第6回 hcdvalue定例会 2011年05月28日

第六回のhcdvalue定例会は、一ヶ月にわたって行ってきた。
ワークショップの振り返りを実施いたしました。

場所は恵比寿のコーヒー、これで通算で3回目かな・・・

相変わらずの方向音痴で、
iPhoneの地図を見ているにもかかわらず道に迷い、
着いたときにはすでに参加メンバーが全員到着していた・・・

とりあえずなんか注文しろとのことで、季節のケーキセットを注文。

ワークショップの振り返りは、 KPTにて実施しました。

KPT(Keep/Problem/Try)「よかったこと、続けたいこと(Keep)」「うまくいかなかったこと、問題(Problem)」「次に試したいこと(Try)」の3つにわけてチーム内で抽出していくという手法です

みんなで2時間ほど、ワイワイガヤガヤして、
下記のような意見が集約されました。
(※写真を元に書き起こしたので、祖語等があるかもしれません。)

★Keep

  • ■みんなの踏ん張りで最後にちゃんと出せた

  • 進めたことを一つの形にまとめられたこと

  • 手法にチャレンジしてそのポイントなどを体感できた。

  • 手法を使うこと→身に付く

  • 手法を一通りきちんと学べた。

  • 最後に成果を形にまとめたこと。

  • 教科書通りの復習ができた

  • 企画書提出までやりきったこと。

  • 途中でくじけなかった

  • 手法の実践だけでなく、企画書の形で成果を残せたこと。

  • ■チームメンバー以外の人にウォークスルーをしてもらうことでコンテンツの抜けや漏れが確認できたこと

  • 講評を頂けたことで一歩引いて見ることができた。

  • 産技大メンバー以外から人の出入りがあること

  • ■2つ以上のチームに分かれてわることで推敲競争ができた

  • ■集まって同じ課題について話せたこと

  • ワークショップ形式で進めること

  • ■@hokorin が作業記録をブログで公開してくれたので、作業の振り返りができたこと。

  • 毎回、hokorinのブログで振り返りができた。

  • ■分析→設計のあたりでペーパープロトタイピングが有効であることとが分かった

  • 消せる紙でワイヤーフレームを共有しながら各シナリオの確認をしながら作業できたこと

  • ■各手法の問題点が見えた。

  • 難しさ、気をつけるポイントに気づけた

  • 企画書に落とし込むことで、検討の足りなかった箇所や、詰めの甘かったところが明確に分かったこと。

  • 最初にユーザ調査や観察をしっかり行う必要があることを実感できた。

  • ■手法にチャレンジしてそのポイントなどを体感できた

  • 手法をひと通りきちんと学べた

  • 手法を使うことで身についた

  • 教科書通りの復習ができた

  • ■WS開始時にメンバーがだいたい集合したので、意識合わせすることができた

  • メンバーが時間通りに集まれたので、振り返りも含めて、一緒に始められたこと

  • ■練習の場であってもリアルな題材の方が気合いが入ることが分かったこと。

  • ■チャレンジすること

  • ■価値カードを掘り出しながら振り返りも同時にできた(再スタート時)

  • ■定期的に集まること

  • 定期的に行うこと

  • ■未充足の価値から発想の転換が出来たこと。

  • ■自分達でプロセスを考えながら進められた

  • ■導入時にどんな説明をすればいいかわかった。

  • ■KA法だけでなく、ビジョン提案型デザイン手法の振り返りができた。

★Problem★

  • ■途中参加のメンバーと途中から参加できなくなったメンバーへのケアが少なかった

  • 不明点の共有を"次回まで"にするのではなく、共有からの(一日)スタートになることが多かった(不在の人へのフォロー)

  • キーになる人の出席状況で前回までの内容がうまくひきつげなかった。

  • 毎回、結果を出せていなかった。(出席者が変わるので毎回形にするべきだ)

  • 各プロせるの着地点が「なんとなく」のまま進んだので、後でボロが出てきて、出戻りが多くなった。

  • ■初参加や途中参加の人に簡単に手法を説明できる資料がなかった。

  • 企画書にまとめる段階まで、矛盾に気付けなかった。

  • ■トヨタ、マーケの気持ちになれていなかった。

  • ビジネスモデルを詰め切れなかった。

  • コンセプトの落とし込みが甘かった。

  • [KA]バリューシナリオの段階でマーケ的なチェックが不足していた

  • ■KA法に入る前のステップを軽視していた。

  • 事前調査・インタビューが足りていなかった。

  • ユーザー調査が不足していた。

  • 事前の情報収集が足りず、現在のサービスに比べた利点が出せなかった。

  • マーケットデータと、エクストリームユーザーの分析ができていなかった。

  • インタビューデータが偏っていた。

  • 現状認識、事前のデータの読み込みが不足していた(意識していなかった)

  • ■タイムマネジメントが悪かった。

  • 早目にスケジュールと段取りを決めておけるとよかった。

  • 日程、時間配分がアバウトになってしまった(エンドレス)

  • 段取りと具体的なスケジュールがチーム内で共有しにくくかった

  • 全体的な時間設計ができていなかった。

  • スロースターター

  • 長時間に及ぶと最後のほうは、考えが進まなくなる

  • 集まる日を決めるのが遅すぎた、もっと早ければ良い会場を手配できた。

  • 初日と二日目の会場の「かべ」がポストイットを貼るスペースが狭かった。

  • ■手法にこだわりすぎた。

  • 手法ドリブンで、途中でXB法で難しいことに気付いた。

  • XB法がうまく活かせなかった。

  • 今回の目的にあわせて手段を合わせて変えていくべきだった

  • ■結果を出す回とHCDの復習的なのは分けるべき

  • ■予想よりもワークショップが大規模になってしまった。

  • ■ゴールがイメージできている人とそうでない人がいた。

  • ■人間中心設計の手法ではなかった・・・??

  • HCDを銀の弾丸と思っていたこと。

  • ■企画書の完成までの作業ステップがイメージできなかった。

  • 報告書の内容に至る経緯がうまく残らなかった

  • フォトボーディングをしなかったため、企画書に物足りなさが・・・

  • 調査結果(参考資料)を提案したい企画を導く作業順番が逆になった。

  • ■[KA]構造化シナリオ法で、チェックの繰り返しが少なかった。・・・というかなかった。

  • 必要なポイントで外部の目でみてもらうことがぬけていた(してはいたが、ポイントがずれていたかも)

  • 工程の区切りでレビューする機会たタイミング良くできなかった(お昼、おやつ、最後など、作業の区切りでなく時間の区切りになっていた。)

  • バリュー/アクティビティ/インタラクションの切り分けにいつも迷う。

  • ■メールでのやりとりが多い(集合以外での負荷が高い)

  • KA法の実践時間より、企画書作成の時間の方が多かった

  • ■スクラムマスター的なファシリテーターがいなかった。

  • コアアイデアを出した人がプロダクトオーナーとなるべきだった。

  • 今回の目的にあわせて手段をアジャイルに変えていくべきだった。

  • ■企画書をつくるための素材や、設計を見通して進めるべきところもあった。

  • 写真探しが大変だった(著作権 etc.)

  • ■チームを細かく分けて、もっと案を出せたのでは。

  • チームの人数が多すぎたか。

  • 集まる頻度が高い(毎週はムリ・・・)

  • ■未充足の価値にとらわれすぎていた。

  • ■価値の整理からアイデア発想の過程がやりきれなかった。

  • 発散→収束の繰り返しのはずが収束しきれてなかった。

  • 議論の軸がなく、発散しがちだった。

★Try★

  • ■スタートダッシュする。

  • ■履修プログラムを受けていない人用の説明書(解説書)をマニュアル化

  • 今回実施した試みを資料にまとめる。
     (どこかで発表してフィードバックを受ける)
      例:ペーパープロトタイピングの事例

  • ■基本的に企画書はひとりの人が書く、それにみんなでコメントする。

  • アウトプット(企画書)を決め、必要なものを把握してから作業する。

  • 大ゴールと小ゴールを意識して設計する。
    (複数日にまたがる場合)
      →1回のWS参加でも満足感を得られるようにする。

  • ■毎回のゴールを明確に

  • 各フェーズのゴールを設定しておく。
     (○○○が明確になっていること、○○を1つだけ残すこと、とか)

  • ■企画書を作成して、段取りを共有する。

  • アウトプットイメージ・実践する手法・参加メンバー・作業ステップ・日程・役割分担

  • 作業の洗い出しを最初にやって工数を見積もる

  • ファシリテーターを設ける

  • ペアプロ(ペアで同じ作業をする)、1人でやらない

  • 手段と目的をまちがえないように。

  • タイムキーパーを設ける

  • 決まった時間内にアウトプットを出すファシリテーション

  • KA法を使ったアイデア発想?企画書の作り方

  • データ分析(フォトエッセイ、KA法、ビジョン提案型デザイン、ストーリーボード)

  • 企画書の書き方を知る。(A4 1枚にまとめるなど)

  • ■「HCDの必要性特定」をやる

  • 人間中心設計の良さ(有効性?)を強調する

  • ■HCDの手法を振りかえるときは企画とは別にする。

  • HCDにこだわらない

  • ■作業分担をうまく行い負荷を分散する。

  • オンとオフの時間を有効に使い、作業分担が簡単にできる仕組み作り

  • ■調査(インタビュー、アンケート)に時間をかける

  • ユーザー調査にポイントをしぼってワークショップ(場合によっては外部講師にたのむ)

  • 「利用状況の把握と明確化」をしっかりとやりたい。

  • インタビュー、事前調査をしっかり行う。

  • インタビューのやり方や被験者の選び方から始める

  • ■1チーム 4~6人ぐらいで。

  • チームのメンバーは、5~6名程度にする。チームの参加者が少ない回は代理で参加するなどして、チームを存続させる。

  • ■ペーパープロトタイプを用いたユーザビリティ評価の機会を作る

  • ■[KA法]構造化シナリオ法では、チェックを行うように意識する。

  • 収束されるために指標(コンセプトとの合理度とか)を具体的に用意する。

  • ■合宿形式で行ってみる。

  • 合宿形式で集合

  • スケジュールに余裕を持つ

  • ■HCD認定をとるために自分たちに何が足りないか考える。

  • ■メンバーが集まれない日は、別日でグループごとに設定するなど、不足分をおぎなう為の自主的な動きがもっとあると良い

  • フル参加できないメンバーと連携する仕組み作り

  • お助けマン的な人を簡単に募集できる(巻き込める)仕組み

  • ■出席がんばる

  • できるだけ時間通りに集合して、意識合わせをする。

  • ■行き詰ったアイデアを捨てて、次へ行く(粘る)

  • ■おやつを用意する。

懇親会

2時間半ぐらいの振り返りの後は、そのまま恵比寿の「TOMORU」で振り返りの飲み会へ。

2時間で5000円ナリ。

その後、時間も早いので、 2次会へ。

1次会が若干高かったので、
2次会は安めに使用とのことで、恵比寿西口の「やるき茶屋」へ突入。

ワークショップに参加できなかったメンバーも2人合流。

間違って、料理がきたけど、
店員さんが気にしてなく、サービス的にいただく。

左側チームは普通の懇親会。

右側のチームは、ワークショップの振り返りに余念がない・・・

この恐ろしい勉強力については、
身内ながらに恐ろしいものがある・・・・

2時間いて1人あたま1000円強って、
かなり安い・・・

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松崎 希  │  隣り合わせの灰と青春
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