MUP week10[ロジカル設計]
本日はweek10の論理的思考スキルの続きをし書いていきます。本日もとても濃い内容になりますので、最後までみてください。
データに基づいて物事を考えていき、サービス設計の流れにはそれぞれの段階があり、その段階で分析を行いそれに基づいてサービスをリリースしていく。
3Cとは顧客、競合、自社を考えながらサービスを設計していく。まず、大事なのが相手の分析よりも自分たちがどういった立ち位置なのか分析する必要がある。
SWOTと3Cはセットで考える必要がある。
SWOT分析(自社の分析)
Strength...自社の強み
Weekness...自社の弱み
Opportunity...自分の会社が大きくなる可能性
Threat...自分の会社が縮小する可能性、倒産する可能性
この自社を分析することで「これをやったほうがいい」や「これの対策をしないとな」が見えてくる。自社を分析することが一番重要
3C
あなたがコンサルタントとしてお店を出すクライアントに3CやSWOTにより説明すると理解がしやすい
Customer...顧客はどんなんだろう?顧客の情報を分ける
Company...自社の強み、弱み、機会、脅威を書いていく(SWOT)
Competitor...競合の状況を把握
これらの情報をグラフなどにしたらクライアントも把握がしやすい
4P
Product...サラリーマンが多い、また男性が多いという観点からお洒落なメニューよりもボリュームを重視したランチメニューを用意。
Price...価格はランチタイムはサラリーマン取り込みのためドリンクセットで900円、夜は競合がいない高めに設定し客単価4300円程度を狙う。
Product...オフィス街であることから一定のデリバリー需要もあることを想定、そのためランチデリバリーを宅配サービスと提携して提供予定
Promotion...忘年会などのイベントの利用を刈り取るためLINE@での登録でドリンク1杯無料を行う。ランチタイムに多くのテーブルプレイヤーでのクーポン配布などを実施予定。
もしカフェを出すなら自社のカフェとスタバ(競合)との細かい比較をすることでどこの強みをもっと押し出したほうがいいのか、どこを改善したほうがいいのかが見える。
ここから市場調査をする前にデプス調査、ペルソナ設定をしていくます。それをしないと市場規模がスカスカになってビジネスが成り立たない。
多くのサラリーマンが市場規模がこのくらいなど言っていますが、ちゃんと計算できますか?
みなさんが市場規模を測るときにGoogleで調べたりしますがサンプルが少なすぎます、市場規模規模というのはサービスを必要としている人がどれくらいいるのかとそのサービスにいくら払うかです。
サービスを必要としている人の数×サービスに支払うお金=市場規模
メンタルアカウント分析
30代の男性がターゲットだよと言いますが一回考えてみてください。
100円で買う自動販売機はケチる人はいますが、女性と行く1万円のディナーはケチる人はいませんよね?このように人にはこれにはお金を使っていいやこれにはお金を使わないなどのメンタルのアカウティングがある。
これを市場規模に組み込んでいないため何にも当てにならないただの数字になっている
デプス調査
[ニーズ調査]
これは多くの人に「こんなサービスあったらどう?」とシンプルに聞くとこが大事です。この際に必ずカテゴリー分けを行いましょう
[デプス調査]
上記のニーズ調査に中から特定のニーズが確認できたカテゴリー層を呼び、5人〜10人程度に直接対面でヒアリングを行うことが重要です。これは必ずリラックスした環境での調査が必要となります。
ZOZOTOWNでは、利用しているユーザーがカートに物を入れるが、その日にはなかなか購入まで行かない人が多かったり、翌月や月末に購入する人が多いのがデプス調査の結果から分かった。またそのため多くの取りこぼしが発生している状況に対し、ツケ払いシステムの導入を検討してみた。
インタビューの仕方にもやり方があり、上の手順で質問していく。インタビュー中に重要なことは、ぽろっと口にした言葉などを必ずメモします。
自分のサービスなどは最後に紹介するようにする、最初から「うちはこんなサービスをしようとしているんですが」などとは聞かない
ペルソナ設定
プレゼンでの市場規模はこのペルソナを逆算していきます。
例えば、「30代子持ちの主婦さんで、子供を朝に保育園に送った後に仕事に行っています。旦那は会社員でいつも夜は22時帰宅です。仕事を16時に終わり17時に保育園に迎えにいきますが、スーパーで買い物をして晩料理をするのが大変です。このような主婦10人に対してデプス調査をしたところ、8名がぜひ宅配晩ごはんサービスを利用したいと言っており、このサービスには1ヶ月の晩ご飯代5万円の半分くらいなら払いたいと言っております。そしてこの街には同じような主婦が2万人ほどおり、そのためこのエリアによる市場規模は2万人×80%×2.5万円=月間4億円程度の市場規模が予想されます。」
この宅配のサービスがいきなり浸透しません。浸透するにも順番があります。
例えばここにカフェを作った場合、いつもはスタバに行く人が100人いた場合16%はちょっと冒険して他のところに行ってみようかなという人であなたのカフェに来てくれます。84名はいつもどおりスタバに行きます。
この16人を満足させることで口コミで広っがていきます。
ウーバーイーツはあまりテレビ広告はしていません。ですが口コミなどで広まり、かなり成長しています。
ここまでお疲れ様です、ここで論理的思考スキルは終わりです。次回からは論理的思考スキルを使って事業計画書を作成していきます。
終わり。