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【ハイスト】歴史カードゲームとAI生成画像 製作方法 Vol.2
授業準備
前日にワークショップで作成する歴史カードを作成してみました。
CanvaのAI画像生成を使ってエジプト新王国のファラオ「ラメセス2世」を作成してみました。
「エジプト新王国のファラオであるラメセス2世。背景は王家の谷。ラメセス2世は剣を持っている。」という言葉でAI画像を作成してみました。
できた作品がこちら↓
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こちらをハイストのサイトでカード化したものがこちら↓
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完成度の高さに満足。授業への手応えを感じました。
ちなみにGoogleのAI生成画像ツールであるImageFXというものがあります。こちらは現在無料で使用することができます。
ImageFXで制作した画像がこちら。
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画像のクオリティはこちらの方が高いですね。ただ生徒の学校のメールアドレスでは使用することはできませんでした。
1日のスケジュール
・朝、学校に配すとメンバーが来校
・1限 高校2年生の日本史探究・世界史探究3クラス
・3限 高校1年生の歴史総合
・5限 中学3年生の社会
・放課後 草薙フューチャーセンターでワークショップ
授業デザイン
細かな授業デザインはこちら↓
1時間(50分)のメニュー
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・5分間 ガイダンス
・10分間 歴史上の人物をシートで調べる
・10分間 CanvaのAI機能で人物の画像を作成
・10分間 ハイストのサイトを使って歴史カードを作成
・5分間 グループで作成したカードを共有
・10分間 グループの代表がクラスで発表
それぞれの内容を細かく見てみましょう
ガイダンス
授業の最初に1時間の流れを説明
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そして授業の目的を確認。
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歴史上の人物をシートで調べる
興味を持つ歴史上の人物を決めていきます。
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教科書や資料集、ネットなどを使いながら人物のデータを肉付けしています。
・生まれた時代
・国、エリア
・属性(身分・階級・職業)
・肖像画の特徴
・その他
CanvaのAI画像生成で歴史上の人物を作成
普段から本校では学校活動の多くの場面でCanvaを使用しています。
そこで歴史カードで使用する画像はCanvaのAI画像生成で作成することにしました。
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ちなみにハイストリーの歴史カードもほとんどがAIで作成されています。
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作成の手順
CanvaのUI(ユーザーインターフェース)が新しくなったので、実際に電子黒板に僕のPCの画面を映しながらハンズオンで進めました。
まずは左上の「デザインを作成」をクリック。
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デザインのサイズは「A4チラシ」で検索しました。
チラシ(A4 21×29.7cm)をクリック。
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そして左の縦長のバーに注目。上から2番目の「素材」をクリック。
素材の中を下にスクロール。
「AI画像生成機能」の「独自のものを生成する」をクリック。
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そして「作成するものを説明」の下のボックスに作りたい人物の特徴を入れていきます。
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ここでは「ナポレオン」を作成。
4つのナポレオンが作成されました。
その中の一つをクリックします。
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貼り付けた画像とA4の下地の大きさがずれています。
画像をクリックすると上に3つの点が現れます。(・・・)
そこをクリック。
そして「画像を背景として設定」をクリックします。
そうするとA4の下地に画像がぴったりハマりました。
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制作した画像をダウンロード
右上の「共有」をクリック。
そして「ダウンロード」をクリックします。
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ファイルの種類は「jpeg」か「png」を選びます。
サイズは大きめ。
そして「ダウンロード」をクリックします。
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この製作した画像を、次は歴史カードにします。