パレート分析で思い出した「世界がもし100人の村だったら」
今日は「パレート分析」を学びました!
学びのアウトプットを、今までの要点メモ型から少し変えていこうと思います。
<勉強に関する悩み>
知識を拡げ、自分の脳力を少しでも高めるために始めた「グロービス学び放題」。
4月から開始し、2ヶ月以上継続。カリキュラムは着々と進んでいるものの、最近抱えているモヤモヤ。
「本当に学びが身についているのだろうか?」
コンテンツは素晴らしいので、問題は間違いなく勉強法。
適切な「アウトプット」ができていない!!これに尽きるかと・・
リスペクトする友だちママに相談したところ、とても有益なアドバイスを授かりました!!
・言葉や単語ではなく、イメージで認識する・覚える
・何かと突き合わせてインプットすると思い出しやすい
わたしの最大の関心事は、他ならぬ娘なので
学んだことを子育てや身近なことに関連付けていこうと思います!
<今回学んだこと>「パレート分析」
パレード?パレート?お恥ずかしながら、初めて聞いた言葉でした・・
全体の中で上位に当たる一部の要素が、全体にどれくらいの割合を占めているかを見る分析
意味を見ると、どんな分析かイメージできそうですね。
ちなみになぜ「パレート分析」かというと、イタリアの経済学者のパレートさんが提唱した理論だからだそうです。
(よくあるネーミング背景)
「20:80」の法則
顧客の上位20%で売上の80%を占めている
「30:70」の法則
営業担当の上位30%で70%の粗利を稼いでいる
「パレート分析」という言葉は知らなかったけど、これらの法則は聞いたことある!という私みたいな人は結構いるかも?!
<分析の手順>
(1)構成要素を大きい順に並べたグラフを作成
(2)それらの累積量を示す折れ線グラフを作成
(3)上位の要素が全体に対し、どれくらいを占めているかを見る
<ビジネスにおいて、どんな場面で利用する?>
(例)売上や利益に貢献している自社の製品や顧客を把握し、マーケティング、営業戦略の作成、資源配分の見直しに活用する
(例)トラブルの原因のうち主なものを見極め、費用対効果の高い解決先を打つ
「限られた時間の中で、限りあるリソースをどこに投下することが、最も効率よく実績を出せるか」
また「重要なものから処理する」、「改善感度の大きいものから解決する」ために、パレート分析は有効そうですね。
<留意点>
・企業や業界によっては、10:90などの数値となる場合もある
・正確を期すのであれば、実データに基づき実際にパレート分析をする
・小さな要素だからといって機械的に切り捨てない
→ニッチな商品をコスト負担少なく収益化するビジネスモデルも
(デジタルファイル化された動画や音楽)
パレート分析を一通り学び、ふと思い出した随分昔の著書
「世界がもし100人の村だったら」
2001年に出版された本、そのとき高校生だった私は衝撃を受けました・・
「今朝、目が覚めたとき
あなたは今日という日にわくわくしましたか?」
こんな語り出しから始まり、シンプルな絵と数字で、ページごとに表現される世界でおきている事実。
Of the wealth in this village,
6 people own 59%,
- all of them from the United States -
74 people own 39%, and
20 people share the remaining 2%.
「すべての富のうち
6人が59%をもっていて
アメリカ合衆国の人です
74人が39%を
20人が、たったの2%を分けあっています」
Of the energy of this village,
20 people consume 80%, and
80 people share the remaining 20%.
「すべてのエネルギーのうち
20人が80%を使い
80人が20%を分けあっています」
これ、今日学んだ「パレート分析」ですよね?!
ビジネス上の戦略や施策のための分析はもちろんのこと、
事実をより具体的に把握する・伝える上でも重要ですね。
「エネルギーは、世界中の人で分け合っている」よりも
「すべてのエネルギーのうち
20人が80%を使い
80人が20%を分けあっています」と示すほうが
今起きていること→そこから予測できる状況・課題へと
思考が発展していきますね。
余談ですが、私はいつか母になったとき、この絵本を自分の子どもに読み聞かせようと心に決めていました。
移住から1年たっても未開封だったダンボールの中で眠り続けていたこの絵本。昨年末の大掃除のときに再会!
その日早速読んでみたのですが
3歳の娘への読み聞かせには、まだ早かったようでした・・(笑)