古本屋のつれづれ日記archive-2021年1月の日記(1)
ブログから日記を転載(10)
1月某日
2021年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年はどんな年になるだろうか。
新型コロナウィルスという未曾有の危機にさらされた2020年、年が変わってもまだ続くというか解決の糸口が全く見えない状況なので、ひたすら地道な感染防止に努めるしかない。
イベントもどうなるやら、先が見えないのはしんどいけどこれも天の采配と考えるべきだろうか。
毎年恒例の家族の新年会も極々小さくやることになった。10人→6人なのでほぼ半分、しかし料理は毎年ほぼ同じで、それを楽しみにしてくれるから作り甲斐があるというもの。
NHK「きょうの料理」のおせち特集で見たワタナベマキさんのレシピが良かったので挑戦することにして、後はオーブンにお任せのお手軽なパーティメニュー。お正月&クリスマスの料理の記録ノートを見ていたら、昔はずい分と張り切って作っていたなあと思う。
今や黒豆も炊いてないし、こうやって人間は堕落していくのかもしれない。
新聞のテレビ欄をチェックする。「逃げ恥」のスペシャルに「教場2」に、年末にデッキのHDD容量をしっかり空けたつもりだったがどうも心もとない。
気になる番組は録画が一番なのだけど、結局消すことも多いからなあと毎年埒もないことで頭を悩ませている。
テレビといえば、昨年の紅白歌合戦どうでしたか?見ましたか?
どうでもいい話題ではあるけれど、2019年の日記にも紅白についてグダグダ感想を書いていたので、記録として書いておく。
もはや紅白が男女の対戦だという本来の意味がどこかに行ってしまってるし、歌合戦というのは急ごしらえの余興があるから成立するのだなあと実感。
無観客開催で歌手の方はやりにくそうだったが、画面のこちら側は同じな訳でむしろ会場に観客が入っていると生で見ている席との温度差があるので、今年はすんなり楽しめた気がする。
Official髭男dismのイヤモニの調子がいまいちで前半心配したが、後半それを諦めて本来の歌唱に戻したのはさすがだった。
あとねー、ユーミンのバックコーラスに佐々木久美さんがおられたのに感激。そうなのよ、そういうのが見たいわけよ。
一応説明しておきますが、佐々木久美さんはボイストレーナー兼コーラスのプロ、SMAPの楽曲のコーラスや山下達郎のバックでよくお姿を拝見していたのだ。ちょっと泣きそうでした。
1月某日
Facebookが〇年前はこうでしたよね?と相変わらずお節介をかましてくるのだが、そう、2020年は「サークルドイツ展」があったんですよ。もう一年経つんだよ、早いねえ。
「サークルドイツ展」は、2020年1月11日~18日に開催した展示で、地元で44年以上活動している少女マンガサークルの出版物と生原稿を展示したもので、会期中たくさんの方にご来場いただきました。その節はありがとうございました。
後日談があって、展示の新聞記事を見られた広島県立図書館から寄贈の打診が年末にあったのです。
会長が図書館に会誌を納品に行ってくれて、その後コロナの影響で図書館が閉まってしまったのだけど、閲覧は出来ないみたいで、どうも瀬戸内地域の資料として収集されているようでした。長い間続けていると不思議なことがあるもんだ。これで未来?に残るかもしれないわけで、展示をやってよかったとスタッフ一同しみじみ喜びました。
1月某日
あいみょんがいい。唐突ですみません。
とにかく、あいみょんが好きなんです。ドラマ「私の家政夫ナギサさん」は見ていなかったのですが、主題歌「裸の心」をフルでラジオで聞いてから、今私の中であいみょんがキテおります。
キテるってなんだよ、誰がいつどこに来るんだよ。まあいいや。「君はロックなんか聞かない」も良かったな。
今の日本の音楽界って、言っちゃあなんだがベテランというか昭和な年代の人たちが未だに幅を利かせていて、もちろんそれはそれでいいんだろうけれどこれから先の音楽業界をしょって立つ屋台骨になりうるアーティストをこちらはずっと待っていたわけですよ。
これだけ多様化した時代だから、世代ごとに好きな音楽のジャンルがあってアーティストがあるわけだけど、そもそも歌って人の心を揺り動かす何かだと思う。
音楽もビジネスの一つだから、まぎれもなく消費されてしまうのだが、消費されても色あせない普遍的なものがずっと後世に残っていくんだろうと。
あいみょんといえば、高松の古本屋「なタ書」さんにふらりと現れて、店主の藤井氏に説教されたという面白いエピソードがあって
藤井氏は彼女のことを知らないので「音楽では食えないから何か他の仕事もせんにゃあ」みたいなニュアンスで言ったらしいけど、全国ツアーの真っ最中だったからね、しかも全公演ソールドアウト。
その話をMCでしたらしい。いいなあ。
NHKBS「SONGS」の再放送をたまたま深夜に見ていて、バックにベースの隅倉さんがおられるのを発見。また似たような感想で申し訳ないのだがこういうのが本当にあたしゃ嬉しい。音楽ファン冥利に尽きる。
1月某日
確定申告が嫌だ。好きな人はいないと思うけど、これは避けては通れないことなので、毎年さっさと済ませたいのに結構時間を費やしてしまう。
うう、数字って残酷ね。
9日~31日まで、呉市立美術館にてミヤタタカシさんの個展が始まるらしい。
オリジナルのトートバッグも販売されるので、よかったら足を運んでくださいね。なんと入場無料なのです。
首都圏1都3県に緊急事態宣言が発令。遅すぎるような気がするけど、今回は学校も休校にしない方針とのこと。親にとって学校や幼稚園保育園が閉まってしまったら、本当に大変で家庭によっては生活できない状態になりうる。それにしても飲食関係で働く人たちは不安だろうなあ。これで効果が出ればいいのだけど。
(2)に続きます(たぶん)
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