麻雀、楽しいですか?
麻雀、楽しいですか?
私は(対局総数のわりには)楽しさが色褪せてないほうな気もしますが、結果に関わらず無感情に打っている時もだいぶあります。
しかし、せっかく長い時間を使うならより楽しんだほうがお得です。なので、麻雀を楽しむ方法──あるいは楽しくないことから楽しみを見つけ出す/作り出す方法──について考えてみましょう。
A.楽しくなくなった理由から考える
1.(適正段位まで上がるなどして)勝てなくなった→勝てれば楽しいので、強くなる。(それが出来れば苦労はないけども、そうするしかないのでしょうがない)
2.新鮮さがなくなった→何かを変えてみる
・打ち方を変えてみる。鳴き重視←→リーチ重視とか。
・ルールを変えてみる。東風←→半荘、三麻←→四麻とか。
・関わり方を変えてみる。いっぱい打つ←→ちょっとだけ打つとか。
3.勝っても嬉しくなくなった→ご褒美をあげてみるとか。自分を褒める、何か買う、ガチャを引くとか。
4.忙しさや疲れで麻雀を楽しむ余裕がない→休もう。たまには観戦もいいかも。
B.楽しさを作り出す
1.目標を立てる(データに関しては牌譜屋とかを参考に)※自分の実力にあった目標にする
・放銃率に注目する→14%以上は避けたい
・和了り率と放銃率の差に注目する→豪3で7%ぐらいらしいので、それ以上は欲しい
・副露率(鳴き率)に注目する→わりとなんでもいいけど、3割ちょいが平均らしい
・ラス率に注目する→25%を切りたい
・「ドラをうっかり切らない」とか「リーチの前に一呼吸置いて確認」とか。週間目標ぐらいからでもよい。
2.何かに注目する
・手出しツモ切りに注目する→めんどくさいけど楽しさはある。まずは親だけでも。
・相手の手を読む、相手がテンパイしてるかを読む→大体当たらんけども。
・鳴きのレンジ(この牌鳴けなくもないな、ぐらいの感覚のやつ)を広げる→やろうと思えばなんでも鳴けるぐらいの気持ち…。
3.量がわかる努力をする
・ウザク本問題10問やったとか、そういうやつ。量だけで満足しても…とかは考えない。量をやったらひとまず偉い。何日かやったらもっと偉い。
C.メンタル系の整え
1.(何故か)やらされている気持ちがある→麻雀を打つ義務はない。
……とはいえ、やらないと落ち着かないみたいのはあるし、例えば配信者はややそういう事情が発生することはある。
オススメは、やらされていると思っている自分に対して微笑んで、「そんなこと(義務)はないんだよ、でも頑張っていてすごいね」と言ってあげること。
2.自分より下手な相手に負けるのがイライラする→将棋とかどうすか?
……もちろんマジレスするなら、「運が絡むゲームを選ぶというのはそういうこと」、「相手の実力を正しく測れているのか」、「あなたより強い相手もそう思ってる」などと言うことはできるが、それは回答として芯を喰っていない(解決に繋がらない)気がする。
もうちょっと寄り添った答えだと、「ままならねーよなー。人生みたいだよな。じゃ、次の雀生やってみっか!」くらいだろうか。見方を変えられないなら、切り替えていこう。人生よりはやり直せるのは、麻雀のいいところ。
☆.なんかもう具体的にわかんないけど麻雀に対してぐちゃぐちゃなエモを持つ人
意外といる気がする。少なくとも恨んでいる。ちょっとわかる。
それは愛憎を含んでいるようにも見える。
自分に対する期待、麻雀に対する期待を裏切られた、という傷つきからきたものにも見える。
健全な心理状態の妨げにはなっているけど、容易に切り離しがたいものにも見える。
そう簡単にスイッチをオンオフできるものじゃないのは、それはそう。
それをゆっくりよく噛んで呑み込むと確かに苦くて、酒の肴にはよさそう。
強いて言えば。
その負の情動を持つ人たちのことは、結構好きです。
でも迷惑行為はきらいです。
思うのと行うのでは意味合いが全く違いますので、それはそれ。
そのエモは治りません。
でも、捨てなくていいものです。醜くて愚かしくて恥ずかしくても、あなただけは「あってもいい」と肯定してあげてください。
その気持ちを感じてる時は、惨めさに支えられながらも、確かに生きてる気がしませんか?
いらんかもしれんけど。まーあるからしゃーないじゃん?どんまいどんまい。
雀生自分で楽しんでけー。誰も責任取ってくれんから。