは限りません。
理由はエージェントは企業からの成功報酬で働いているからです。
あなたが内定を勝ち取り、入社して一定期間経過を持ってフィーが支払われる仕組みになっています。
ですので、あなたの軸にはあまり沿っていない案件を勧めたり、まだ現職で経験を積んだほうがいいケースでも案件紹介をしようとするケースが想定されます。
良い悪いの話ではなく、ビジネスモデルから起こりうるのです。
私は活動を始めて半年が経った時点で迷っていました。
「年齢的にやっぱり無理なのかな」
「それでも新しい職種にはチャレンジしたい」
「だけど可能性が少ないのに、応募し続けるのはしんどい、現職も忙しいし」
様々な感情が入り混じっていました。
そこで、私は勇気を出して、前に進むためにアクションを取りました。
有料の転職相談サービスを受けること
にしました。
プロのたった一言で救われることもある
この転職相談サービスは、案件紹介を前提としたものではありません。
事前にレジュメを提出し客観的にアドバイスしてもらうサービスだ。
私は、メガネ転職コンサルとして、YouTubeでも活躍する池田 佑樹さんに依頼しました。
お願いしたのは、動画やサイトで発信される情報が非常にロジカルだったのと、「転職で未来をハッピーに」というモットーに共感したからです。
詳細は省きますが2時間近く、いろんなことを話し込み、自分がモヤモヤしていたものが晴れていく感覚を覚えました。
池田さんは事前に自分のキャリアや志向を書面を通じて理解して頂いており、とても話がしやすかったです。
その会話の中で頂いたたった一言が忘れられません。
「十分、今のままでも、恵まれてますよ」
池田さんにとっては何気ない一言だったかもしれません。
あの時の自分は、コロナの情勢やなかなか自分に合う案件が見つからず焦っていました。
孤独な転職活動の中で、自分で自分の不安を雪だるまのように増幅させていました。
現職の仕事にすら身が入らなくなりつつ
ありました。
しかし、この一言で、私の転職に対する
マインドは変わることができました。
自分の現職含め、足元をしっかり見つめ直すことにしたのです。
自分自身で勝手に作り上げていた恐怖と不安に
向き合いました。
何千人と相談実績のある信頼できるプロの一言は非常に価値があります。
もう一回自問自答できたおかげで、「じっくり落ち着いてチャンスを待つ」というスタンスを決断することができました。
その結果、素晴らしいご縁を頂き納得した形で活動を終えることができました。
行動を起こすための情報は膨大に
溢れています。
それを自分自身で取捨選択しなければ
なりません。
ましてや、孤独にすすめていく転職活動の場合は、自分自身のみで安易に判断していくことは、後悔を招きかねません。
一度、自分の軸や考えかたをしっかり整理し、エージェントのやり取りでは経験できない、
プロの客観的なアドバイスをもらえたこと。
これが私の転職活動のターニング
ポイントでした。
中立に、キャリアをコンサルティングしてもらうという視点は、これからますます人材の流動化が進む中で必要だと思います。
直接プロからのアドバイスが難しくとも、落ち着いて自分の状況を客観視してみることは重要だと本当に実感しています。
①必ず自分自身の軸をしっかり持つこと。
②その軸を基に行動を選択し、自分を客観視すること。
この2つのヒントが、これから動き出そうとする方に役立てば幸いです。
また池田さんのサイトも貼っておきますので、
興味のある方はぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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