ワイワイCAFE UX、デザイン思考、リーンスタートアップのためのオブザベーション(観察)入門 2014月05月17日

5月17日に行われた、
「ワイワイCAFE UX、デザイン思考、リーンスタートアップのための
オブザベーション(観察)入門」

に参加してきました。

久しぶりの古巣のIMJに。

講師はおなじみの酒井さんと重村さんと羽山さん。
羽山さんと酒井さんがメインファシリテーターで、
吉岡さんがコーヒーをいれてくれてました。

チームはDチームで、
矢野さん、加納さん、難波さん、
ミカダさん、シモワキさん、自分の6人チーム

講義

メンタルモデルはUXの入門には本格的すぎない?ので、
もっと親しみやすく基礎をおさえたい。
→オブザベーションにした。

観察

 本日のテーマ:IMJの受付
        IMJの担当者の名詞を頼りに面談を行いにきた。 
        といった設定で被験者をシャドーイング。

 自分が気になったことだけをメモしてこない
 →確証バイアスがかかる。

▼注意点
 ・付箋に単語でかかない。
  あとでユーザーの心理がわからない。
 ・観察者は静かに。

 チーム内から1人、IMJの受付を知らない人を被験者として選んで、
 ビル外に移動。

 その後、
 残った観察メンバーにはテーマを発表
 テーマ:IMJの技術力を広めたい!受付で紹介しよう。デモをつくる
     →「ユーザーは受付で何をしているか?」
      「置いたデモはうまくいっているか?」

 みんなで最初に受付を偵察。
 その後、
 観察がスタート。

各チームごとに順番に観察を行うが、
 受付前にカメラが設置してあり、
 会場に残ったチームもモニター越しに他チームの観察を行う。

カスタマージャーニーマップ作成

 今回のカスタマージャーニーマップの書き方は、
 エクスペリエンス・フィードバック評価法(安藤 2012)を参考にして、
 一般的なジャーニーマップに構成を変えたものです。

 被験者がまず最初に感情曲線を記載。
 そこに観察した付箋、インタビューデータをはりつけ。 

 ※インタビューをしやすくするためのカスタマージャーニーマップ。

 自分達の観察したデータを付箋として貼ってから、
 他のチームの付箋も貼っていく(必要あるのか?)

その後、似た要素にグループ名を付ける。

その後、改善案を考える

発表

 そもそもの受付のあり方として「人を置く」というのもありましたが、
 それでは面白くないので、それ以外の改善案を考えました。

講評

 酒井さん
  ミクロ視点だけではなくマクロ視点として観察出来るかどうか。
  (IMJの受付には表彰物なども置いてあったがまったく観てもらえなかった)

 太田さん
  太田さんが事前に受付に待機して、キネクトで遊んでればいいんじゃないの

感想

 オブザベーションのワークショップはファシリテーターとして実施したこともあるので、
 それらとの違いから、オブザベーションはどうあるべきなのか、
 考えなければいけないと思いました。

 参考:横浜デジタルアーツでのオブザベーションワークショップ。 

 ・記録者は決めたほうがいいかも。
 ・思考発話法がない→詳細なデータがわからない。
  (行動データと発話データの採取が必要)
 ・観察後の振り返りインタビューもワークショップ参加者がやったほうがいい。
  (ファシリテーターの羽山さんと酒井さんが担当していた。)
 ・チーム全部の観察を行ったがこれも必要ない、
  それよりも自分のチームの観察に注力したほうがいい。
  エクストリームユーザーに注力することが大事じゃないのかな。
 ・カスタマージャーニーマップの実演はいらないかも、
  (ファシリテーションしすぎ)
 ・カスタマージャーニーマップを被験者の気持ちを先にグラフにして、
  それから観察した付箋をつけていったが、
  それでは観察した意味がない。
  (被験者は自分の行動はわからないから観察するのであって、
   被験者が自らの行動の感情曲線を書くのであれば意味がないのでは。)
 ・ワークショップの編成として6人は多いかも、
  壁に向かって全員が議論に参加できない。

 ・1時間おしはワークショップとしてはつらいな。

  といったところです。

懇親会

 懇親会の会場でビアバッシュ形式で。


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松崎 希  │  隣り合わせの灰と青春
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