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焼飯(チャーハン付800円)
今日のお昼は、焼飯(チャーハン付800円)を食べました!美味しかったです😋
いや、謎すぎる。
焼飯(チャーハン付800円)。
ごはん屋さんに行くと、まずメニューを見る。
「しょうが焼き定食」「オムライス」と書いている。
知っている。よく食べる。美味しい、好き!
「アクアパッツァ」「マリトッツォ」と書いている。
知らなかったけど、よく目にしたり、よく聞いたりするようになった。知っている。数回食べたことある。美味しい。
今日行ったお店では、「焼飯(チャーハン付800円)」と書いていた。
焼飯、知っている。よく食べる。好き。
チャーハン、こっちも知っている。よく食べる。好き。
焼飯(チャーハン付)、知らない!!!
この意味の分からなさ加減。圧倒的未知。
少しどころではない、かなりの狂気を感じる文字列。
これに気を惹かれないなら、他の何に対して惹かれるというのだろう。
迷わず注文した。それ以外の選択肢はなかった。
「焼飯」だと500円。それを「チャーハン付」にすると300円追加で、800円。
どういうことなんだろう?
焼飯とチャーハンって違うんだろうか?
それとも同じもの?サイズ違い?
この二つの料理は、確かに使い分けを曖昧にしてしまっていることが多いけど、今日で明確な違いが明らかになるのかもしれない…!
料理の到着を待つ間、
手持ち無沙汰に、もう少しメニュー表を見たり、店内を(店員さんの不快を生まない程度に控えめに)見回したりしているとき、
そして、厨房から漂ってくるにんにくの匂いや、聞こえてくるジューっていう音に食欲をそそられているとき、
頭の中は「焼飯(チャーハン付)」のことでいっぱいになっていた。
料理は5分もかからずに持ってきてくださった。
「焼飯です」と店員さん。
スープも付いてきた。
おぉ、これが焼飯。美味しそう。
ちょっと間が空いて、
「セットのチャーハンです」と店員さん。
(正直、「チャーハンです」と言っていたかどうかはあまり聞き取れなかったのだけど、「セットの」とは聞こえたので、こっちが焼飯に付いているチャーハンなのだろう)
こっちがチャーハン。美味しそう。
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左がスープと一緒に出てきた焼飯(500円)。
右がチャーハン(追加の300円)。
同じに見える…!
お腹が空いてたから、早速食べてみた。
同じだ…!
どっちも美味しいのだけど、同じだ…!
しかも、同じ量だ…!
美味しい焼飯を二倍食べられる!
美味しいチャーハンを二倍食べられる!
(「美味しい焼飯を二倍食べられる」を書くだけで良かった気はするが、「焼飯」と書けば良いのか、「チャーハン」と書けば良いのか、分からなくなった。だから、どちらも書いてしまった。以下の文でもそんな調子で書いてしまうと思う)
焼飯とチャーハンが好きな私は、れんげを運ぶ手を止めない。お皿につくられた山をどんどん崩していく。
美味しい。
ある程度までは…。
食べ進めると当然お腹は膨れてくるし、いくら好きとはいえ、さすがに同じ味×二皿は飽きが来てしまう。
そこに救いの手。
壁にチャーハンの味変レシピが貼り付けてあった。
紅しょうがや、食べるラー油をつけて食べると、それも美味しいという。
つけてみる。
美味しい。特に、紅しょうがと一緒に食べると、めちゃくちゃさっぱりする。紅しょうがの存在意義を再確認した瞬間だった。
食べ切った。(おそらく)同じ料理を二皿。
美味しかった。
しかし、結局、「焼飯」と「チャーハン」の違いは分からなかった。
「良い意味で狂っていて、意味の分からない、おもろいもの」が好きな私は、「焼飯(チャーハン付800円)」というメニューがめちゃくちゃ好きになってしまった。
今は、焼飯とチャーハンで満たされすぎていて、また食べに来るとしても少し先になると思うけど、「焼飯(チャーハン付800円)」ファンになってしまった。推していきたい。
名前通り、チャーミングなチャーハンを食べられるお店「チャーミングチャーハン」。
ぜひ行ってみてください🤤
(お皿に一枚一枚、「チャーハン」「チャーハン」って書いているの、チャーミング)
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
また次回👋🏻