女子校育ちだった話①
こんばんは。奈津季です。
私は田舎の公立女子高校を卒業しています。
地元で高校の名前を出すと「あら頭いいのね」と言って貰えますが、いわゆる自称進学校ってやつです。女子校と聞くと皆さんどんなイメージでしょうか。
いじめ多そう?
お嬢様学校?
可愛くてお上品な子達ばかり?
答えはどれも「そんなことない(学校による)」です笑
※あくまで個人の感想、個人の母校の風潮によるものです
私の経験はあまり明るい話ではありません。それでも良ければぜひご覧下さい 。m(_ _)m
なぜ女子校に進んだか
・珍しい環境に身をおきたい。
私の地元は田舎なので、高校の数自体少ないです。なので、女子校は希少でした。私は少数派に属することで自分の価値を高めたがるところがあり、「珍しい所に行こう!」という気持ちが強かったのです。
価値が上がったような”気がする”だけなんですけどね笑女子校は私の地元では珍しい環境かもしれませんが、都会に出てみれば共学よりかは少ないけれど、数としては沢山あるもので井の中の蛙だったなあと今では思います。何者かになりたい欲があったのかもしれません。
・男子が大嫌いだった。
中学の私は男子が嫌いでした。思春期の拗らせですね。毎日毎日「どこかに消えてくんないかな」とか思ってました。私は学年で1番まとまりが悪いクラスに必ずと言っていいほど配属されることが多く、あまり学校が楽しかった記憶がありません。
暗いなあ…( ˊᵕˋ ;)
中学って、思春期だから男子がふざけるのは日常茶飯事で合唱コンクールの練習では歌わないのもあるあるですよね。私も多少は目をつぶっていたつもりです。
でも、大体3年になったら全てが最後だからちゃんとする空気になりますよね。
私のクラス、ならなかったんです( ´ཫ`)
体育祭では同じ軍になったほかのクラスの足を引っ張り、合唱コンクールでは賞は目指さない、練習もろくにしない、男女はバチバチ、顔が可愛くないからという差別、休み時間に教室でボール遊び→女子の顔面に本気で投げたボールが当たる→軽くしか謝らない、私の水筒落とす→謝らない、公立高校受験前日の勉強の時間は思いっきりうるさい、病む学級委員、担任の先生は若い男性で、男子に乗っかっちゃうから嫌い、頼れない…
あ、嫌な思い出が沢山出てきてしまったのでこの辺で。当時は男子に注意が向いていましたが、女子も女子で酷かったですね〜
多分、私よりも遥かにしんどい学生生活だった方もいらっしゃると思います。上記を見て「え、コイツ何が辛いんや」とか思われる方もいらっしゃると思います。
でも当時の私、つらかったんです。いちいち全体が怒られて面倒臭いし皆、消えてくんないかな、私がこのクラスから消えてしまいたい!とか考えてました。
今思えば一人一人は根は悪くない人が多かったので、視野を広く持ったら良かったように思いますが、思春期には無理な話です。
男子がいなくなっちゃえばいいのに、と毎日考えていた私にとって女子校は夢のような場所でした。中学のOGで女子校に進んだ先輩はいつも、「男子がいない安心できる環境、行事は皆一生懸命、切磋琢磨出来る仲間がいる…」とうたっていました。
私の求めている環境が全てそこにあるのだと思い、進学の決意は固まりました。
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