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行動経済学配信を切り抜く

赤月ゆに氏の配信を切り抜いた。

選んだのは行動経済学の本について語った回だ。

サムネが可愛すぎる。

それはともかく、行動経済学
まさに今熱い題材だ。

最近ではイェール大学で助教授を勤め、世間で引っ張りだこの成田悠輔氏が行動経済学についていろいろなメディアで語っていることもあるし、耳馴染みのある方も多いだろう。

個人的には経済学よりも親しみやすくて面白いと思っている。
詐欺に騙されない方法を教わっているようなそんな感覚。
いや、学問として深く学んだことのない凡人の意見でしかないけども。

近年になって、「人間の思考ってホントあてにならんな」ということが多くの人に知られているような気がする。
ファクトフルネスも売れたし、成田悠輔氏やひろゆき氏の影響もあって、
常識を疑う流れが徐々に広まっているような気がする。
とりあえずひねくれた考えをしてるだけの人も増えた気はするけど。

切り抜きの中では、本配信の中から「臓器提供」「雑誌購読」「寄付」「モチベーションについて」を取り上げたが、もうほんとに、人間はあてにならないことに気づかされる。

雑誌購読の実験なんて自分は完全に③を選ぶだろうし、同じコンテンツに紙と電子で1000円払ってるのに得した気分になるだろう。
寄付しなきゃ」と思うのも、調査と同じく個人に対してが強い。
やはり自分は普通の人間だったようだ。

しかし考えてみればVtuberのグッズだって、実際にはそのVtuberだけではなく運営会社の利益にもなっているわけだが(多分)、あくまでも「個人」を強く推し出すことで寄付モチベ上昇効果を最大限に活かしている、ともいえる。

・・・ヤバい。世の中を穿った見方で見るようになっているぞ!


ちょうどさんぽセルの記事でクラウドファンディングについて取り上げたのもあり、これからは寄付に対しての目線が変わりそうだ。

この寄付は個人に焦点を当ててお金を集めてるな…まさか知って…?

みたいな。

知識を得るだけで一瞬で世界が変わってしまうものだなと思う。


そうだ。
元動画で赤月ゆに氏が言っているが、この本は2014年の講義を元にして作られているので、スタンフォード監獄実験のような、現在では再現性がないと言われている実験も載っていたりする。
だが、赤月ゆに氏が言うように行動経済学の入門として、行動経済学の世界観を知るためには良いと思う。

「1192作ろう鎌倉幕府」が「1185」になったのと同じように、一度覚えたことがいつの間にか修正されるのは良くあることだが、こういうのが他にどれくらいあるのか。(鎌倉幕府は今や1180年説すらある。どうしろと)
ドヤ顔で実は既に否定されているものをひけらかした結果、大恥をかく日がいつになるやらだ。・・・怖くなってきた。

知識を多く頭に入れている人ほど、この大変さに襲われると思うと、知識はあんまり覚えない方が・・・とはならないな。うん。

やはり知識が増えるのは良いことだ。

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