吐きだし、それと早く妖怪になりたいって話
暮らしに大きな変化はないんだけど、小さな気になることが日常に蔓延していて上手く息ができない。
親のこと、自分のこと、お金のこと、心身の健康のこと、職場のこと。他人の声、他人の評価、自己啓発と自己嫌悪。最近は絶えずグルグルして、あまり良い心地ではない。
独りでいるっていうことはこんな感情とも、ちゃんと向き合っていかないといけないんだよな。
早く妖怪になりたいよ。
妖怪人間ベムでは「早く人間になりたい」という主張があるが、俺はその逆です。早く妖怪になりたい。
社会に出て、「人間」でいるための外装を知れば知るほど、猛烈な違和感と拒否反応がある。
マナーと愚痴、本音と建前、LIFEのために働いて、働いた分だけ減ってくLIFE。
世界からどれだけ気持ち悪いとか無様とか罵られようが、俺は俺が没頭できることだけに収束していきたい。
そしていつのまにか妖怪になっていたい。
死にたいとは思わない。
気持ちの悪い妖怪になりたい。
その方が絶対に楽しい。