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『虐待児の詩』 谷川俊太郎に告ぐ。

「谷川俊太郎に告ぐ。」



俊太郎よ、おまえの詩に旋律を付けようとしてはいけない。
谷川俊太郎よ、おまえはおまえの詩を歌にすることなどできはしないのだ。
おまえの詩には愛がある。
おまえの詩には、常に、愛の調べが付きまとう。
おまえの詩を歌にすることなどできないのだ。
おまえの詩はいつも歌だから。
 



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