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ハンドメイドはつながりメイド 地域の集いの場としての役割も大きいですよね

ほくさつマグマです🌝

先日にお訪ねしたのが薩摩川内市は田崎町でハンドメイドアイテムの販売と体験教室を運営されている『和の時パル(なごみのひとときぱる)』さんでした。
初となる訪問!天気にも恵まれて空気も気持ちも新鮮でした(*^^*)

ほくさつマグマの事業を開始してからは、ハンドメイドに対する私のアンテナがことさら貼りめぐらされているように感じています。というのは、地域振興の観点からもその可能性を強く感じるからなんです。

コロナ禍での自粛が拡大した頃から「孤独・孤立問題」というキーワードを耳にする機会が増えたように感じませんか?
コロナ禍の2021年には「孤独・孤立対策担当室」が内閣官房に設置され、課題解決に向けた政府の大きな取り組みも進められています。

実は、「孤独・孤立問題」の対策を政府として先駆けて行ったのはイギリスなんです。イギリス政府は 2018年に孤独問題担当大臣を任命しその問題解決に取り組んでいます。

そのイギリスの先進的な取り組みの中で注目を浴びた一つにメンズ・シェッドというコミュニティの存在があります。

*写真はイメージです

地域の人が集まってハンドメイドを行う場、それがメンズ・シェッドです。現役の頃には大工をしていた参加者もいたりして、まさに教え合いながら人と人のつながりを保つ場となっているそうです。

「木片の角はどうやって丸くするの?」「この道具を使って、手前に引くんだよ」と、互いに教え合う。

https://globe.asahi.com/article/13016730
GLOBE+
『世界初「孤独担当大臣」置いた英国 孤立を社会問題と見る国の取り組み』

こんな前例と最近はりめぐらされているハンドメイドへのアンテナもあって

ハンドメイドってつながりメイドだなぁ

なんてそれっぽい造語が頭に浮かんで改めて考えを整理することができました。

高齢化社会が当たり前のものとして認識されて来ている中で、孤独・孤立を生む要因には以下のような事情があると個人的に捉えています。

1.全体の問題として

  • 免許証を返納したことで足を伸ばした外出の頻度が減る

  • 核家族化によって家族と外出する機会も減る

  • 世帯人数が減ったので行事や買い物さえの頻度も減る

2.地方部に特化した問題として

  • 公共交通機関の便が縮小傾向にありそれらの利用に制限がある

  • とはいえ、遠方までタクシーで移動すれば家計の負担になる

  • 都市部と比較すれば人口減少がスピードが早いことから「ご近所さんと車で乗り合わせての外出」の機会も減る

なんだかネガティブなことばかりを書いてしまいました。。車がなければミネラルウォーターなどの重たいものを買うのも大変です。
そんなネガティブな気持ちがあるからこそ、希望に対してアンテナをはり続ける今の私があるのですが。

ほくさつマグマが訪問した『和の時パル』さんでは、ハンドメイドのノウハウを提供を通じて手作りの喜びを共有できる教室運営にも長くお取り組みになっています。

そんなアンテナの中で『和の時パル』さんの教室の存在にふれた時、こんな希望を胸に抱いたんです。

車を運転できなくても、公共交通機関が不便でも、気軽に乗り合わせができるご近所さんが少なくなったとしも、ご近所にハンドメイド教室があれば人とのつながりを保ち続ける場になるよね

それで、過去に読んだ本で紹介されていたイギリスのメンズ・シェッドをふと思い出して紹介したいと思いました。

孤独・孤立防止のための地域振興。その手段の一つとしての徒歩で通えるハンドメイドの集いの場。
今はあまりにも微力すぎるほくさつマグマですが、そんな視点も含めて北薩での活動を続けていきます。


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『和の時パル』さんの投稿記事はこちらです😀

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