眉毛と剣菱とくさや(2020.2.5)
今日の面接のお兄さんは、背が高く眉毛がすごい綺麗だった。ボサボサ眉をちょっと整えただけで満足していた自分が恥ずかしい。眉毛サロンにでも行ってみようか。
眉兄(まゆにぃ)はこれまでの面接感の中で飛び抜けて接しやすい方だった。「履歴書のここ、こう書いた方が今後の転職とかで役に立ちますよ」とか言ってくれる。就職元が今後の転職とか口にしてよいのか?なんて思いながらめちゃくちゃ好感を寄せていた。
一つ思ったのは、相手の話を聞くよりも相手に対して話す方が心は打ち解けやすいのではないだろうか。卒業研究について話したりすると、なんだか嬉しい。心を開ける気がする。尋ねられるということは、会話において思った以上に価値がある。
結局のところ、面接はただの一対一の会話であるにすぎない。素の自分を見せて欲しい、なんて言われることが多く、またまた〜って思っていた。けれど実際共に働くことになったとして素の状態で働かなければ雇い手と働き手共に効率が悪くなるなと気づいた。
そうなると面接で見られているのは人間性そのものであって、人となりの魅力、というものを表現しなければならない訳だ。技術職にともなう力量なんかは置いといて。
うーーーーん、難しい。自分のことを魅力的な人物であると、まず自分で認識しないとうまく伝えられない気がする。だから自己分析をしましょうなんて謳うんだな。
眉兄ありがとう。見習います。
夜、居酒屋で飲んでいたら隣にいたおっちゃんが剣菱とくさやを奢ってくれた。粋なおっちゃんだなぁ。嬉しい。初めて食べるくさやはペットショップみたいな匂いがして、それと一緒に飲む剣菱はとってもとっても甘かった。