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推しを通して見る世界

人は日々、自分軸で考え、選択をして生きている。

人それぞれ、好みがあって。だから何かきっかけがないと、新しいものを選ばないわけで。

私にとってそのきっかけが、「推し=松村北斗」であることが多い。

松村北斗に出逢うまで、ファッション誌も買ったことがなかったし、七味も買ったことがなかった。朝ドラを見たこともなかった。

そんな私が、某ファッション誌の男性初表紙を飾ると聞きつけ発売日に本屋に駆け込んだり、七味を某お店まで買いに行ったりしたことも。     そしてこの度、また新しい扉が開いた。

それは「朝ドラを見ること」

彼がオーディションで勝ち取った役を見てみたいと、数か月前から待ちわびていた。

そして、今月から毎朝出勤ギリギリまで玄関で粘りながらリアタイして猛ダッシュするという、忙しい日々を送ることになった。

何せ私にとって初、朝ドラなわけで、他の朝ドラ作品と比べることはできないが、朝ドラってこんなにも甘酸っぱくて、胸がきゅーっと締め付けられるものなのか!と衝撃を受けた。

クールで色香をまとったワンコな松村北斗はいない。昭和の時代を懸命に生きた青年がそこにいた。

瞳の揺れや、声を震わせながら発声する演技が秀逸。

『なんで泣いてるん・・・』

とくにこのシーンは余韻が凄くて、仕事中だいぶ引きずっていた(←仕事はちゃんとしました 笑)

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安子ちゃんの両親に交際の許しを請うシーンも、実直で聡明な雉真稔の重みがあるセリフを、凛とした品がある松村北斗を通すことで、より説得力が増していた。

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今回は昭和・平成・令和の時代を3人のヒロインが交代で演じるので、6か月の放送で昭和時代は単純計算で2か月ほど。年内には終わるのではないかと。そして雉真稔は・・・・っとネタバレになるのでここまでに。

世間での評判もすこぶる良く、『ジャニーズだったの?』と驚かれている様子を目にする度、こちらはニヤニヤ。もっと見つかれー!と念を送ったり(笑)

朝ドラから知った方が松村北斗を調べて、たどり着いた先に『稔さんがいない』と動揺している姿になんとも言えない感情になったり。       そのギャップがいい方向に転んでくれればいいのだが・・・。

来週は第3週。物語が大きく動くので心して見ます。(ちょっと大げさ?笑)


推しを通すことで、これまで関心がなかったことをすごいスピードで引き寄せることができる。

推しを通して見る世界は、固定概念を覆したり、新たな発見や出会いをもたらしてくれる。

要するに何が言いたいって、推しがいて「推しを通して見る世界」は尊いってこと。