切り傷から学んだ体と心をいたわる大切さ
こんにちは、ホロンです。
今日、Amazonから届いた段ボールをカッターで開封している際、誤って左手中指の第一関節あたりを切ってしまいました。
その時は他の用事が重なって慌てており、手元をよく見ていなかったのです。
ほんの1cmにも満たない小さな切り傷だったのですが、血はなかなか止まらず、ジクジクと痛んで他の用事に集中できない…とちょっと苛ついてしまいました。
そのときにふと思いました。
「そもそも普段から、自分の体にあまり意識を向けてなかった気がするな…」と。
僕らは、五体満足で健康に過ごせるのが当然のように思ってしまうフシがあります。
ですが、今回指を切った痛みで、健康で無傷で過ごせるのはとてつもなくありがたいことだと感じました。
今回、焦ってカッターを扱ったことで指を切ってしまったのも、「もっと体を気にかけなよ!」というメッセージなのかもしれません。
今回は小さな切り傷で済んだから良かったですが、下手したらもっとざっくりと肉や神経を抉ってしまっていたかもしれません。
もしそうなっていたら、左中指が使えなくなっていた可能性もあります。
何事も、慣れたと思っている頃が一番事故が起きやすい。
特に刃物を扱うときには、細心の注意を払わなければなりませんね。
日常の一つ一つの動作を丁寧にすることで、体をいたわる心が生まれていくのだと感じました。
また、こうした痛みを通じて思うのは、人は「問題が起きてないように見えるところには意識が向かいにくい」ということです。
傷や痛みがあることで、初めてそこに意識が向かいます。
そしてこれは物理的な痛みだけではなく、心の痛みに関しても同様だと思っています。
一時的な快楽で心の痛みをごまかすのは簡単ですが、それは臭いものに蓋をしているだけで根本解決にはなりません。
むしろ、じっくりと自分の心に湧き上がる不安や感情を内観することが必要なのだと思います。
こうした「痛み」が学びや気付きをもたらしてくれることもある。
そんなことを感じた1日でした。
それでは、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。