また歯の話。(神経、抜いてしまったんですか!!??)
どんだけ歯の記事書けば気が済むんだよという話だが、
進展があったので書きたいと思う。
※今までの歯記事↓
思えば、親知らず記事のラストで書いた知覚過敏の症状は、親知らずの横の歯が原因だったんだな・・・。
さて、1ヶ月ロキソニンを飲み続ける生活は終わりを告げた。
神経を、抜いて。
【神経、抜いてしまったんですか!!??】
”歯の神経を抜く”。
これは以前ならポンポンやられていたことだが、今の歯科医療の考え方では歯の寿命が著しく短くなるとして、あくまでも最終手段として用いられるものになっている。
だからこそ悩んだ。
もしかしたら、薬塗ってたら治るかもという可能性もあるのだ。
だが、流石にもう厳しかった・・・。
毎日毎日痛むたびにロキソニンを飲んでごまかす生活。
薬物乱用頭痛になるのではないかという恐怖。
動画投稿が止まったのだって歯のせいだ。
・・・いやごめんそれは違ったわ。
しかし治療後は見事に冷水がしみることもなくなり、痛みも消え去った。
その役目を担っているのが神経なんだから当然なんだけど。
一応、隣接する歯が原因の可能性もあったので、神経を抜いたのに治らないという最悪の事態もあり得たのだが、とりあえずは成功のようだ。
神経を抜く決断は、出来ることなら避けるべきもの。
しかし今の自分にとっては「歯の寿命」よりも、
「今の痛みを消失させること」が優先だと考えた。
(既に何本も神経抜いてるので今更だわというのもあったけど)
【アーミッシュ動画を見て決断する】
今回の神経を抜く決断に大きく関わったのが、現在ディスカバリーチャンネルで投稿されているアーミッシュがニューヨークに行く動画だ。
アーミッシュというのは、簡単に言うと自給自足の生活をするキリスト教系の宗教集団。
文明の利器には(そんなに)頼らず、移動は馬車を使い、農耕や牧畜をしながら暮らしている。
そんなアーミッシュのメンバーが、いきなり超近代的な大都会であるニューヨークに行ったら・・・というドキュメンタリーだ。
その行為自体がアーミッシュからの破門レベルなので、人生が一変する相当な選択ではあるのだが、それに関するあれこれは動画を見てほしい。
自分が衝撃を受けたのは、アーミッシュの少女が歯医者に行く回だ。
それまでの回で一緒にニューヨークに出たメンバーが悪口で、
「あの子さ、歯が無くない?w」「見た見た!だよねw」
という発言を少女に対して行っていた経緯もあり、
自分は「若いのにもう差し歯なのかな?」くらいに思っていた。
歯が全部無かった
19歳のとき、ペンチで力ずくで抜かれたらしい。
それがアーミッシュ流の歯科治療だったようだ。
もちろん施術者は歯科医の資格など持っていない。
その施術で顎が骨折した人も居たという。
いやその・・・
近代文明最高!!!!
・・・これを見たら歯の一本くらいなんてことないと思ったのだった。
(いや、なんてことは大いにあるのだが)
【セカンドオピニオンが自由診療とは??】
そういえば前回の記事でセカンドオピニオンは自由診療だからヤバいということを書いた。
しかし実際のところ、今回頼んだ別の医者は普通に保険適用だった。
調べてみると、セカンドオピニオンだろうが保険適用で見るところは普通に存在するらしい。
何事も動いてみなければわからないものだ。
そして今通っている歯医者は設備も新しいし、説明も丁寧。
やっぱり歯医者は新しいものを導入しているところに限るのかもしれない。
【歯を大切にね・・・】
ということで一応の解決となった。
皆さんはこんなことにならないよう、歯を大切に、手入れを欠かさないで頂きたいと思う。
歴史上の偉人たちも、虫歯にはかなり悩まされていたと聞く。
三国志の英雄である曹操も、墓から出てきた頭骨を見るにかなりの虫歯だったようで、「頭痛持ちだったという歴史書の記述は虫歯のせいなのでは?」という意見もあるようだ。
徳川家茂なんて、永久歯32本のうち1本は脱落、30本は虫歯だったという。
21歳の若さで亡くなったのは、虫歯による食事の乱れだとも。
ほぼ全部の歯が虫歯なんて、想像すると発狂しそうだ。
やはりタイムスリップなんてするものではない。
もちろん異世界転生もするべきではない。
近代的な歯医者なんて望めないだろうし。
・・・いや、異世界転生ならもしや?
異世界転生のカバー範囲広すぎるだろ…。
~完~