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*結婚を祝福する究極の花贈りの裏ワザ

コンピューターの普及により「リセット文化」が広まった影響か、最近の日本でも、離婚率は20%を超えています。しかし、この扉をたたく勇気あるチャレンジャーは後を絶ちません。

少子化の進むわが国では、結婚を素晴らしいものとして盛り上げ、離婚に踏み切ろうとした時に踏みとどまるように「防波堤的な思い出」を作ることが、花屋としての対少子化対策に対する社会貢献というものでしょうか?

結婚のお祝いは「現金が一番」というリアルな方もいらっしゃいますが、それでは人生あまりにも、淋し過ぎます。「物より思い出」というどこかのCMのコピーもありました。結婚祝いの花贈りのシチュエーション別の秘策をご紹介いたします!

☆最後の晩餐を祝う花
結婚される方より、ご両親と親密な場合や家族ぐるみ的な交際の場合は、結婚式の行われる前週の週末に、ご自宅にお花をお届けする方法がBESTです。(ただし、仏滅は避けてください)結婚式の前週は家族全員で過ごす最後のチャンスです。いわゆる「最後の晩餐」です。この時に、お花を飾っていただいて、楽しく団欒していただければ、こんな気の利いた「華」の添え方はありません。ご家族の思い出を倍増させること請け合いです。

前週と申しましたのは、切り花であっても1週間くらいは綺麗ですから、結婚式の当日までは綺麗なお花が「華」を添えてくれます。花の日持ちの問題もありますので(結婚式の前に枯れてしまうのは避けたいですので)、花屋さんにシチュエーションを相談して、到着日やお花の種類のアドバイスをもらうことをお薦めいたします。

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☆結婚祝いの花贈りで一生の思い出を創る
結婚式の当日にお花を贈っても、新郎新婦はそのお花を見ることもほとんどなくて、結婚式→披露宴屋→二次会と追われて行きます。ホテルで披露宴をなさる場合は勿論、ホテル以外で結婚式をなさる方も、当日の夜はどこかのホテルに宿泊されるのが常です。事前に、そのホテルのお泊りになるお部屋に、お花をお届けしておく訳です。このようにホテルの部屋に飾るお花を、業界用語で「部屋入れ」と云います。このお花の形態はアレンジメント(盛花)です。この場合は、新婦のお好みやイメージを考えてお花の種類を決めて下さい。なぜなら、主役はあくまでも女性です。男性はどうでもよいのです。素敵なメッセージもお忘れなく!


私もこのようなコンセプトで、お花を贈った経験がありますが、その家に遊びに行くと、その友人の話では、他の友人よりも良いクラスのワインがもてなされて、お料理も2~3品多いとのことです。

また、或る広告代理店に勤めている知人が、取引先の女性の担当者の結婚祝いにこの方法を用いたところ、彼女がハネムーンから帰って出社するなり、プレゼンして懸案になっていたキャンペーン企画の採用OKの電話があったそうです。この方法は、かなりポイントを稼げます。


☆花で新婚生活を盛り上げる
職場の同僚などで、披露宴に呼ばれるほどの付き合いではないが、お祝いに皆でお金を出し合って数万円になることがありますが、こういう場合に喜ばれる花贈りは、月に一度お花をお届けすることです。女性というのは、自分たちの新居を綺麗に飾りたいという願望(本能?)が強いようでして、この方法も間違いなく喜ばれます。「明るい家庭に福来たる」というところでしょうか。

初回は、ハネムーンから帰ってこられた翌日の午後が、一番良いタイミングです。お届けした当日の夕方にその花屋さんに電話をさせ、今後の予定を相談させたらよろしいかと思います。花(華)のある新婚生活を盛り上げてくれるのですから、気の利いた友人ならではの素敵な花贈りだと思います。


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