今日もいい日だった
わたしが大好きなお友達の子供にK君がいる。
普通ってなんだ?という概念はひとまず置いておいて、
彼は、大人数の普通のクラスにいることがむずかしくなってきた。
先生達も覚悟を決めて、
保護者も覚悟を決めて、
生徒達の了承を得て、k君を含め新生活がスタートしていた。
スタートとして、数週間、
新しいクラスにも、限界がやってきた。
「もう無理です」
子供達ひとりひとりにも、余裕がなくなってきた。
大人の私たちでも大変なんだから、10代の子供達も大変であろうことは想像がつく。
とうとう、子供達みんなで話し合って、
k君に、お引き取り願うことになった。
お兄さん、お姉さんに言われて、「はい」といったk君。
お母さんは、k君に聞いた。
「k君の本当の気持ちはそれでいいの?」
お母さんには本当の気持ち言えるけど、
他の人には「うん」って言う。
それでいいの?
そしてお母さんは思ったらしい。
Suomiのこの学校にも、
この素晴らしい環境のクラスにも、
息子の居場所がないとしたら、
息子の居場所は日本に本当にあるのだろうか?
そしてそれはいったいどこにあるのだろうか?
本当にそう思った彼女は、子供達にも、
本当の気持ちを、そのまま、投げかけた。
「誰が悪いわけでもない。
k君が悪いわけでも、子供達が意地悪なわけでも、お母さんが悪いわけでも、先生が悪いわけでもない。いったいどこに居場所はあるんだろうか?」
その問いかけに3時間話し合った子供達。
そして、k君が、一生懸命書いた手紙を、今日みせてもらった。
心が熱くなった。
そしてお母さんは思ったらしい。
Suomiでも、この素晴らしい環境のクラスにも、
息子の居場所がないとしたら、
日本のいったいどこに息子の居場所はあるのだろうか?
本当にそう思った彼女は、子供達にも、
本当の気持ちを、そのまま、投げかけた。
「誰が悪いわけでもない。
k君が悪いわけでも、子供達が意地悪なわけでも、お母さんが悪いわけでも、先生が悪いわけでもない。いったいどこに居場所はあるんだろうか?」
その問いかけに3時間話し合った子供達。
そして、k君が、一生懸命書いた手紙を、今日みせてもらった。
心が熱くなった。
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