青白ムーナゼータ徹底解説
こんにちは!ホロ研のよだんPです!
まずは記事をご覧いただきありがとうございます。
この度、私たちホロ研の調整メンバーである「のぉねぇむ(@Noname_SEP)」が10/13開催のブルームカップDX in秋葉原で見事5-0でプレイマットを入手出来た記念に解説記事を執筆しようと思います。
『青白ムーナゼータ』(以降は『青白MZ』)のリストを見た方の中には《ベスティア・ゼータ/Buzz/HP200》のギフトV.7による運勝ちデッキに見えた方もいるかもしれません。
もちろん、奇数が出たゲームは全て破壊します。
しかし、このギフトは『青白MZ』の本質ではなく、対戦中に一度も奇数が出なくても十分に勝つことの出来るデッキになっています。
『青白MZ』の強みはホロライブカードゲームの基本に基づいたものになりますので有料部分ではこちらについて詳しく解説していきます。
また比較のために無料部分では環境トップデッキの考察をしていきます。
ここを抑えていないと、『青白MZ』の強みを理解するのは難しいので、始めたばかりの方や勝率が安定しない方には無料部分だけでも学びがある記事になっているかと思います。
是非最後までお付き合いください!!
はじめに
無料部分はホロライブカードゲームが先行ゲーだと考えているプレイヤーには必ず読んで頂きたいです。
このゲームを先行ゲーと思考を放棄するのは本っっっっ当に勿体ないので絶対読んでくださいね!!!
『青白MZ』についての詳しい解説は全て有料になります。
有料部分では4つに分けてそれぞれ解説していきます。
『青白MZ』の強み/環境トップデッキとの比較
各カードの採用理由&採用枚数
環境トップデッキとの相性・ゲーム進行
それでは対戦よろしくお願いいたします。
ホロライブカードゲームの重要な要素
ホロライブカードゲームでは3つの要素が重要視されます。
Bloomの安定性/再現性
エール加速
後手でも勝てる構築か否か
このうち、最低2つをクリアしている構築が安定した勝率を出すことができます。
ブルームカップでも全勝したすべての構築が最低2つをクリアしています。
ブルームカップ全勝者の分布
『Promise』8(【七詩ムメイ】6/【かなた】2)
『かなた単』2
『3Cpromise』1
『ポルカ単』1
『AZKi単』1
『青白MZ』1
全勝者の分布はこうなっており、この記事ではこれらを”安定した勝率が出せる環境トップデッキ”として考察していきます。
Bloomの安定性/再現性
Bloomの安定性といえば『Promise』の《七詩ムメイ/1st/HP100》が真っ先に上がります。
このカードは他のDebutか1stをサーチ可能で、同名サーチも出来るため1枚引けてしまえば全ての《七詩ムメイ/Debut/HP90》が1stになれます、その上で追加1枚サーチが可能という安定性を著しく上げる効果を持っています
ほんとにこれはずるいです。
また『かなた単』や『AZKi単』『ポルカ単』など、ブルームカップ全勝者のデッキの全てがここをクリアしています。《七詩ムメイ/1st/HP100》のようなテキストを持つ1stはなくとも、同名にBloom出来る1stを8枚以上採用し安定性を上げています。
単構築が結果を残していることから複数種類のホロメンを採用することはBloomの安定性を大きく落とし、安定した勝率が出しづらいことが分かります。
エール加速
エールを付ける行為はこのゲームの重要な分岐点であり、負けた対戦は概ねエールの振り先が悪いことがほとんどです。
ホロライブカードゲームでは、エールの加速手段は大きく3つに分かれます。
・ターン開始時のエールフェイズ
・ホロメンが倒れた際のライフからの供給
・能力による供給
そして、相手を早く倒すには、エールを多く付けて、打点の高いアーツを使用することが近道になります。
『Promise』の《オーロ・クロニー/1st/HP120》
『AZKi単』推しホロメンの【AZKi】
『ポルカ』の<座員>
など、『かなた単』以外がここをクリアしています。
2ndのアーツは基本的には3エール以上要求され、2ndをメインで戦うデッキではエール加速の手段の有無はゲームを大きく変えるパワーがあることが分かります。
後手でも勝てる構築か否か
相手のライフを先に削りきった方が勝ちのゲームで、自分の1stホロメンで相手ホロメンを倒せない場合、後手側が先手を捲くることが非常に難しくなります。
後手で勝つためには
・ライフ6の重要性
・1stでの戦闘力
こちらの2つの要素が特に重要になります。
この2つについて詳しく考察していきます。
ライフ6の重要性
まず皆さんに考えて頂きたいことがあります。
ライフ6の推しホロメンとライフ5の推しホロメンが対戦した際、開始前に後者が前者に対してライフ1枚差というハンデを背負ってゲームを開始します。
この時、推しホロメンのライフ差で先手後手にかかわらず、自分は相手のライフを1枚削った状態でゲームがスタートすると考えて良いでしょう。
もちろん、【七詩ムメイ】や【キアラ】など一部の推しホロメンは実質的なライフは6以上になりますので例外です。
もし自分が後手でライフ5の推しホロメンを使用し、対戦相手が先手でライフ6の推しホロメンを使用していたとします。
その場合、ゲーム開始時点で既にライフ差が1の状態でゲームを開始します。
そして、仮に先2でホロメンが1人でも倒されると自分の後手2ターン目開始時点でライフ差は相手6に対して自分4となり、ライフ差が2になります。
これでは先行ゲーと思えるのは当然かと思います。
また、仮に『青白MZ』のミラーマッチだとしても、
ホロメンが倒れる=ライフが削れる=エール加速
とも言い換えられますので、先にホロメンが倒される後手は相手より1枚多くエールを活用でき、逆転の糸口が見えてきます。
そしてもう一つ、後手の最大のメリットがあります。
それは、<Limited>を最初のターンで使えることです。
これにより、先手より遥かに安定してDebutを展開できるので、今後有利な展開に持ち込みやすいです。
この点においては
『AZKi単』
『ムメイPromise』
『ポルカ単』
この3デッキがクリアしてるといえます。
やはりライフ5と6の差は大会結果からも明らかです。
1stでの戦闘力
お互いライフ6のデッキを使っていても、自分だけ1stホロメンで相手ホロメンを倒せない場合、先手3ターン目終了時点で6:4でライフ差が2になってしまい、結局捲くり返すことは難しいです。
また、相手の1stホロメンを倒せないことで今後2ndまで成長させてしまい、HPが高くなったセンターホロメンを倒すために更なる労力が必要となるリスクもあります。
『Promise』には《IRyS/1st/HP110》
『ポルカ単』は《ポルカ/Buzz/HP240》《ポルカ/1st/HP110》
これらがしっかりと2ターン目に相手ホロメンを倒すパワーを持っています。
『かなた単』はさらに凄く、《天音かなた/Debut/HP90》に《天音かなた/Debut/HP60》<石の斧><うぱお>を合わせることで、
40+30+20+10=100点となり、後手1ターン目でHP100までの相手ホロメンを倒すことが出来ます。
また、《天音かなた/1st/HP100》のBloom時30ダメージや【天音かなた】のSP推しスキルなどを組み合わせることで、後手2ターン目で相手ホロメンを2人倒すことも可能になります。
『AZKi単』も上手くいけば後手2ターン目で相手ホロメンを倒す事も出来ますが、『AZKi単』の強さは高いHPラインからの特攻込みの高火力連打になりますので、この要素が欠けていたとしても結果を残せたのかと考えれます。
ここまでのまとめ
ここまでが環境トップデッキの簡単な考察です。
やはり、『Promise』は全ての要素を高水準で持っており、環境の覇者の風格を感じます。
また『かなた単』は早速使ってみたところすごく良いデッキでした。
使用され、結果を残された2名の方、本当におめでとうございます!!
しかし、良いデッキだからこそ、この構築にたどり着けなかったことがめちゃくちゃ悔しいです。
『かなた単』を自分たちが使うかはともかく、構築にたどり着けていれば、
対面練習の時間を作り、勝ち筋の追い方を考察が出来ていたはずです。
ホロ研内にも、『かなた単』を知らずにブルームカップで負けてしまったメンバーがいたので、もしたどり着けていたらもう少し多くの仲間を勝たせることが出来たと思うので、本当の本当に悔しいです。
このまま他のデッキの開拓が進めばもっとおもしろい環境になりそうですね。
楽しみです。
それでは、このまま『青白MZ』の解説に移りたいところですが、、、
ここから先は有料になります。
『青白MZ』は現状のアーキタイプのなかで最も難しいデッキだと思います。
ただ、使いこなすことが出来れば苦手とされている『かなた単』にもしっかりと勝ち切ることが出来ます。
とても難しい『青白MZ』ですが、皆さんご安心ください。
有料部分を読めば必ず理解を深めることが出来ます。
是非ご購入くださいね!
またYouTubeで解説動画もアップを行うでのそちらもご視聴ください!
こちらは無料で見れます!
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