36歳芸人のとりとめのない日常37。
こんばんは、毎日何処かでボーネンボーネン、トゥインクル・コーポレーション所属の単独屋、ジャパネーズのウネモトモネで御座います。
66日目。
いよいよ本年も残すところあと2日程で御座いますね。毎日毎日何かしらを納めてゆく年末らしいここ最近。本日は「ライブ出演」を納めて参りました。あと「映画館での映画鑑賞」納めもしてきましたね。
今年最後に出演させて戴いたのはU&Cさんの『ベストネタお披露目会2022』。久々の外ライブ出演で御座いました。当たり前のことなのですが久しぶりにお逢いする人も沢山で愉しかったですね。
ジャパネーズは今年のベストネタということで8月の単独ライブで披露し一部から大好評だった、年末にぴったりの「紅白疑合戦」という歌コントを披露させて戴きました。歌詞をちょっとだけ歳末ver.に変えて。戸惑いと笑いの入り乱れる良きジャパネーズ納めになったのではないでしょうか。エンディングの告知でも「ラストに20分以上のメッセージ性のあるコントをやる単独、来年からも続けてゆきます!」と今だからこその咆哮を上げることが出来ました。MCの金指さんからも終演後にお褒めの言葉を戴きました。
そう言えば白塗りメイクをしている時にロビンソンズの北澤さんも「M-1のウエストランドの漫才見た時にジャパネーズのことしか浮かばなかったよ。」と声を掛けて下さりました。嬉しいなぁ。そうなのよ。フライヤーはさんだるのだったけれど内容的には圧倒的にジャパネーズなのよ。
久々の外ライブ出演、めちゃくちゃ愉しかったです。ジャパネーズに取り置きして下さった皆様、差し入れ下さった皆様、投げ銭下さった皆様、ありがとう御座いました。良いライブ出演納めになりました。
そしてライブ終演後は韋駄天の如く新宿バティオスを後にして、新宿武蔵野館へ。
"趣味少ない"・"友だち居ない"でお馴染みのウネモトモネ氏では御座いますが、珍しく同期の芸人に映画鑑賞に誘ってもらいましてね。ええ。誘ってくれたのは大阪NSC時代からの同期、今はフリーでハニカムズというコンビを組んでいるしょうへい、そして今年トゥインクル仲間になったコデラ戯言君。誘ってくれたのは「MAD GOD」という映画。「何だか好きそうだから。」という理由で誘ってくれました。嬉しいな嬉しいな。
※これ以降、映画「MAD GOD」のネタバレを多少含みます。御注意下さい。
ほとんど情報を入れず観に行きましたが、凄い映画でしたねー!ストップモーション(?)で撮影しているのも凄かったし、映像もとにかく感覚的で刺激的ですっごい愉しかった。ストーリーというか、正解(?)みたいなものがあるのか無いのか解らないけれど、いや一応はあるんだと思うし、あったんだけれど、全貌を正確に把握するのは1回の鑑賞じゃ僕には難しかったです。あくまで「全貌を把握する」にはですけれど。普通に愉しむ分には全然問題ありませんでした。「ああ、なるほど。こういう話か。」と思ったら次のシーンですぐ「え?あ?ちゃうかったんや。」と裏切られることが3回くらいありました。めっちゃ脳味噌揺さぶりますやん。
目玉ギョロギョロ臓物じゅるるでちょっぴりグロテスクなシーンもあったけれど、何だか少し過剰な表現でチープっぽく見せてくれて嫌悪感も無いし、出てくる異形たちの造形も相まってなんかすっごく可愛い印象でした。全体的に。別に全然そういうんじゃないのに不意にとてつもなく滑稽に視えて笑っちゃいそうになるシーンも何度かあったなぁ。
もう1回視たら全貌の理解度が上がる気もするし、逆にもっともっとこんがらがっちゃいそうな気もする。脳内で何度もしがめるめちゃ面白映画でした。好き好みはハッキリと分かれそうそうだけれど。ジャパネーズの、特に右脳全開系のネタが好きな方は好きなんじゃないかしら。若干のグロあるからそういうの苦手な方には薦めらんないけれど。
視終わった後、全員脳味噌が茹で上がったような状態で感想を話しながら、何故か代々木まで歩いて御飯食べて帰りました。愉しい夜だったな。しょうへい、コデラ君、誘ってくれてありがとね。
そんな2022年12月30日の36歳芸人のとりとめのない日常でした。