日本代表

日本代表vsサウジアラビア


(写真:Getty Images)


はじめに

日本時間の2024/10/11 午前三時からアウェーサウジアラビアのキング・アブドゥッラー・スポーツシティ スタジアムで2026ワールドカップアジア最終予選の三節が行われ、日本がサウジアラビアに2-0で勝利した。

日本はアジア最終予選での過去2戦と同様に、3-4-2-1を採用。前節のバーレーン戦からスタメンを変えず、GKに鈴木 彩艶(セリエA:パルマ)、DFは右から、板倉 滉(ブンデス:ボルシアMG)、谷口 彰悟(ベルギー:シント・トロイデン)、町田 浩樹(ベルギー:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)となった。
ボランチには守田 英正(ポルトガル:スポルティング)、遠藤 航(プレミア:リバプール)が、右ウイングバックに堂安 律(ブンデス:SCフライブルグ)、左ウイングバックに三笘薫(プレミア:ブライトン)が入った。前線の三枚には南野 拓実(リーグアン:モナコ)、鎌田 大地(プレミア:クリスタル・パレス)、最前線に上田 綺世(オランダ:フェイエノールト)となった。

満員のスタジアムで、完全アウェーの雰囲気で始まった前半開始14分、本は堂安のサイドチェンジを三笘がワンタッチで折り返すと、これを守田が頭で落とし、最後は鎌田が押し込んで先制に成功。
しかし、その後は追いかけるサウジアラビアに攻め込まれる形となった。

JFA

1-0で迎えた後半から、日本は南野に代えて伊東 純也(リーグアン:ランス)を投入。さらに63分には鎌田に代わって前田 大然(スコットランド:セルティックス)が出場。人を代え、立ち位置を変えて打開を図った日本だったが、なかなか流れを掌握するには至らない。しかし76分に1トップの上田に代わって小川 航基(オランダ:NECナイメンヘン)が出場すると、直後のCKで伊東のボールを頭で合わせ追加点を奪取。
2点差となると、観客が続々とスタジアムをあとに。 なんと、記者もスタジアムをあとにする姿も見られた。

日本は過去(3戦,3敗)に勝ちのなかったサウジアラビアとのアウェイゲームをモノにし、3連勝を達成した。W杯予選で「初戦から9試合続けてのクリーンシート」を達成した、全大陸予選を通じて史上初の記録であるとのこと。W杯優勝国のブラジルやフランスなども成し遂げて居ない偉業であるだけに、海外で日本代表を改めて高く評価する声が相次いでいる。
カタールW杯でドイツ、スペインと欧州強豪国を下し、列強と渡り歩くことができるとわかった日本代表。ここまで9試合で「38-0」と、W杯予選で新記録を打ち立てただけに、北中米W杯での史上最高順位を期待する声は大きい。

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