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ストロベリーナイトの竹内結子の美しさについて語りたい。

タイトル言わずもがなである。
最近フジテレビ系列で「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」を見た。
男性社会で紅一点の存在、また昔のトラウマを抱えた主人公を見て、竹内結子のストロベリーナイトを思い出してしまった。
現に監督はストロベリーナイトで演出を担当した佐藤祐市さん。
細かな演出、目を引くシーンがストロベリーナイトを彷彿とさせる。
脚本もストロベリーナイトを意図的になぞっているのか、部下が殉職するなどの展開もあり、とにかくストロベリーナイトを否応なしでも思い出してしまう。

ストロベリーナイトを見ていた当時は中学生だった。
連ドラのキャッチコピーは容疑者に『アタマの中で、殺人犯が巣喰っている。』
容疑者の思考になり過ぎてしまう危険な女性刑事という紹介で、このドラマは宣伝されていたと思う。
その前までは竹内結子の作品は見たことはあるけど、清純系や爽やかな役が多く、あまりその役を演じる竹内結子にピンと来なかったが、先述のキャッチコピーが当時の中学生のわたしに取ってあまりに魅力的で、見ることにした。

衝撃的だった。
高校生の夏、強姦された主人公姫川玲子がその痛みに今も苦しみながら、男社会の警察組織の中で、年上の部下を引き連れ主任として働く姿があまりにもかっこよすぎたから。
竹内結子は強さと脆さ、危うさの表現の塩梅があまりにも上手すぎて、本当に役なのか心配になる程だった。

何より忘れられないシーンは
連ドラ前のスペシャルドラマで同じく辛い過去を持つ殺人犯と泣き合い抱きしめ合う場面。
強くて、でも昔の傷が痛い。痛いからこそ強くなれる。
その痛みを分かちあう場面が苦しかった。
竹内結子だから、説得力が出たシーンだと思った。

その説得力の1番の根源は
竹内結子の『声』だと思う。
艶やかで芯の通った声。
普段の発声も素敵だが、
号令をかける時や犯人を問い詰める際の怒鳴る時は、唯一無二のかっこいい力強い声だった。

もちろん、ビジュアルもとても素敵だった。
ツヤツヤの長い髪の毛、細身のパンツスーツが似合うスレンダーな身体。
何より、美しい顔。
男性ばかりのシーンが多い中で、その美しさはなお一層際立った。

どうしても、またストロベリーナイトの竹内結子に会いたくなってしまう。
見るたびにその美しさにうっとりし、
そして2度と新作の竹内結子演じる姫川玲子に会えない現実を突きつけられ、苦しくなる。



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