2023年新入社員による、千葉ロッテマリーンズ研修レポート                   


水産エンターテイメントカンパニー北辰水産


①   2023年入社 K.A

5月18日、ZOZOマリンスタジアムにて千葉ロッテマリーンズの方々にエンターテイメントを体験させていただく機会を設けていただいた。

個人的に何度か足を運び試合を観戦させていただいたことはあったが、今回の研修ではこれまでとは違った角度で試合及びスタジアムを見ることができた。千葉ロッテマリーンズがエンターテイメントとして提供している物は野球である。日本でも最高位に位置するエンターテイメントの野球はこれだけで観客をたくさん呼び込むことが可能であり実際現地では現在首位ということも相まってか平日にもかかわらずたくさんの人が足を運んでいた。

野球というスポーツの力を体験することができた。これだけでも集客というものは充分に見込めると思われるが千葉ロッテマリーンズでは更に成果を上げるための企業努力を重ねていた。私が個人的に驚いたのは子供たちのための環境を整えていることだ。外周部分にはキャッチボールなどができる芝生の広場や飛び跳ねる遊具、ピッチングチャレンジができる環境。内部にはキッズスペースやベビールームといった小さい子がいてもスタジアムに足を運んでもらえるように整えた設備や環境こういった細やかな配慮は現地で実際に利用されているところが確認できた。こういったまだ野球をずっと見ていられない可能性がある子供達でも楽しめられる環境があるというのは足を運びたくなるお客様の気持ちが分かった。これだけではなく、働くスタッフたちにも力を入れていた。スッタフをクルーと呼びその日限りの人だとしても統一感を。髪色や髪形の規制を一部緩和することで更に働ける人の幅を増やし締めるべき点は締めることでホスピタリティの向上にも繋がっていた。現代に合わせて柔軟に環境を変化させることで働く側もお客様側の満足度の向上にも繋がっている。そこに今回は大事な首位争いを制したことで生まれた熱気というのは何物にも代えがたい興奮を得られた経験となった。

今回経験させた頂いた千葉ロッテマリーンズ研修では、野球というもののエンターテイメントとしての人気の高さやそれだけではない企業としての努力を観客としてではなく研修という形で体験したからこそ得られたものだった。だからこそ自身にも還元しお客様に満足していただける社員としての行動をしていきたい。 
 

②   2023年入社 M.K    

水産エンターテイメントカンパニーを目指すべく、私たちは5月18日にZOZOマリンスタジアムにて研修を受ける機会を頂きました。

私はZOZOマリンスタジアムに一度も行ったことがなく、どのようなものを見ることが出来るのか期待を膨らませていましたが、そこで得たものは期待をはるかに上回るものでした。

まず1番に感じたのは会場の人々の熱気です。野球観戦中はもちろん、会場の外や屋台など全ての場所で、今日という一日を全力で楽しんでいるお客様を目の当たりにして、良い意味で大きな衝撃を受けました。そして、これはZOZOマリンスタジアムを運営する人たち多大なる努力の成果であることが分かりました。研修ではESやCSを初めとする、スタッフ目線で様々なことを教えて頂きました。お客様だけでなく、従業員に寄り添っていたり、お子様が遊ぶ場所やたくさんのキッチンカーなどのイベントスペースに力を入れていたり、様々な取り組みを知ることが出来ました。そのような企業努力を知ったうえで、私達も野球観戦をさせて頂きました。プロ野球をほとんど知らない私でも、とても楽しく野球観戦をすることが出来ました。特に印象的だったのが、モニターを使ったイベントをしたり、応援歌の歌詞を表示したり、初心者でも楽しめるような工夫が沢山されていたことです。また、ファウルボールの注意や飲料の販売などを始めとした、お客様へのサービスの部分も印象的でした。

研修という名目で伺った私ですが、全力で楽しむことができ、またZOZOマリンスタジアムで野球観戦したいと強く思いました。

北辰水産においても、「また来たい!」と多くの人に思ってもらえる売り場を作りたいと考えております。そのために今回のこの研修は大きな力になると感じました。ここで学んだことを生かせる様に、今できることを精一杯頑張りたいと思います。

③ 2023年入社 K.M

魚屋とエンタメの裏側に密着 【北辰水産新入社員研修】

2023年5月、新入社員研修に参加しました。
入社前からこれまでZoomや本社での研修は何度か行ってきましたが、今回は社外での研修でした。 

▪️ZOZOマリンスタジアムの裏側研修

北辰水産は「水産エンターテイメントカンパニー」であり、同じエンタメ枠としてZOZOマリンスタジアムの裏側から試合観戦まで行ってきました。

まずは、スタジアムホスピタリティについてクルーの方からお話を聞かせて頂きました。

"ホスピタリティ"とは「深い思いやり」「おもてなし」という幅広い意味で使用されています。お客様の価値観や背景に寄り添い行動することがホスピタリティです。

スタジアムでは、年間テーマ「One Action 目指せ!ありがとうが響くスタジアム」のもとクルーが同一の目標・理念に向かい従事しています。

 次に、会社を運営するために必要なESとCSについて学びました。 

・ES(Employee Satisfaction):従業員満足度

現代の社会背景に合わせ、男女平等の身だしなみルールの見直しを行い、清潔感と挨拶を重視しています。
お客様と向かい合って仕事をする上で、清潔感と挨拶は基礎になります。

その他にもクルーのモチベーションアップのための評価制度も設けられているとの事。
お客様の満足度を上げるためにも、まずは従業員の満足度から、ということだと考えました。 

・CS(Customer Satisfaction):顧客満足度

お客様のお出迎えやお見送り、商業誌では見られない記事を掲載した来場者向けの発行物など、お客様がまた来たくなるようなサービスを行っていました。他にも家族層向けのキッズエリアの拡充など、サービスはスタジアムの中から外まで広がっていました。

来て頂いたお客様全てを楽しませる、サービス業において必須のことです。ここまで広く細かいサービスには見ていて感銘を受けました。 

そして、お待ちかね野球観戦の始まりです!

野球観戦初参加の私でも球場の熱狂に盛り上がりました。チアリーディングによるパフォーマンスや、来場者向けの豪華景品をかけたじゃんけんなど、試合の合間もお客様を飽きさせないサービスが行われていました。

試合は見事、千葉ロッテマリーンズの勝利に終わりました。会社の研修とは思えないほど楽しめた1日目でした。 

普段生活していて知ることのできない"裏側"を知れる特別な研修となりました。このような研修が来月も待っているとなると、私の仕事へのモチベーションも上がりました。これからも魚屋として、サービス業に従事するものとして知識・経験を積むために頑張って行きます!

 

④   2023年入社 K.I

ZOZOマリンスタジアムの裏側見学

1. ZOZOマリンスタジアムの裏側

研修初日はエンターテインメントの裏側を視察ということでZOZOマリンスタジアムで働く方々が行っている取り組みについてお話を伺った。

 

ZOZOマリンスタジアムでは、顧客満足度(CS)を高める取り組みだけでなく、従業員満足度(ES)を高める取り組みも積極的に行っていた。

具体的には、従業員士気を高めるために、定例会や興行巡回を行い、良いホスピタリティを実践したクルーには千葉ロッテマリーンズの選手のサインが入ったNICEPLAYカードを配り、月間と年間でベストクルーを表彰するなどしていた。顧客満足度を高める活動には、試合前と試合後にクルーとマスコットによるお出迎えやパフォーマンスや、子供たちに球場でしかできない体験をということでキッズスクエアを設置し、外周遊具ではバッジなどの参加賞を渡すなどしていた。また、双方を高める活動として外国語を話せるかどうか即座に判別できるようクルーがつけるバッジを外国語ごとに作成や、一日のみなど短期で働くクルーでも働きやすいようにクルー専用の発行物と試合の合間を楽しめるように来場者向けの発行物をそれぞれ作成していた。しかし、お話の中でこのような活動を行っていても結果が出るには数年かかるとも話されていた。 

2. 試合観戦

研修後、実際に千葉ロッテマリーンズの試合観戦を行った。試合開始前からすでに観客を楽しませようと大きなスクリーンを使用した様々な催し物が開かれており、試合開始に合わせて興奮するようになっていた。

  試合開始後も、選手交代の際にオープンカーによる演出やグラウンド整備の空き時間にダンサーによるパフォーマンスやミニゲームを行うなどしていた。

 また、スタジアムの外側ではZOZOマリンスタジアムが平地にあることを利用し屋台販売による様々な食事が楽しめるようになっており、加えてデザイナーによるベンチを設置するといった、スタジアムに来てくださった方に配慮した取り組みがなされていた。

 

 

⑤   2023年入社 M.S

神宮球場にしか行ったことがなかったのでスタジアムの大きさにびっくり!外にはキッチンカーが沢山並んで近くのベンチは大賑わい。まるでテーマパークのような場所である。試合開始前の場内に入ればそこは縦ノリの世界、フロアと化していた。

D Jがバイブスの上がる曲を大音量でガンガン流し、チアの方々が旗を振っている光景に全く退屈さを感じさせない。寧ろこれからの試合に対するボルテージを高めてくれる素晴らしい時間であった。


そしてこの時私は出会ってしまったのだ。リーンちゃんに。

 
なんだこの可愛さは!とんでもなく可愛い。一瞬にして大好きになってしまったのだ。

キャップから出ているポニーテールとスカートと共に揺れる尾羽が私を狂わせる。
リニューアル前のピンクっぽいファンシーで活発な雰囲気から、リニューアル後では少し落ち着きがあるお姉さんの雰囲気を纏っているように思える。これがとてもたまらない。リニューアル前の方が良いという意見も見られるようだが、私は断然今のリーンちゃんが良い。このリーンちゃんでなければリーンちゃんを大好きにはならなかったであろう。更なる人気を獲得して欲しいと願うばかりである。


 リーンちゃんのことで頭いっぱいになっている中、試合は始まる。投手が車で登場したり球場のライトがピカピカ光るド派手な演出、試合と試合の合間に行われるパフォーマンスで最初から最後まで楽しく観戦できた。


俊足の持ち主であるダッシュマンとファンのかけっこ対決。足運びからして勝ち目がない。

ラッキー7の時にはコアラのマーチのコアラがニョキっと出現。テンションが上がる。

試合終了後はスマホのライトをペンライト代わりにして振るのが楽しく、テーマパークのパレードような体験を球場でできたのが新鮮であった。球場全体に一体感が生まれ、美しい光景が広がっていた。

まさか野球を試合以外の面でここまで楽しめるものだとは思っておらず、正直驚いた。この研修でリーンちゃんという可愛い存在に巡り会えた事が一番の収穫である。新たな推しの存在を開拓した個人的な収穫の他かに、親しみやすいキャッチーな存在がいかに人を魅了し引き寄せるかを球団マスコット商法から身をもって学ぶ事ができた。我が社でもイメージキャラクターの起用なりマスコットキャラクターなり何かしら世間と会社の架け橋、広告塔となる存在がいたらそこから更なるエンターテイメントを作り出せるのではないだろうか。そのような考えが浮かんだ研修であった。

 


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