日記┊2024.7.29~8.4
2024/07/29(月)
なんかあったっけ?
2024/07/30(火)
一週間ほど費やして精神が少しずつ回復してきた。なにやっても虚しいならなにやってもいいね。
千葉雅也さんの『意味がない無意味』を読み始めて、僕の虚無感の経路ってたぶん、無限に意味が過剰=無意味だったんだろうなあと整理できた。この「意味がある無意味」が思考で、反対に「意味がない無意味」は身体の領域にある。考えすぎて行為がストップしちゃうのって、なるほど「意味がある無意味」の過剰な有意味に絡めとられちゃってたんだなと膝を打った。
2024/07/31(水)
夕方に起きて、どうも寝た気がしなくって、小説も進まずYouTubeみたり晩ご飯をつくったりしていた。ししとうって今まで食べてこなかったけど、意外と好き。味はよくわかんないけどなんか食べたくなる食感、ししとう。名前もいい。生で食べてみたら辛いピーマンだった。調べたらししとうってピーマンや。
2024/08/01(木)
朝方のスーパーを歩くのって楽しい。開店すぐだったので、店内にパンの匂いが漂っていた。赤唐辛子、茄子、惣菜いろいろ、コーヒー、トイレットペーパーを買った。
公募の締め切りが迫ってきた。ともかく今週末K先生に会うため、切りの良いところまで書き進めておきたい。メンタルは持ち直してきたけど、どうもだるくってベッドに倒れていた。
2024/08/02(金)
眠くてベッドから離れられない。ちょっと修正点があったので小説のこまごまとした書き直し。ペース上げないとやばい。
映画館いこうと思ってたけど寝ちゃった。
2024/08/03(土)
の子さんの花火大会配信をみていた。毎年、の子さんの配信でしか花火をみてない。
2024/08/04(日)
活力が戻ってきた。
K先生と駅で待ち合わせをしていたので、時間まで喫茶店で執筆。ストロベリーパフェとアイスコーヒー。たばこの匂いが服についちゃった。
外に出た途端に雷雨。先生と落ち合い、レストラン街の鰻屋へ。世間話ってムズいね。自分の好きな話しかできない。腕のリスカ痕みられて、「痛々しいですね。まあ、生き延びてください」と。「腕どうしたんですか」じゃなくてよかった。
小説の語り視点の話。大学生の作品でも一人称単一で、一本調子になりがちらしい。もっと読者を混乱させるくらい視点や人称、時系列を切り替えてよい、と。昔書いたパンデミックものの群像劇を褒めてくださったのは、そういう文脈もあったのかもしれない。そしてまた、叙述トリックのような手法はミステリの専売特許ではなくて、純文学でも用いられてよいとのことだった。一人称視点によって読者に与える情報をコントロールする。いま書いてるのもどうも一本調子になりがちなので、終盤でもう少し捻りを加えてもいい。締め切り間に合うのか……?
食べ終わって、そのまま伊勢丹のカフェに入った。窓外に京都タワーが見渡せる店。書きかけの小説を先生に渡した。京都タワー下の温泉の話題が出てついハッテン場のこと話したら、案の定、猥談(?)の流れんなってウケた。学生だったらぎりセクハラだよね。まあいーんだけど。九月にどこか行きましょうかとまた誘ってくださって、たいへん有り難い。
そろそろバイト辞めて新しいとこ探さないとね。来週ぜんぶ終わらせるぞう。