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SNSが普及した今だから大事にしたい「思いやり」

「思いやり」って何を"思い"やるのかっていうと

他者や相手の考え方や心境、事情、状況といったことだと思うんですよね。

誰かが、なにかとんでもない失敗をしてしまった時。

「何やってんの!そんな失敗して!バカなやつめ!」って思うかもしれない。

でも、それを言葉にする前に

「めっちゃ疲れてたのかも」
「やり方を知らなかったのかも」
「大変な悩み事があって集中できなかったのかも」

っていう具合に、相手の立場に立って想像をする。
そうすれば、その人に投げかける言葉は違うものになってくるかもしれない。

「なんか疲れてるみたいだけど大丈夫?」
「もしかして初めて?やり方、分かる?」
「何か困ってることある?私でよければ相談に乗るよ?」

まあ、相手の立場に立って想像してもやっぱり「何やってんの!」と思ってしまうこともあるかもだけど

それでも「思いやる」プロセスを経ればそれがクールダウンになり、むき出しの言葉のトゲを落とすことはできるはず。

人間はそもそも、考え方や心境、事情、状況が同じ人はひとりもいない。
だからそこにはズレが生じるし、噛み合わない部分には摩擦が起きる。

だからこそ、私たちは「言葉」という意思疎通のツールを使うんですよね。
自分の考えをぶつけるため、だけじゃなく。相手のことを理解するためにも。

誰かを傷つける武器としてではなく。
おたがいに理解し合うための道具として「言葉」を使いたいです。
WebやSNSにあふれるトゲトゲしい文章を目にすると、そう思います。

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