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ADV150を買った理由

リターンライダー

こんにちわ、ドールおじさんです。

この度、数十万年ぶりに軽二輪車を購入してしまいました。いわゆるリターンライダーおじさんです。ホンダのADV150というスクーターを衝動買いしました。

何故衝動買いしたのか

このADV150ですが、拙者のニーズにがっちりはまっていたのです。どんな所がツボだったのか、以下お話していきます。

高速に乗れる最小サイズ

バイクの選定に際して、当初ははやりのハンターカブも良いなって考えておりましたが、排気量的に高速道路に乗れない点と、カウル無しのバイクの風圧は首が死ぬ事を考慮して、拙者的には無しだと判断しました。
一方ADV150は126cc以上ですので原付二種より上の軽二輪車クラスとなる為、高速道路に乗れます。

バイクでの高速道路の通行ですが、昔は一番左のレーンへ寄って一旦端っこに停めてお金と通行券を準備して、それからレーンに戻って支払いをして、再び左端に停めておつりと領収証をしまって…という、とても面倒な作業が必要でした。そんな事もあって、バイクで高速道路に乗るには少しハードルが高い行動だった為、拙者の場合、ごくごくたまにしか利用出来ませんでした。
ですが今はETC万能の時代。バイクでもETCさえ取り付けてあれば、通行時の手間はさほど車と変わりません。とても便利なのです。
(地方等の謎運営の有料道路は、未だにETC未対応で現金やキャッシュレス払いですが)
購入前に心配な点としては、高速道路に乗ったとしてちゃんと流れにのれるだけの速度が出せるのか、満足に加減速できるのかという点がありました。この点については後述します。

ラゲッジ容積

拙者ドールおじさんですので、命の次くらいに大切なおドール様やカメラ、そして長さ的にかなり邪魔になる三脚類を運ぶ事が至上命題となります。

バイク購入については、当初はCRF250 RALLYやセロー最終型あたりが頭に浮かんでいたものの、メットイン用のトランク(以下トランク)に入れるのが最適解だとの結論に至り、選考から外れました。

実際、おドール様(大体60cmくらい)と最小限のカメラ装備、それと三脚を乗せる程度ならばトランクで済んでしまいそうです。ドールおじさんとしては、この他にドールさんの装備(革トランクだとか帽子だとかショールだとか)やポーズ固定の治具一式、あとレフ版やストロボ、ライトスタンドなどを持つ事を考えると、トランクだけでは足りそうにありません。
トランクに積みきれない荷物は、後ろにGIVIかツアラテックあたりの箱を乗せて積載していく方向で考えたい所存。

なんちゃってデュアルパーパス

拙者の利用目的のメインは日々の通勤、次がドール写真撮影の為の移動であります。撮りに行くのはこんな感じのものです。

通勤なんてのは正直な所徒歩でも行ける距離なので、ぶっちゃけどんな乗り物でも問題ありません。むしろバイクの選定が重要になってくるのは2つめの用途。
ドール写真の撮影に行く際、「ここから先にこの車で行くとUターンすら出来ない可能性がある」「この先入ったらスタックするかも」みたいな場所に行く事が結構あります。この際に毎回「バイクだったら気にせず入って行けるのに」って感じておりました。車ではどうにも停められない場所でもバイクなら余裕というのも魅力です。
前項で候補にセロー最終型やCRF250 RALLYが挙がっていた理由がこちらになります。とはいえ、そこまでハードな場所へは絶対に行かないので、比重としては通勤快適性に寄せていき、軽くフラットダート的な場所を通過できる程度のバイクを探しておりました。

排気量

拙者体力無いんで、小さければ小さいほど良しとしたいところ。昔は2スト原理主義+4ストなら直4以外認めない的な思想に染まっておりました。どちらもパワーバンド付近の吹けあがりが魅力ですが、もうお年寄りなので絶対的加速感や最高速度に身を委ねるような乗り方に興味が無くなってしまいました。
おっさんになった現在は、むしろ小排気量で、それなりの速度でトコトコ走りたい所存。
高速移動での安定感を考慮するとアフリカツインやX-ADVも良いなと思いますが、ここら辺になると置き場所の問題(車庫で車の横に入れられない)や、普段使いが段々苦痛になる未来が予感出来るのでこれはまたいつか機会があれば検討したいと思います。

納車後の感想

納車された直後の感想は「原付と比べるとまあまあでかい」でした。が、乗ってみると原付クラスよりも格段に安定しているので安心感があります。

キーレスエントリー

バイクもいわゆるキーレスエントリー化されとるのですね。実は拙者自身が普段乗る車(軽自動車、クロカン四駆、カーボンシャシーのミッドシップ車)は未だキーレスじゃないものばかり(勿論家族や会社の車にはキーレス車もあります)なので、自己所有としては実質初キーレス車であります。

アイドリングストップ

このバイク、アイドリングストップ機能が付いてます。信号等で停車したまま数秒が経過するとエンジンが停止します。アクセルを捻るとドゥルンって勝手にエンジンが掛かります。この始動時の感触がキュルルルってのではなくて、プリウスやアクアなんかの、あのドゥルンって感じなのです。なんだこれ、おかんのアクア並かよ!って思いました。ちなみにアイドリングストップは右手元のスイッチでoffに出来ます。アイドリングストップしまくるとバッテリーがあがる説があるので、拙者普段はoffにしております。

ブレーキ

ブレーキは前後とも中々良い感じです。フロントはABS付き。かなり効きますのう。ABSすげー。
惜しい点としては、最早操作もおぼつかないおっさんとしては、不整地を考慮するとリアにもABSが欲しかったかもしれない。

加速・高速道路

ちゃんと乗れます。ちゃんと加速します。但しメーター読み115km/hくらいで頭打ちになります。フューエルカットとかそういう類かのう🤔
※東名120km/h区間でのテストです

加速感は頼りなくは感じますが、とりあえず高速道路の左車線や真ん中を走るには十分だと思います。右車線は無理、絶対無理。

この加速感/最高速度だと高速道路は厳しいと仰るyoutuberさんやブロガーさんをよく見かけますが、現在の大型トラックは100km/hリミッターが付いているし、積載時の加速は絶望的なのですが、あれらを普通に追い越せる程度の実力はあります。つまり大型トラックが走れる速度域ならば十分走れます。
以上が事実です。youtuberさんやブロガーさんの仰る”厳しい”は、心情面での”厳しい”だったり、普段バンバン加速する二輪・四輪に乗っているが故の相対的な”厳しい”だと思います。

個人的には大型トラックの少し後ろをずっと走るのに丁度良い加減速感なので、かなり気に入っております。
今のトラックの後ろって昔みたいな排ガス地獄ぅぅ!って感じではないので、かなりいけます。この点については石原元都知事GJと言いたい(うちの会社としては石原元都知事のせいで億単位の損害が発生したので一生許しません)。
150ccクラスの車体とは思えない安定感ですが、横風には弱い傾向だと感じました。

燃費

一部では50km/l越えてると伺っておりますが、うちではそこまでではない感じでした。
現在42~43km/l付近でウロウロしております。購入時からの推移で見ると40.8km/lを指しております。重たいおじさんを運んでいる事を考えれば十分満足な燃費であります。
燃費は非常に良いと思う反面燃料タンクの容量は8リットルなので、無給油での航続距離はそれほどでもないです。

乗り心地等

リアが過剰に硬いです。ほんと硬すぎる。もっとしなやかなショックは作れなかったものか…これだけの為にアフターマーケット製の検討をしようかと思う位ですのう。オーリンズいってしまおうか…出来ればついでにフロントも倒立にしてフェンダーを上に上げて、なんちゃってアドベンチャー感を増して行きたい…でもそんなのは儚い夢ですなあ…。

不満点

繰り返しになりますが、こんな感じですかねー。

・リアサスペンションが硬すぎる
・足つき性があまりよくない
・トランクにジェットヘル(大きめ)が入らなかった
・トランクに思った程荷物が積めない(最低限は入ります)

さいごに

拙者普段はnote界隈ではなくgoogle+におります…居ましたがgoogle+が死んでしまった為、現在はtwitterを仮住まいとしています。もし気が向いたらご訪問くださいませ。



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