【VALORANT】 スペクターデスマッチのすすめ
はじめに
VALORANTにおける撃ち合いの調子を安定させる練習法として、”スペクターデスマッチ”というものを考案しました。この練習法の詳細や効果などについて紹介します。
やり方
やり方は単純で、スペクターでデスマッチをするだけです。遠距離の撃ち合い用にシェリフを持っておいて、シェリフの練習をついでにしてもOKです。
特に効果が大きそうな人
この練習法はだれがやっても一定の効果があると思いますが、特に効果が大きそうなのは以下のような特徴をもったプレイヤーです。
・ハイセンシで調子が安定しない
・置きエイムが苦手
・敵に照準を合わせる前に焦って撃ってしまう
・中距離で無理にフルバーストしてしまう
効果
効果① エイムが丁寧になる
ヴァンダルやファントムとは異なり、スペクターで撃ち合いに勝つためには、近距離では頭に2発、平均的な交戦距離では頭に2発と胴に1発当てる必要があります。そのため、エイムや視線(肉眼)の動きが自然とトラッキング気味になり、一連の動作が丁寧になります。
効果② メンタルが強化される
スペクターデスマッチでは、先に頭に当てても負けることが多いです。そのため、撃ち負けることに対する精神的な耐性がつきます(というか、鈍くなります)。より詳しく言うと、ヴァンダルやファントムの撃ち合いの結果は[勝った or 負けた]であるのに対し、スペクターでは[勝った or 先に頭に当てて負けた(実質勝ち!) or 負けた]と勝ち負けの境界があいまいになるので、勝ち負けにあまり固執しなくなります。
効果③ 距離に合わせた撃ち方が身につく
スペクターは中距離~遠距離になると撃ち合いが極端にむずかしくなるという特徴があります。そのため、距離に応じてタップ撃ちやADS撃ちに切り替えたり、サブ武器のシェリフに持ち替えたりする必要があります。そのような練習を反復することで、実戦でヴァンダルやファントムを使用する際にも自然にそういった意識の切り替えができるようになります。
注意点
スペクターデスマッチに特にデメリットはありません。ですが、以下のような注意点があります。
注意点① エイムが強くなるわけではない
あくまで主目的は安定させること(下振れを少なくすること)なので、強いエイムが手に入る練習法というわけではないです。
注意点② アサルトライフルの練習は別途必要
ヴァンダルやファントムの直接的な練習にはなりません。これらの武器の練習(リコイルコントロールなど)は別途行う必要があります。一方で、当然ですがスペクターの扱いはものすごく上手くなります!
注意点③ ヘッドショットの練習は別途必要
エイムは丁寧になりますが、頭に吸い付くようになるわけではないです。ヘッドラインを意識したり、bot撃ちなどでヘッドショットの練習をしたりする必要があります。
注意点④ 高ランクのプレイヤーと撃ち合う機会は少なくなる
デスマッチはコンペティティブに比べてマッチングするレートの幅が広いです。そのため、調子のいい試合が続くと内部レートが上がり、普段コンペでは出会うことのないような高ランクのプレイヤーと撃ち合うことができます。しかし、スペクターデスマッチでは、調子がよくても内部レートは上がりづらいので、そういった機会は少なくなります。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。記事にまとめてみると、効果が3項目、注意点が4項目で一見あまりよくない練習法のような感じがしますが、そんなことはない(と信じています)ので是非ためしてみてください。
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