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障子を張り替えて当事者になることへの意識を持つ

こんにちは、ホロンです。


今日は障子の張り替えを行いました。

父に手伝ってもらい、家の障子14枚を一気に貼り替えました。


「2時間くらいで終わるかなぁ」とのんびり考えていたのですが、実際にはこんな工程が必要でした。

  1. 枠を敷居から外す

  2. 古い障子紙に水をつけてふやかす

  3. 古い障子紙を破って外す

  4. 枠を雑巾で拭く

  5. 障子のりをつける

  6. 新しい障子紙を貼る

  7. はみ出た障子紙を切る

  8. 枠を元の位置に戻す

この作業をひたすら繰り返し、気づけば3時間半が経過。

ようやく全ての障子を貼り終えました。


いやー、思った以上に時間がかかった…

しかし、破れていた障子紙がキレイになり、年末に向けた準備の1つを終えることができました。


そういえば、昔は1人で丸一日かけて貼り替えていたこともありました。
2人でやっても、2時間では到底終わりませんね。


子供の頃は、障子紙を破くのが楽しくて何回も破っては怒られた記憶があります。


今ならその理由がよくわかります。


障子紙はそれなりに値段もしますし、何と言っても貼り替える手間がものすごい。


1枚貼り替えるだけで20分近く時間がかかりました。


子ども時代の僕はそんな苦労も露知らずでベリベリ破ってしまうのだから、そりゃ怒られます。


ただ、子どもってああいうのは破きたくなるものなのですよね。ある程度はしょうがない部分もありますが。


今回の経験を通して、改めて思いました。

「やってみる立場にならないとわからないこと」は本当に多い、と。


例えば、プロ野球の試合を見ていて、
「なんであんなボール球に手を出すんだ」
と思ってしまうこともあります。

でも、実際にバッターボックスに立つと、ボールの速さと重さ、それを打ち返す選手の技術の凄さに驚くでしょう。


ギターを演奏動画を見て「簡単そう」と感じても、いざ演奏する立場になったら、指を高速で動かすのがいかに難しいかわかります。


文章を書くときも同じです。

「ここはもっと良い表現ができるだろう」と思っても、いざ自分が書いてみりと全然思うように書けないことなんて、日常茶飯事です。


やはり、当事者になって初めて見える景色があるものです。


外野から意見を言うのは簡単ですが、実際に行動を起こす人は非常に少ないですよね。


それだけに、当事者の苦労や努力を少しでも想像できるようになることが大切だと感じます。


僕自身もまだまだですが、想像力を鍛えて、相手の立場に立った言葉をかけられるようになりたいと考えています。


それでは、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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