横浜デジタルアーツ専門学校「ユーザーエクスペリエンスデザイン講座」2012年03月01日(木)
最終日となる3日目の授業は、
2日目で抽出した「価値」を「アイデアの種」として、
より具体的なアイデアとしてデザインしてもらいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384861-Mxy2QPqxhL.jpeg?width=1200)
まずは全体の説明を行い、
まだ、KA法のアイデアをまとめきれてないグループもいるため、
昨日の続きからスタート。
アイスブレイク
ブレストの前に、
ウォーミングアップとして、
「30サークル」と「拍手ゲーム」を行いました、
これは、専修大学の上平先生が、
ブレインストーミングの前に取り入れている方法です、
本当は、インプロと呼ばれる寸劇まで行いたかったんですが、
時間的・場所的な制限もあったため、
今回は簡単なワークショップまでとしました。
30サークル
![](https://assets.st-note.com/img/1735384863-SaDuaRt4Sn.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384864-to3W85lT6w.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384865-rxSZZIjDJC.jpeg?width=1200)
拍手ゲーム
![](https://assets.st-note.com/img/1735384866-LHdo4J64E3.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384867-o40GOqVXPR.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384868-xUsIOVhuIn.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384869-w9YK32psON.jpeg?width=1200)
自分も上平先生の授業で、
拍手ゲームをしたのですが、
学生さんの場合は、自分たちよりも上手くはできてなかったようです、
こういったところにも、
人の経験値などが現れるのかなぁと思いました、
拍手ゲームは楽しんでいただけたようなので、
良かったと思います。
ブレインストーミング
KA法で抽出したアイデアの種を、
いくつか抽出して、具体的なアイデアコンセプトまで落とし込みます。
方法としては、
(1)全体を見て、組合わさりそうなアイデアの種を組み合わせて考えてみる。
(2)ランダムにアイデアの種を組み合わせて強制的に発想してみる。
ようにしてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384870-jZfNjo1MEE.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384871-YYzBwnhTwf.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384873-TkWoYGdBXb.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384874-gozOlp9sVt.jpeg?width=1200)
チームによって、
価値からアイデアへジャンプさせるのが上手くいかないチームもありました、
KA法のアイデア抽出が抽象的すぎると、
ここら辺が上手くいかなくなりますねぇ。
このチームはアイデアの候補を組み合わせて、
壁に集約しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384875-GuAT5BScSB.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384876-AbfiA8bRCs.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384877-uFn8sScAYG.jpeg?width=1200)
このチームはランダムで「アイデアの種」のポストイットを選んで、
発想できそうなパターンをどんどん抽出しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384878-7L3R8OJCtp.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384879-7UWYExJ5DF.jpeg?width=1200)
また、KA法のアイデアの種をまとめるときに、
価値への注目が薄くなってしまい、
キーワード的なものだけになってしまったチームもいて、
何回か、アドバイスを入れて、
価値から離れないようにしてもらいました、
ここらへんも社会人経験のある人たちは、
発想のジャンプ力が上手くて、
いくつか良さそうなアイデアが生まれていました。
シャッフルディスカッション
(1)アイデアを言語化することによる整理
(2)他者からのフィードバック
(3)他のアイデアからのさらなる発想
を目的として、シャッフルディスカッションを行いました、
本当は、チーム全体で移動してもらう予定でしたが、
この時点でアイデアが抽象的すぎるチームがいたので、
とりあえず、チームで1人は説明役に残っていただきました
![](https://assets.st-note.com/img/1735384880-IEe9adNjj4.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384881-JJIlCsDVMA.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384883-Eui33IQ7ND.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384884-rB6htJiDUB.jpeg?width=1200)
当初は、シャッフルディスカッションまで予定に入れてなかったのですが、
アイデアプラントの石井さんのツイートに流れてきた資料を見て、
直前に、プログラムを調整しました。
アイデアの可視化
シャッフルディスカッションから得たことも含めて、
再度アイデアを見直してもらい、
最終的に、発表できる形にしてもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384885-kzi0CyiJaA.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384886-V14QLG6TJk.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384887-fgwUaptTRE.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384888-yhkIPa165f.jpeg?width=1200)
今回については、
発表の形式や方法は問わずに、
わかりやすく伝える方法を考えてもらいました。
発表
ジャンケンで負けたDチームから発表
■Dチーム
海画教室
スキューバダイビングをして、その体験を絵として描き、
思い出を残すことができる。
アクティブファイブ
クイズを出題し、
5人のチームでアスレチックをしながらクイズを解いて行く
頭と体を使って、苦難を乗り越えることで、
チームの絆が強くなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384889-qEAR3RpulI.jpeg?width=1200)
■Aチーム
ココPhoto
写真を取る際に、写真をとる制限を加えることで、
より楽しめるようになる。
ある特定の場所を指定して、
その写真を取ってサイトに投稿してもらう。
サイトからはランダムに写真を配信
![](https://assets.st-note.com/img/1735384890-sNCUApTzCT.jpeg?width=1200)
■Cチーム
このチームはアクティングアウトで発表。
みんなの倉庫
高い製品や家に置いてあるあんまり使わないものを、
お店に提供して、自分の使いたいときだけ借りることができ、
家に無駄なものを置かない、
企業にある型落ち製品なども提供することによって、
在庫を抱えずに、サービスを提供することができる。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384891-ve4Yi46sch.jpeg?width=1200)
■Bチーム
パートナーと大冒険
テレビ局の企画で、
犬と人をペアーで旅にしてもらう。
一緒に無人島や世界中で、
宝探しや冒険をしてもらう。
冒険の楽しみや、
犬との絆を作る喜び。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384893-tvdACQ1UV0.jpeg?width=1200)
なかなか、アイデアの発想が上手くいかず、
他のチームからツッコミを受けていたチームもありました。
本来であれば、
この発表のフィードバックを反映し、
さらにシナリオを精緻化していく流れとなりますが、
今回の授業はここまでとなります。
3日間の授業を終えて
正式な講師としてワークショップを行うことは今回が初めてでした、
アウトプットしてみると、
いかに今まで、大切なことを教えていただいていたか、
身にしみてわかるようになりました。
「講義→繰り返し→アウトプット」をしてみると、
いっそう知識が深まりまるとともに、
これからの課題なども見つかったような気がします。
ご指導いただきました、
横浜デジタルアーツ専門学校の浅野先生、宮下先生
千葉工業大学の安藤先生、山崎先生
専修大学の上平先生
グラグリッドの三澤さん、
hcdvalueの皆様に、
あらためて、御礼申し上げます。
お茶会
授業終了後に、
生徒さん達にお茶会を開いていただきました、
(未成年なので、お菓子とジュースで。)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384895-K1qgjU6vLP.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384896-KYQAF7qtHC.jpeg?width=1200)
色々紆余曲折はありましたが、
まったりとお話できました。
翌日にAppleStoreでプレゼンがあるため、
プレゼンの練習をする子も。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384897-9Gc6QCdLNq.jpeg?width=1200)
省察
特に懇親会とかないのかなぁと思いつつも、
疲れていたので、
帰宅しようかと思い、自宅に向かいましたが、
途中で、呼び戻され、
菊名の「まりも」で待つようにとの指令が・・・
なんか凄く入るのに勇気がいったんですが、
思い切って入ってみると、
普通の定食屋さんで、
「あっ、今日はご飯ものは終わっちゃったんですよ」
と言われ、
「ん?」と思いつつも、
「飲み屋じゃないんですか?」と聞いてみると、
2つのお店がくっついていて、
「定食屋のまりも」と「飲み屋のまりも」が、
背中合わせになっているお店でした。
「飲み屋のほうのまりも」に入ると、
常連さんが2名いて、
かなりアウェーな状況で待つことに・・・
座ったものの、どうすればいいのかわからずに固まっていると、
常連さんが優しく話しかけてくれたので、
助かりました。
店内には日本酒が並んでいて、
飲みたいイメージを伝えると、
お酒を選んで出してくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384898-NNb9OyZymj.jpeg?width=1200)
20分後ぐらいに、
先生方お2人が到着して、
3人で楽しく飲みました。
(いつもの浅野先生が不参加・・・)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384899-wGoG4z5hBf.jpeg?width=1200)
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次はあるのかな・・・
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