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アメリカ留学?オーストラリア留学?どっちがいい?

私はアメリカの大学とオーストラリアの大学両方で勉強した経験があります。

今回は私の視点からアメリカ留学とオーストラリア留学の違いをお伝えします。私の経験からの意見なので悪しからず。

まず、高校卒業で渡米。アメリカはワシントン州の田舎の大学に行きました。なぜ渡米? 実はあまり覚えてません(笑)。高校の時に環境学を勉強したいと強く思った時に留学をすでに考えていました。そして留学=アメリカという漠然とした考えから渡米を決意。私の高校は「国際科」と言って国際関係や言語(特に英語)を中心に授業を行っていた学校ということもあり、米国大学に留学する人も結構いたんですよね。だから、「私もアメリカで」と思ったのかもしれません。もっと他の国の留学情報を知っておけばよかったなぁと今は思いますが。

前置きはここら辺にして。。。。

まずアメリカ大学とオーストラリア大学の授業の違い
・グレードのつけ方
これは、結構な違いがあるな、と思うところ。まず、アメリカではテストや課題60%取れていないとフェイル(落第)が多いです。最低限の事をやっていても点数が取れていなかったらフェイルになることも。あと出席もちゃんと取るクラスが結構ありました(3、4年生のクラスは特に)。欠席が続くとグレードに響くこともあります。
オーストラリアはどうかというと、フェイルは少ないですね。勿論ちゃんと勉強してなきゃフェイルにはなります。最低限の事をやっていればフェイルは間逃れる。しかし、デェフィニション(米国ではA)という成績をとるのがアメリカより非常に難しかったです。与えられた事以上の事をやってやっとディフィニションがもらえます。例えば与えられた課題でも教えられた事以外のプラスαをリサーチしたり、実験をしてみたり。
パスするのはオーストラリアの方が簡単なので、オーストラリアの方が呑気な学生が多い印象。アメリカ大学で呑気にしていると留年を繰り返し4年で終わらない人も。
・修士号(undergraduate)の取得の年数
アメリカはどの学部も大体4年。メディカル系は勿論もっと長くかかりますが、ビジネスにしろサイエンスにしろ4年で習得できます(留年がない限り)。
オーストラリアの大学は学部によります。3年の修士号もあれば4年かかるのも。
これは大学や学部にもよりますがアメリカの方が知名度がある大学が多いです。やりたい事がしっかり決まっていて、それを突き詰めたい!という生徒さんには(特に研究系)アメリカをお勧めします。

大学生活の違い
・フラタニティ、ソロリティ
アメリカ映画でよく見られる、フラタニティやソロリティ。実際に本当に存在して、私の大学は田舎にあったからなのか、彼らの存在は結構大きかった気がします。パーティーシーンも勿論ながら、あのフラタニティの人達は嫌いだ、好きだ、このソロリティの子達はいい人が多い、など、ラッテルを自分たちに貼っている感がすごかった。
オーストラリアにはこの制度は存在しません。
・スポーツ
アメリカで衝撃を受けたのがスポーツシーン。本格的すぎてビックリ。大きな総合大学なら絶対と言っていいほど大学のアメフトスタジアムを持っています。日本の野球球場並みにしっかりした建物で初めて見た時は目を疑いました。アメフト選手のほとんどは選抜で授業料払っていない生徒ばかり。何のための大学なんだかちょっとわからなくなりますよね。ホームカミングゲームでは町全体でお祝い。日本育ちの私からしたらちょっと理解できない光景でした。
オーストラリアの大学はどちらかというと高校のクラブ活動的。遠征試合もありますが、アメリカの様にテレビで報道されたり町全体で盛り上がる様な事は一切なし。スポーツでのスコーラーシップもほアメリカに比べたら少ない様です。
・留学生の割合
アメリカは大学が沢山あり、それぞれの大学に色があります。私が卒業した大学は保守的な場所にあったのか、そこまで留学生がいなかった気がします。都会の学校だったらもっと留学生がいたでしょうね。去年の時点で私が通ったワシントン州立大学は留学生の割合が全体の7%。
私が住む地域で一番大きな大学、クイーンズランド大学では留学生の割合が30%以上。私が行った大学院では一緒に受講していた生徒の70%が留学生でした。

今はオーストラリアに住んでいますが、アメリカの大学にいったことはとてもいい経験になってます。後悔はゼロ。ただ高校の時にもっと情報収集をすればよかったな、と思いました。今は私が留学した頃と違ってインターネットで沢山の情報が集まる環境。これから留学する(特に長期)の人は是非勉強環境だけではなく大学生活環境についても情報も得られたらいいと思いますよ。
私の今回のブログも必要な人に届いて欲しい。

アメリカ大学時代の学生カードが出てきました笑懐かしいーーーー

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