「馬鹿」をやる
大人になって求められることが多くなった。
具体的には
男なんだから
長男なんだから
彼氏なんだから
社会人なんだから
上司なんだから
いい歳なんだから
とかだ。
うるせえ。
だから、俺は黙って馬鹿をやる。たまには馬鹿をしないと、本当に馬鹿になってしまう気がするのだ。
そう、こちらから、馬鹿になる。
第一弾としてでっかい「たべっ子どうぶつ」を買った。なかなか良いぞ。レジに並ぶのが恥ずかしい。会計も帰り道もだ。だが、不思議な高揚感があった。小学校高学年になったときにシャーペンの使用が解禁され、ちょっと良いドクターグリップを筆箱に入れて持っていったときのような、攻めた服を着て街に出る時のような、みんなに見てほしいんだけど見られると恥ずかしい!でも気付いてもらえると嬉しい!みたいな。そんな気持ちが蘇った気がした。
ちなみにかなりデカかった。ロマンだ。持ち手もついているので今度会社カバンにしようと思っています。
この馬鹿をやるやつは、今後シリーズ化していく。と思う。よろしゅう。
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