【FAB】KanoがLLになったのでCCを始めたお話
はじめに
11月28日にLiving Legend(以下LL)ポイントが追加され、
12月1日にLLになりました。
相手ターンにもActionを使えコンボを叩き込めるというユニークな能力、
難しいけど楽しさを感じて今年の5月にFlesh and Bloodを始めてから
というもののずっとBlitzで使用してきました。
ようやくまわし方に慣れて勝てるようになってきたところでLL入り!
もっとKanoを使いたい!
というわけでClassic Construct(CC)用にデッキを組み替えることにしました。
※こちらの記事では、BlitzでKanoを使っていた方やある程度知っているよ
という方向けの記事となります。
Kano, Dracai of Aether
まず最初に大人になったKanoを見てみましょう。
能力はYoung Heroと同様に、3リソースを支払いInstantとして起動。
デッキの1番上のカードをめくりそれがnon-attackのaction cardであるなら
banishすることによってそのターン中Instantとしてプレイできる能力。
ステータスは・・・知性が4、ライフ30・・・ライフ30!?
はい、ライフが30しかありません。
他のヒーローと比べると最初から10点ライフに差がある状況で
ゲームがスタートします。
装備品もほぼBlitzの使いまわしなので全て防御値が0です。
よって、どれだけライフで受けるか、どれだけ手札を防御に回すかの
見極めがより重要になってきます。
BlitzとCCのコンボの違い
Blitzでは、ある程度相手のライフを削ったところにコンボを叩き込む!
という戦い方がメインでした。
この点に関しては、CCでも大体同じと思ってよいでしょう。
Blitzで代表的なコンボが下記のコンボ
つよい!絶対につよい!
ところが、CCKanoのリストをいくつか調べてみたところ、Blitzでは代表的
だった上記のコンボに使われていたおじいちゃんことEmeritus Scoldingを
採用しているリストはほとんどありませんでした。
メインコンボ使わないの!?じゃあどうやって勝つのさ?
CCでのキーカードになるのがこちらのカード
Arcane Damageを4点飛ばします。
重要なのは下の効果。
「相手ターンにプレイしているなら、ターン終了時までArcane Damageを与える効果のAction cardは代わりにX点の追加Arcane Damageを与える。Xはこのカードによって与えられたDamageである。」
Aether Flareが次のカードにダメージを追加する似たような効果ですが、
こちらは「ターン終了時まで」効果が続きます。
つまり、ターン中にプレイするカード全部にバフが乗ります。
例えば、Aether Wildfire→Scalding Rain赤→Blazing Aetherと
プレイしたとしましょう。
1回のコンボで4 + 8 + 16 = 28点与えられることになります。
CCでは、Aether Wildfireを起点としたコンボがメインのようです
CCでのデッキ構成
じゃあ具体的にどう組めばいいの?
というわけでこちらがNational Championshipで1位を取った方の
リストです。
https://fabrary.net/decks/01H9RQCH5E7QNA5KKBSS4VH0NS
Blitzでの構成は、基本的に相手のライフを削るカードとコンボ用カード、
Kanoの能力起動用に青のカード+Lesson in Lavaなどの特殊効果のついた
黄色カードで構成されることが多く、比率としては赤と青がほぼ同数で
黄色が少々といった割合が多かったようです。
一方、CCでは赤の割合が減り、青の割合が増えています。
コスト比もBlitzとは異なり軽いものが多い傾向にあります。
というのも、Aether Wildfireからコンボを繋げるには大量のリソースが
必要となるため、リソースを出しつつ、なるべく軽いコストのカードで
コンボを繋げていこうというコンセプトがあるからと考えられます。
装備に関しては、Blitzとほぼ一緒ですが、ゲームスピードがBlitzに比べて
ゆっくりなこともあるためかFyendal's Spring Tunicも採用されています。
Spellfire Cloakは対アグロなどで使われているようです。
CC用に追加するとよいカード
CCの構築をするのに必要なカード、あると便利なカードを紹介します。
まず、Blitzで使用していたカードでコストが低いカードとAether Spindle赤は1枚ずつ追加しておくとよいでしょう。
青の0コスト1点のカードであるAether Dart, Sap, Prognosticate, Zapも
3枚ずつ必要です。
加えて下記のカードがおすすめです。
Eye of Ophidiaについて
Eye of Ophidiaあった方がいい?
個人的な考えから言うと
「無くても大丈夫だけどあるならあった方がいい!」
です。
Kanoを使っているとわかるのですが、どうしても運に任せて能力を起動しなければならないシーンも出てきます。その時にこれを使うことによって運要素をカバーできます。また、コンボを始動する際にもデッキトップを操作することでコンボをある程度最適化することもできます。
デメリットとしては、
・価格が高い
・防御値がない
・アーセナルに置くことができない
・Kanoの能力でめくれた時に何もできない
・価格が高い
といった点が挙げられます。
デメリットがあっても、得られるものの方が大きく見えるので持っている人はどんどん使いましょう!
ちなみに似たような効果だと下記のカードがあります。
Wizardのnon attack actionを使っていると解決後に手札に戻ります。
Gaze the Agesプレイし、レイヤーにある時にSnapbackをInstantで使用すると手札に戻せるという小技もあります。
対戦相手のターンにInstantとしてプレイでき、次にプレイするカードに1点のバフを与え、Opt3をします。赤なのがネックですが上手く使えれば強そうだなーなんて考えてます。Blitzで1枚だけ採用していましたがハマれば強かったです。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
正直なところ私自身も構築やプレイングなど模索中なところがあり、
今回の記事全てが正解とは言えません。
周りにKano使いの人が増えたらいいなと思いつつこの記事を書きました。
これを機に使い始めてKanoの楽しさを知ってもらえれば嬉しいです。
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