高校生が行う!掛川城プロジェクションマッピング、大成功!
2019年12月21日、掛川城でプロジェクションマッピングを行いました!
掛川城プロジェクションマッピングは、地元高校生が企画、制作、運営の全てをおこなっているイベントです。
今回でプロジェクションマッピングは9回目、掛川城では7回目のチャレンジです。
お城を高校生の力で綺麗に彩ることには(さすがに7回目の挑戦なので)あまり価値を置いていません。綺麗な映像を投影するだけなら、プロにお願いした方が意味がある。
そこで今は、「高校生がなぜこの場所でプロジェクションマッピングを行うのか」、というテーマを作ることにこだわっています。
今回のテーマは
「ダイバーシティー(多様性)」
掛川城というキャンパスに、国境、距離、年齢、ハンディキャップを越えてクリエイティブで美しい景色を作り出す。つまり場所や環境を越えて、テクノロジーの力で交流をし、協働し、ともに創作する、という体験をしよう!
さらには掛川の人々にも、ダイバーシティーを感じてもらいたい!ということです。
参加チーム
国内:掛川西高校パソコン部、掛川工業高校有志の地元チームを始め、東京都立石神井特別支援学校、福島県立平支援学校、さらに宮城県登米総合産業高校。
国外は、インドネシアのディアンハランパン・チカラン校、タイのベンジャマラチュティット校、そして掛川市の姉妹都市の韓国横城(フェンソン)郡の小学生が参加してくださいました!
投影した道具
ちなみに足場は掛川工業高校さんの手作り。ビニルパイプで軽量化し、組み立てることで持ち運びもしやすくした優れもの。
今回は雨が降りませんでしたが、雨対策に農業用ポリエチレンで包むことができるように準備してくださいました。
プロジェクターはエプソンの8000ルーメン程度のプロジェクターを4台使用しています。
投影場所:天守閣
昼間の掛川城です。この天守閣のすぐ下に井戸があり、その井戸の上に足場を組んで一台プロジェクターを配置しています。
壁面
天守閣の下の壁面にも2台のプロジェクターを配置。
壁面用の映像を用意し、壁面および樹木に投影します。
床
中心会場である天守閣広場にくる途中の道にも投影。
大勢人が集まる天守閣広場では、こどもたちは走り回ることはできないので、安心して走り回ることができる場所を用意しました。
新しい取り組み
実際に掛川に足を運び、イベントに参加できない人たちに対し、Facebookライブとインスタグラムのライブ中継を行いました。
今回、参加していただいた多くのチームが掛川に来られませんでしたが、同じ時間をライブとはいえ共有できたことはとてもうれしく思いました!
大変寒い夜でしたが、多くの方々に足を運んでいただきとても素晴らしいイベントになりました!
これからも多くの方々と、こだわりのテーマでイベントを行っていきたいと思います!
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