北海道パ酒ポートの旅4 千歳鶴酒ミュージアム
パ酒ポート。それは北海道内の酒蔵やワイナリー、ビール工場などを巡る大人のスタンプラリー。
2020-2021版パ酒ポートの参加製造所は17施設。前回までで集めたスタンプは6となっています。
今回は千歳鶴酒ミュージアムへ。しかしこの千歳鶴、北海道ではかなりメジャーな銘柄ですが
と思っている人が意外と多いです。
千歳鶴は北海道・札幌の地酒です。
ということで、飲み仲間のゆういちさん(40代中盤)と札幌へ。
千歳鶴を製造する「日本清酒株式会社」は明治5年創業。札幌で初めて酒造りを営んだ「柴田酒造店」が前身。
店内も歴史の重みを感じます。天井梁には明治中期、伊達市に造られた味噌醤油蔵の古材を使っているそう。
酒造り資料展示コーナーではかつて実際に使われていた木製の仕込樽などが展示されていて、こちらも歴史を感じさせてくれます。
ミュージアムに入ってすぐのところに仕込水が飲めるスペースがあります。(この日はコロナの影響で休止になっていました)
千歳鶴の仕込水は地下150mから汲み上げていて、酒造りに最適な中硬水なのだそうです。
そして直売店コーナーへ。
季節限定のお酒や
蔵元限定のお酒も購入できます。
しばらく眺めていたら店員さんが「どういったお酒をお探しですか?辛口がお好みですか?」と声をかけてくれたのですが
(#本当に言いやがった#女性の店員さんの前で#恥ずかしい)
そこでゆういちさんが最も気を惹かれたのが
千歳鶴 大吟醸「吉翔」(1800ml 税込13,200円)。柔らかな口当たりと、華やかな香りが特徴とのこと。
やはりコロナの影響で試飲も休止中だったのですが、普段は「吉翔」も試飲できるのだそうです。(試飲していたらこの男、購入していたかもしれない)
店員さんの話だと、何年か前に杜氏が女性になってから千歳鶴も伝統を守りつつも進化しているのだそうです。ホームページに杜氏さん(六代目杜氏 市澤智子さん)のお話が載っているのですが「地酒とは何なのか」との問いに
地元の作り手が地元の米や水で醸造したものを、地元の方々に味わっていただく。これこそが本当の意味での地酒だと思っています。
これからも北海道・札幌の地酒 千歳鶴を応援したいと思います。
さて、ミュージアムの一角に「お休み処」があって酒粕ソフトや仕込み水で淹れたコーヒーをいただけるのですが、ゆういちさんが「せっかくだから酒粕ソフトを食べたい」と言い出したので
(#事実である#過去に何度も)
とりあえず千歳鶴酒ミュージアムでスタンプを押して
全施設制覇まであと10!!
おしまい。