北海道パ酒ポートの旅1 小樽田中酒造
パ酒ポート。それは北海道内の酒蔵やワイナリー、ビール工場などを巡る大人のスタンプラリー。
2020-2011版は、コロナの影響で工場への入場を制限しているニッカウヰスキー北海道工場など昨年より2施設減って、参加醸造所は全部で17箇所。
ちなみに先日余市のニッカウヰスキーの見学(要予約)に行った際に「おたるワインギャラリー」と「おたるワイナリービール」へ寄ってきたので
全制覇まで後15ヶ所。
今回は小樽の田中酒造さんへ行ってきました。
田中酒造さんは1889年(明治32年)創業。現在では小樽唯一の造り酒屋で、代表銘柄は「宝川」です。小樽市色内の本店と信香町の亀甲蔵の2ヶ所があります。
まずは工場見学もできる亀甲蔵へ。
こちらは北海道でただ一つ、一年中仕込みをする四季醸造蔵とのことで酒造りの工程も一年中見学できるそうです。(作業は午前中からが多いので早めの訪問がお勧めです)
仕込み水は自由に飲むことができます。
さて店内へ
やはり風情があります。亀甲蔵の建物は明治38年頃に建てられたものとのこと。小樽市の「歴史的建造物」に指定されているそうです。
二階では工場の見学ができます。
それぞれの工程に丁寧な説明がついていますが
一階の入り口の所に置いてあるリーフレットを持っていくとより楽しめると思います。
朝9時半くらいに行った時には、麹室で二人の職人さんが作業をしていました。
一階は売店になっていて
季節限定品や蔵限定のお酒も売っています。
試飲コーナーも充実しており、お気に入りのお酒を買うことができます。
さて、亀甲蔵から車で10分くらいのところに田中酒造本店さんがあります。
本店の店舗は1927年(昭和2年)に建てられた木造2階建で、こちらも小樽市の「歴史的建造物」に指定されているそうです。
店内には古い看板や調度品などが展示されていてとても良い雰囲気でした。こちらでも試飲と販売を行なっており
ハズレなしのガラポンも人気らしいです。
今回は亀甲蔵と本店でそれぞれスタンプを押すことができたので
コンプリートまであと13ヶ所!!
おしまい。
実際に日本酒を造っているところを見るのは初めてだったのでちょっと感動しました。