ほっかいどう暮らし23 虎杖浜で朝食を食べる
うちの近所のオヤジども、あいも変わらず週末になると
そしてたいてい翌朝には
2020年ももう終わろうとしているというのに
僕「朝食だ!しっかり朝ごはんを食べて、風呂に入ろう!!」
オヤジども「え〜!?」「なんで〜!?」
僕「なんで~?じゃない!明日7時に迎えに行くからタオルと着替えを準備しておくように!!」
ということで、翌朝、7時ちょっと過ぎに(一人寝坊したため)出発。
車中ブーブー文句を言われながら向かった先は、タラコの生産地として有名な白老町虎杖浜。
虎杖浜温泉 「湯元ほくよう」
国道36号線を走る事約1時間、到着したのが虎杖浜温泉の老舗旅館「湯元ほくよう」さん。そしてその目的は
朝食バイキング+入浴セット 1,100円。
玄関を入って、まず券売機でセット券を買うのですが
5千円札と1万円札は使えないのですが、2千円札は使えます。
館内は昭和の香りが漂う、風情のある佇まい。
朝食会場は思ったより混んでいました。蜜を避けるためテーブルを一つづつ空けて使用しているせいもあるのですが、タイミングが悪かったら少し待たされていたほどでした。
肝心のバイキングはというと
人が多かったのであまり写真も撮れなかったのですが、とにかく品数が多い。温かい揚げ物や焼き魚、煮物・炒め物の他パンやデザート等も用意されていました。
お店で買ったらいいお値段がする、地元産のタラコももちろん食べ放題。
どれも美味しそうで目移りするのですが、とりあえず一皿盛って席に戻る。
これだけでご飯2膳いただきました。(もちろんタラコはおかわりしました)
つい先程まで文句を言っていたオヤジ達も
しっかり「おかわり」していました。
食後にサービスのコーヒーをいただいて、ちょっと落ち着いた後はいよいよ温泉へ。
「湯元ほくよう」さんの温泉はなんといっても源泉掛け流しのお湯が魅力です。その自慢の程は
本邦屈指 至極の名湯 美人の湯。
お風呂についてはさすがに写真は撮れないので、関心のある方はホームページでご確認ください。
ここの温泉は大露天風呂も自慢なのですが
露天風呂に行くためには外に作られた渡り廊下を通っていかなくてはなりません。
だいたいこんな感じの廊下で(実物はもう少し古い感じです)、屋根と塀と男女の仕切りが設けられているのですが
女性は直接露天風呂の脱衣所へ行くか、内風呂に入った場合は一旦服を着てから再度露天風呂の脱衣所で脱いで入る必要があります。一方男湯は服を着たまま直接露天風呂にも行けますが、内風呂からそのまま渡り廊下に出ることができます。
まあ、つまり女湯と違って男湯は裸のまま露天風呂に行けるということなのですが。仕切りがあるので気にならないと言えばなりませんが、合流地点(内風呂を通らないで来た男性が渡り廊下に合流する部分)は「男」と書いた暖簾が一枚下がっているだけなので...風が吹くと...チラチラって。
あくまでもイメージですが(笑)。(しつこいようですが、女性は裸のまま渡り廊下に出ることはできません)
広い露天風呂に浸かっていると、近くを列車が通り過ぎる音が聞こえたりして、とても開放感があります。
お腹もいっぱいになり温泉にも入って、すっかり満足して帰ろうとすると玄関の脇の売店コーナーに
オリジナルの提灯。在庫限り、500円と書いてある。
迷わずひとつ購入。嫁に「虎杖浜でお土産買ったから」とメッセージを送ると、「あらぁ、ありがとう」との返信。
帰り道白老町内のお店をいくつか覗いて、家に着いたのはちょうどお昼の12時。僕が「あ〜、まだお昼か。なんて充実した休日なんだろう」と言うと
オヤジども「おっ、ちょうどお昼だ」「昼ごはんがてら飲むかい?」「い〜ね〜」
で、結局
「....。」
僕は、とりあえず嫁にお土産を渡そうと一旦家に帰りまして
おしまい
いい温泉でした。
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