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#318 遠くに住んでる方が採用になるまで

 パプアニューギニア海産の武藤北斗です。

 うちの従業員募集は基本的にはパートさんだけになりますが、遠方から応募してくださる方も多いです。一緒に働くとなると引越しをする必要があるので、採用するかどうかの判断はどうしても慎重になります。

 どんな流れで面接をするのか、採用になるのかなどの質問が多いので今回は一連の流れを説明したいと思います。今週も1人この形式で面接や体験を行なったところです。

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 まず応募する流れはどの地域に住んでいても同じで、郵送かメールで志望動機の700字作文と履歴書を送ってもらいます。


 数日すると私から電話があります。軽く確認事項を聞いたのちに面接の日程を決めるか、もしくはその時点でお断りすることもあります。

 近くに住んでいる場合は工場に来てもらって面接しますが、遠方の場合はまずZOOMで面接を行います。遠方かどうかの基準は『採用になったら引越しをするかどうか』です。

 ちなみにうちは徒歩か自転車、バイクで通勤する方を対象としていますので、電車通勤の方はお断りする可能性が高いです。

 ZOOMでの面接を合格すると、今度は工場に来てもらっての面接となりますが、交通費は自費負担となります。またその際に3日−5日ほど工場での仕事を体験してもらいます。遠方の方ですからホテルに泊まることなりますが、交通費や宿泊費など一切の費用を自費負担でお願いしています。体験ではありますが働いた分のお給料(今であれば時給1120円)はお支払いし、作業着等はこちらで用意します。

 そして体験が終わって1週間後にまたZOOMで面接をし、数日後に電話かメールにて最終決定を報告します。

 ここまで慎重にやるのは採用になれば引越しする必要があり多額の費用がかかるからです。引越した後に『やっぱりあわなかった』なんて簡単に辞めることは難しいですから、体験は必ずしてもらっています。自費負担は申し訳ないと思っていますが、何度も引っ越す方がはるかに負担が大きいと考えての判断です。

 また、遠方から応募してくださる方は、事前にうちのことをかなり調べていることが多いです。それゆえに、逆にものすごく勘違いしている場合があります。

 何でもOKの自由な会社だ、何でも許してくれる、代表の武藤さんは優しい人なんだろう、なんて。

 だから私としては体験することはもちろんですが、マイナス面を沢山見てほしいなと思っているんです。いろんな大変な事、勘違いがあればそれに先に気づいてもらい、その上でうちが本当に働きたい職場に値するのかを判断してほしいのです。

 ちなみに体験してもらっても不採用になる人も多いです。馴れ合いで採用するとあとで大変なのは本人です。うちの職場で続きそうかどうか、今のメンバーと争いなく働けるか、しっかりと判断をするべきだと思っています。

 最後に。じゃあ費用を少しは負担したらどうだと言われそうな気もしておりますが、そうなると面接や体験をしてもらうことにどうしても腰が引けてしまい、近くの人だけの募集で終わらせようとする気もします。

 なるべくドアはフルオープンにしておきたいので、今はこのような対応をさせてもらっています。

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パプアニューギニア海産
代表取締役工場長 武藤北斗


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武藤北斗▪️12.22 TEDxKobe登壇▪️パプアニューギニア海産
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