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古本屋のつれづれ日記archive-2019年5月

ブログから日記を転載(1)

ブログから過去日記を毎日転載することにしました。
少し前のことなのに、色々と思い出されますね。

5月某日
店内プチリニューアルの話。
少しでも本を置くスペースを作らねばと思い、以前棚を制作してくれたKさんに棚を増やす相談をしたところ、なんと転勤が決定したとのこと。店まで来てもらい、採寸を元に棚の図面と部材を割り出してもらう。ありがたい。
ここにきて初めてのDIYとなった。今までもキットを組み立てたことはあったものの、材料から揃えたことは一度もない。
家人を伴い、ホームセンターを見て回り結局自宅近くの店で揃えることにした。Kさんに引いてもらった図面通りに木材を切ってもらう間に、色々と工具なども物色。使いやすそうな工具とねじなどを買って店に行き、四苦八苦しながら棚を組み立てた。
壁際の棚は難なく作れたが、突っ張り式の柱を立てる方はジョイントの寸法を考慮しなかったため、若干不格好になってしまった。
家人に文句もいえず(ありがとうございます)、このままでいくしかないと早々にあきらめる。
GWが終われば、「洞雲寺マルシェ」準備に取り掛からねばならない。
今月は知人の結婚式にも招待されていたり、月末からは「カジル横川古本市」が控えている。
どれも無事に終わりますように。


5月某日
「洞雲寺マルシェ」も無事に終わり(皆様ありがとうございました)、マママルさんに精算をしてテントなどを返そうとしたら
7月に出店のオファーをいただき、それまでしばらくお預かりすることに。
マママルさんにはいつも助けていただいてばかりで、申し訳ないやらありがたいやら。


そうこうしているうちに知人の結婚式。

新婦のかわいらしいこと!一年前には本人も想像つかなかったに違いない。おめでとうございます。

護国神社で挙式のあと、比治山近くの料亭で披露宴。
両家のご親戚と新郎新婦の会社関係友人併せても30人ほどのこじんまりした宴は、終始なごやかでこころ温まるものだった。


お隣は横川のギャラリーカフェ「カモメのばぁばぁ」オーナーのリリさん、お向かいは新婦のご友人で某大学図書館司書の方で色々と楽しい話を聞かせてもらった。
リリさんはいつも芸術家ぽい不思議なファッションの方なのだが、さすがに結婚式では黒のトップに下はふわっとしたシフォンのスカートという正装。パールのピアスと黒のパーティーバッグがポイントというこなれた出で立ちというか、全身からにじみ出てくる雰囲気が!あのように年を重ねたいものだ。

5月某日
今月の句会報→http://riri28.blog72.fc2.com/blog-date-20190516.html
欠席投句であったが、見事一等賞!やったね!非常に喜ばしい。
今月のお気に入り→朴の花みどり子の爪小さくて

5月某日
「カジル横川古本市」の準備も佳境。週末にはいよいよ搬入。店を休んで準備をしなければならないのは痛いが、だからといって店売りが芳しくなければ凹むだけなのであきらめる。あきらめることが多くなった3年目である。


広島市内の親戚のマンションに立ち寄り、車に戻った瞬間、目の中にイカスミのような真っ黒い影が飛び散った。
ゴミでも入ったかと思ったが、黒いもやっとしたものはそうではないらしい。
近くの駐車場に車を止め、しばらく様子を見る。影は、黒い点となって見える。これが飛蚊症というものか。
その日は作業を中断し、自宅に戻った。

5月某日

眼の調子は相変わらず芳しくない。眼の方もだが、準備中に右足の小指をしたたかに打ってしまい、そちらも気になる。
どうしても煩わしいのでかかりつけの眼科で診てもらうことにした。
診断は、網膜穿孔。放っておくと網膜剥離になったかもしれないとドクターに脅される。
レーザーで治せるとのことで早速施術をしてもらうことになった。手術代はかなりイタイが、網膜剥離になれば数か月動けないことを思うと受け入れるしかない。
続いて整形外科にも診てもらう。こちらは小指の骨にひびが入っているらしい。
踏んだり蹴ったりとはこのことであるが、もっと大変なことにならずに良かったと思うしかない。
メールで家人に報告。同情されてしまった。


5月某日

催事の前日に古本市の搬入と設営を終えてひと安心。毎回Kに手伝ってもらう。
最初は不慣れなことも多かったが(何しろこちらも催事初心者)、今はさくさくと準備をしてくれるので非常に助かっている。いつもありがとう。
初日は「古書あやかしや」さんとレジ当番。ここぞとばかりに色んなことを教えていただく。
キャリアも長く博識な方で、本の値付けなど参考になることが多々ある。
催事に出るとこういった同業者同士の情報交換が出来るのが素晴らしい。
カジルの出足はまあまあ。今回はフレスタさんに近い場所で好立地といえる。
買い物客にターゲットを絞り、文庫とビジネス実用書をメインにしたことが良かったようだ。
うちのワゴンの反対側は、「本と自由」さん。アート系が多く、さすがの品ぞろえ。
設営の時に来ていた息子さんが可愛かったなあ。

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