#チラムネ林間学校①~第1回会議~
2023年6月4日20時、16人の有志が集まった。
時間どおりにしっかり揃うところが、「今までコロナで制限されてきたけど、今年は楽しいことやりたい!」というみんなの強い気持ちの現れだと思う。
2023年9月30日から10月1日にかけて、「チラムネ林間学校」が開催される。
ファン有志で実行委員会を結成して、企画から関係各所への予約・調整、当日の運営までを行い、この夏の「#チラムネ福井コラボ」3rdシーズンをしめくくるファンイベントだ。
このイベントの実行委員会に立候補したチラムネファンたちが、第1回チラムネ林間学校全体会議に集結。
今回の記事では、第1回会議の様子をお伝えしていきたいと思います。
〇ネット上の知り合いと顔合わせ
Twitterを主な生息地として、チラムネファンのゆるい界隈が生まれている。
何が好きとか、最近何に興味を持っているとか、普段どんなことを考えているとか、そんなことは知っているのに、顔も本名も知らない。
こんな関係、とっても不思議だと思う。
そんなネット上の知り合いと、画面越しに顔を合わせた。
今年4月に行われた「チラムネ桜を見る会」(カバー画像はその時に顔出しOKの人のみで撮影したもの)で会ったことがある人もたくさんいたし、本当に初めて顔を合わせる人もいた。
まずは自己紹介から。
進んで先陣を切ってくださった人がいたり、誰が自己紹介をして誰がまだしていないかを記録してくださっていた人がいたり、イジったりイジられたりというTwitter上でのお決まりの流れをしている人たちがいたり、この時間だけでもそれぞれどんな人なのか、少しのぞき見ることができた。
〇実行委員長決め
「投票ではなくて、あーでもねーこーでもねーって感じでふわっと決めていこう」
という方針になり、実行委員長に立候補した2人を話題の中心として話し合う。
まずは、それぞれ立候補した理由を聞いた。
発言の順番はじゃんけんで決めることに。
順番をどう決めたか、なんて重要なことではないから本来書かなくて良いのだけれど、この順番決めじゃんけんでは、7回連続であいこが続く、という奇跡が起き、今でも印象に残っている出来事だったので書き残しておいた。
そんな流れで2人の話を聞く。
立候補者Yさん(大学3年生)
「実行委員会内の各担当(レク係やキャンプ係など)がどれも魅力的で全体的に関わりたいし、今まで部活内でチームのまとめ役をする中で身に付けてきた力を実行委員長としてどこまで活かせるのかを試したいから。また、これから就活を始めるにあたって、そのアピールにしたくて立候補しました」
立候補者Cさん(大学1年生)
「中学の頃、学校のイベントで2回実行委員を務めたことがあり、その経験を活かせると思うから。また、コラボの中の人のTwitterで公開されたチラムネ林間学校の企画書は自分が書いたので、責任を持って最後まで完成させようと思って立候補しました。チーム一丸となって思い出を残したいです」
両候補ともしっかりした動機を持っていて、過去の経験もあり、どちらが実行委員長になったとしても、ちゃんと回っていきそうだと思った。
それは集まった人たちの総意のようで、最終的に、大学1年生のCさんには来年チャレンジしてもらうことにして、実行委員長としての挑戦をちゃんと言語化して就活でのアピールに活かしていくことを期待し、今年はYさんに任せることになった。
Yさんなりのやり方で頑張って欲しい。私も副実行委員長(レポ担当)として、サポートが欲しそうなときには支えていきたい。
〇役割決め
実行委員長が決まったので、次は実行委員の役割決め。
まず決まり始めたのは、キャンプ係。
キャンプ経験が豊富なDさん、Rさん、Cさんが中心となって進めてくれることに。
最近ジムニーが納車されたという神もキャンプ場に車を見せに来るのでは、と妄想話も少し挟みながら、これから色々調整しつつ進めていく、とのこと。とっても頼もしい。
次に進行係は、メインとしてMさん、サブとしてUさんが務めることに。
チラムネ桜を見る会でも場を盛り上げつつ回してくださっていたMさんが入っている進行係も安定感がある。
会場予約や諸々の調整など、外部とのやりとりを行う予約係は、Hさん、Kさん、コラボの中の人さんが担当。
チラムネ福井コラボで関係各所との繋がりを作り上げてきた中の人という強力な後ろ盾がつきつつ、後述するが早速テキパキしっかりしたところを見せてくださったHさんや、休暇村で既に非公式イベントを開催した実績のあるKさんという盤石の体制。
レク係は、Uさん、Tさん、Yさん、Gさん、Hの5人が中心となって進める。
実行委員長・副委員長や進行係と兼務する人がいたり、社会人経験のある人が所属していたり、色々な属性を持つ人がそれぞれの視点から、たくさんのアイデアを出しながら企画を練っていく。
その他、副実行委員長(会計担当)はKさん。各係が拾いきれないところをカバーする大事な雑用係は、Jさん、Cさん、Mさん、Sさんが担当。
私は副実行委員長(レポ担当)とレク係を兼務することに。
こうしてそれぞれの役割が決まった。
〇「若さの強みは手数だね」
役割が決まった後は、各係ごとにどのように動き出すかを簡単に確認。
まず話し始めたのがキャンプ係。役割決めのときもそうだったけれど、キャンプ係は動き出しが早い。
ごはんをみんなで作って食べたいね、ならカレーかBBQをしたい、キャンプ場はどんな感じなんだろう、というように話がどんどん展開し、予約の話へ。
ここで大活躍していたのが、さっき少しだけ紹介したHさん。
キャンプ場のキャパはどれくらいなのか、キャンプ場にも設備の違いで色々な種類があるけどどれにしようか、など、キャンプ係をはじめとしたみんなの意見を参考にまとめつつ、
仮予約したとしていつまで確保しておいてくれるのか(これによって募集期限をいつに設定するかが決まる)、最大でどれだけの場所を予約できるのか、など、先方への確認事項もリストアップしていった。
テキパキ進めつつ、漏れや認識のズレがないか念入りにちゃんと確認していて、とっても頼もしい。
早い動き出しで、たくさんの手を打っているHさんの様子を見て、コラボの中の人は「若さの強みは手数だね」と感嘆していた。
〇これから
「福井で青春を取り戻す」
今まで顔も本名も知らなかったネット上の知り合いが一堂に会して、実行委員会を結成し、イベントの企画から関係各所への予約・調整、当日の運営までを行う。まさにライトノベルにありそうな展開だ。
みんなの繋がりの根っこにある作品『千歳くんはラムネ瓶のなか』作者の裕夢先生が、物語の中で伝えてくださっている「熱くなることは格好良い。がむしゃらにあがき続ければ、遠いと思っていた月にだって手が届く」という想い。
これから、本格的にチラムネ林間学校が始動する。
3年間のコロナ禍で制限され、置き忘れてきた青春を、大好きなまち・福井で取り戻す。
忙しくなるとは思うけれど、実行委員会のみんなで頑張って、大変なことも乗り越えていきたい。熱い想いを持って、少しでもより楽しい林間学校を作っていきたい。
「月に手を伸ばせ」
この夏の終わりに、十年後もその先もずっと思い出せるような、最高に楽しい青春の思い出を作りたい!
P.S. 第1回会議後の動き
翌日、早速Hさんが休暇村への確認連絡をしてくださった。
それを踏まえて、その日の夜21時からキャンプ係でのブレスト会議が行われた。
レク係もその週のうちに企画案を出していく会議を開催。
「若さの強みは手数だね」という言葉通り、学生を中心とした実行委員会ではどんどん進んでいっている。
各係で話し合いを重ねて練ってきた案を発表し、企画を決定する第2回全体会議が7月2日に行われる予定だ。
(②に続く)
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