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"良いデザイン"を生むディレクション術 2025年01月21日

ということで、
タグチマリコさんのウェビナーに参加してきました。

それにしてもマリコさんなんでもできるなー
尊敬

登壇資料を共有しようといない、
マッチボックスは糞。

▼今日のゴール

1.ディレクションを「プロジェクトデザイン」と捉える視点
2.不確実性や曖昧さを"チャンス"に変える方法
3.コンテクストと全体像を把握する力が"良いデザイン"に直結する

▼ディレクションとは何か

1.ディレクターは「進行管理+指示出し」だけをする存在ではない
2.“プロジェクト全体をデザインする”ことで、
 チームやステークホルダーが同じビジョンを共有できるよう導く
3.良いデザインには 「目的背景・コンテクスト」 を理解し、
 それを形にするプロセスが欠かせない

▼仕様が決まってない!というチャンス

「いっしょに整理しませんか?」
要件があいまいだからこそアイデアの自由度が高く
ユーザー分析や作るべき成果物の整理がおこないやすい

かけだし発注者さん
(という可能性)
依頼自体が適切でない可能性が高い
アサインしている人員は適切か? つくるものは適切か? ターゲットは適切か?
発注者のリテラシーが低いという言葉で片付けない
必要な向き合い方、取り組み方をかんがえる

▼曖昧さの向き合いかた

コンテクストを捉え、全体像をみる
制作(開発)背景、社会背景、ユーザー背景、チーム背景
社内の状況、ユーザーが置かれている状況、業界の動向、リソース、メンバーの立場など

▼ディレクションはディレクターだけのものじゃない

進行管理をみんなでしましょう!という話ではない

ディレクターに管理を依存させず
みんなでいつでも確認できる状態をつくる

全員参加型ディレクション

“いいデザイン”は組織から。
チームUXを高める組織マネジメント
ツール、ツールの使い方、管理のしかた、相談のしやすさ
意見をオープンに出せる文化・手法を整えれば多様な専門性が結集した価値創造がしやすい

▼具体手法
 これまでの取り組み

※ここから実例のFigmaをみんなで見る会

▼まとめ

・すなわち、プロジェクトをデザインする
・“いいデザイン”は組織から。
・チームUXを高める組織マネジメント(ステークホルダー含む)

▼Q&A

Q.今デザイナーとしてディレクターとしてディレクションやってるんですけどペルソナ外の人などの具体例をもし可能でしたら見せていただきたいです。

A.共有画面が迷子になるマリコさん:ペルソナを見せていただきました。

Q.思考量や分析量が予想以上で圧倒されました
 分析手法や論理的な思考などを学ぶにあたっておすすめの本があれば教えてください。

A.難しい本がいいわけじゃないですよね。私超器用貧乏できたんですよね。
 とりあえず手を動かしてみる
 

Q.BtoBサービスなどではユーザーインタビューが難しい場面があると思いますが、どのように一次情報を得ていますか

A.BtoBサービスでも結局結局自社のサービスだと
 クライアントさんを捕まえるのが
 難しいケースは
 当然関係値的にあると思うんですけど
 全く別のプラットフォームでユーザーインタビュー
 協力者を探す
 インタビューだと
 ユーザーインタビューのプラットフォーム
 今非常にたくさん出ているので
 例えばユニーリサーチさんとか
 私は多分一番使っています

Q.ディレクションについてのご説明ありがとうございます
 昨年UX UIデザイナーとして転職をして
 現在社内初のデザイナーとして働いています
 会社にも私自身にもノウハウがない中
 手探りで業務を進めている状況です
 またデザイナーとしての業務に加え
 ディレクター的な役割も期待されています
 ディレクションはみんなでやっていくものという考えには
 大いに共感しています
 しかし開発メンバーが少なく
 私自身も経験が不足しているため
 ディレクション業務だけではなく
 デザイン業務に十分な時間を避けるかどうか
 不安を感じています

 もし田口さんがこのような環境を受けた場合
 どのようにキャリアを構築し
 これに対応されますか
 アドバイスをいただけますと幸いです

A.私最初の会社はその状態でした
 経験なくはないですけれど
 制作に直接関係のあるポジションにいた
 情緒がついてたわけじゃなかったので
 結局デザインの正解みたいなのがなかったんですけど
 やっぱり私の心の中にずっとコンテキストがあって
 今でこそコンテキストという言葉で表せるんですけど
 今こういう動きを求められている
 求められている本当のデザインはこれであるとか
 そういうのを考える癖がついている
 多分、無
 それはきっと生存戦略的な部分が強かったと思うんですけれど
 ディレクションをみんなでやっていくものって
 無理に捉えずに
 これですね
 何が言いたいかというと
 私多分XD出始めかもっと前ぐらいの時代に
 こういう資料はやっぱりずっと作っていて
 こういう資料をいかに早く作れるかを
 今AIの時代になってきているので
 もっとやっていくと
 全体像を見る力っていうのは
 結局自分の得意なところを見つけられる能力にもなるので
 例えば情報設計が
 自分の中ですごく早いなって気づくのか
 この後の
 デザインもきっとされていらっしゃると思うので
 あれかもしれないですけど
 ちょっと難しいな
 キャリアを構築し
 課題に対応されますか
 課題に対しては
 どっちみちみんなが迷子になられないように
 これは作りますっていうのだけは
 これは私昔だと多分1日かけて作ってた
 それでも1日で作れた自分を褒めてたんですけれど
 今だとこのボリューム
 私多分2時間ぐらいで出せます
 AIに手伝ってもらいながら
 このUIもAIに書かせてるので
 これを出してみんなで
 もうこれで作ってていいですよねって確認したら
 もう一気にみんなで走れると思うので
 そういう意味でスピードもアップできるし
 みんなで合意するためのスピードを上げるためには
 今自分が何をしたらいいのかっていう考え方で動くことで
 多分自分のさくべきところにも時間を避けるし
 チームのスピードも上がると思うので
 ぜひAI時代の今だからこそ
 投げちゃいけない情報はちゃんとマスクした状態で
 作り方まで今回しゃべれないのであれなんですけど
 こういうものをチャットGPTなり
 いろいろ出てるものから一緒に作っていくのを
 やったらいいんじゃないかなと思います

 キャリアを構築するというか
 いいものを作るために必要な情報は何だっけっていうのを考えていくと
 多分今自分に必要な情報が見えてくると思います

Q.非常に分かりやすいセミナーをありがとうございます
 ご紹介いただいた手法が非常に勉強になりました
 私はアプリ開発のデザイナーをやっています
 ディレクションの経験は浅いのですが
 リリースまでの期間が短くスピーディーな開発をまとめられるときに
 先ほどいただいた具体手法の中で比重を置く良い情報は何か
 もしマリコさんが実践されているプロセスがあれば
 お伺いしたいです

A.全部にユーザーの意見を挟めとは思ってないんですけど
 たくさんユーザーを見てたらある程度最適解を見てくるので
 プロセス
 良い情報
 なんだろう
 いい答えがパッと出てこないです
 具体手法の中で比重を置くと良い情報は何か
 これを時間ないときにやれるなんて当然私も持ってないので
 やっぱ
 アプリのデザイナーをやってらっしゃるんですよね
 スピーディーの開発
 おすすめは一番最初だけ時間かけることですけど
 つまり
 そうですね
 やっぱりこれですね
 私は困ったときに立ち帰れる場所を
 何らかの形で絶対作っておくっていうのは
 なんとか法でもなんでもなく
 今回作るものってなんだっけっていうのを
 パッと見に帰れる場所を
 別にFigjamじゃなくてもいいです
 Googleスプレッドシートとか
 Notionでもなんでもいいので
 誰に作るんだっけっていう
 ユーザーの情報をまとめておく場所と
 今回絶対
 この作ってる機能って正直作ってる間に
 ブレてきたりするので
 機能を書いておくというよりも
 誰に作ってるんだっけっていう情報と
 それに向けて
 絶対
 こういうフローとかも正直
 なんかスピーディーな開発やってるとき
 どんどんどんどん開発
 ブレてくわけじゃないんですけど
 いい意味でどんどんどんどん
 アップデートされていくので
 ユーザーの情報と
 あと
 ここだけはブラさないという
 コンセプトだけ置いておくように
 してますね
 ちょっとコンセプト設計の話まではしてないので
 今回ちょっとあれかもしれないんですけど
 今回の場合
 みんなで合意を取ったのは
 例えばこの図の例だったら
 ここにいる
 最初からセールスフォースや
 キントーンさんや
 ヤプリさんのようなツールを使うと
 まずいよねっていう合意だけは
 みんなで取ってる
 取ってた
 なので今回みんな目指すのは
 まずステップが
 ここを目指して
 ここを促進だけできるツールを
 目指していこうねっていう
 合意は取ってるんですよ
 なのでそういった活動コンセプトだけは
 みんなでいつでも
 立ち返れる状態にしておくっていうのは
 心がけてます

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松崎 希  │  隣り合わせの灰と青春
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