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マイクロソフト認定教育者の試験に合格しました。

マイクロソフト認定教育者(MCE)の試験に合格しました。

MCEとはなにか?

MCEとはMicrosoftの認定資格です。

「21世紀ラーニング・デザイン「21 世紀の学習活動デザイン」に基づき、以下6つの21世紀型スキルに焦点を当て、これらの能力を育成するための学習活動のデザインと評価手法の理解度を測定します。
1.コラボレーション
2.知識構築
3.自律的な学習
4.現実社会の問題解決と革新的な取り組み
5.熟達したコミュニケーション
6.学習のためのICTの活用」

21世紀の学習デザイン

今回この資格にチャレンジした最大の理由は、資格が欲しいと言うことではなく、この21世紀の学習デザインを学んだみたいと思ったから。

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【学習内容】
「21 世紀の学習活動デザイン(21CLD)」は世界48か国以上で活用される教員向け学習活動デザインガイドです。このコースでは、以下6つの21世紀型スキルに焦点を当て、これらの能力を育成するための学習活動のデザインと評価手法をご紹介します。カリキュラムデザインの一つの手法としてご活用ください。
・コラボレーション
・知識構築
・自律的な学習
・現実社会の課題解決と革新的な取り組み
・熟達したコミュニケーション
・学習のためのICT活用
【コースの目的】
以下の問いに対しそれぞれの答えを導く。
“21世紀の社会を生きるための学び” とは
”21世紀の教師” の特徴とは
”21世紀の学習者” の特徴とは
"21世紀の社会を生きるための学び" をデザインする際、学校および制度上、最も重要となる要素は何か。

(サイトから引用)

こちらのMicrosoftのサイトにある「教育センターのトレーニング」でオンライン研修をすることができます。

またこちらでも学ぶことができます。

時間: 21.0 時間
21st Century Learning Design(21CLD)for Educatorsは、全 8 コースあります。各コースに4〜6レッスンがあります。
このラーニングパスは、デジタルテクノロジーを使用して生徒と一緒に21世紀のスキルを開発する明確で実用的な方法を教師に提供します。
21世紀の教育者向け学習デザインは、研究方法論に基づいて構築されており、教育者が生徒向けの充実した学習活動を設計する方法を変革するのに役立つ共同の実践ベースのプロセスを提供します。
コース4~8 の内容はローカライズを順次進めています。

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すべて見ていくとかなり時間がかかりますが、Microsoftが考えるこれから求められる力や教育をどのように考えているのかがよく分かる内容になっています。

教育とは世界を変える最大の武器

本校もカリキュラム・マネジメントや総合的な探究の時間に力を入れています。

本校が生徒に求める4つの資質・能力は「主体性、協働性、創造性、自己有用感」。

まさに21世紀型スキルと合致します。

また掛川市は生涯学習都市として日本で最初に宣言した都市でもあります。

「21世紀の学習デザイン」に出てくる「21世紀の学習者」は「生涯を通じて学び続ける力」を持つ人。

情報の反乱する現代は情報を知ること自体には価値がなくなっています

情報にアクセスし、解釈、分析、評価ができることが大切だと強調されます。

現代の世界の課題には決まった解決方法はありません。

21世紀の学習デザインでは
専門的思考や固定概念にとらわれない思考
世界に対する知識と新しい情報ソースの活用
そして複雑なコミュニケーションや対人スキル
を求めています。

つまり

専門分野にわたる複雑な問題を解決し、生涯を通じて絶えず学習をし続ける

ますます複雑化する世界の中で生活し成長する能力を養う教育こそが未来の教育なのです。

さらには21世紀の学校について、生徒が教育や学校にどのように関わるのか、という生徒側の視点も説明されています。

21世紀の学校に求められているのは「生徒の自発的な学習をサポートする環境づくり」が必要。

生徒が教師とともに積極的に学習に関わる「教室と学びのコミュニティ」や生徒の自発的な学習をサポートするための環境づくりが求められています。

「知識の伝達」が教師の仕事となっている現在の日本の学校で見られる形ではなく、生徒と知識を組み立てる「共同作業者」となること、そして学校は学習者中心となり、生徒は疑問を持ち、社会的な議論に関わり、自分だけの答えを持つような環境を作っていく仕事となるべきだと語られています。

感想

「21世紀型の学習デザイン」の中で、「21世紀の学習者」とともに「21世紀の教師」についても述べられています。

継続的に自分の知識・スキルをアップデートし、これを教室に適用する。つなり教師自身が「真の学びの専門家」にならなくてはならない。

僕も、自律する学習者となるように生徒を導くことと同様に、自分自身も真の学習者として知識やスキルをアップデートしながら生涯学習をしていきたいと思います。

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