ほっかいどう暮らし16 セイコーマートのカツ丼を食べる
近所に住むコーイチさん(40代後半)は自らをヘルシー志向と言う。
ある時は大曲の「豆腐工房うのや」さんで
チーズ豆腐や木苺豆腐などの「かわり豆腐」を買ってきたり、またある時はスーパーの沖縄物産展で
ジーマミー豆腐を買ってきて、「お豆腐とハイボールなんて、まさに
などと言っている。
まあ、これだけなら確かにヘルシーな感じもするのだが、しこたまウイスキーを飲んだあげく帰り際には必ず
と言ってセイコーマートでカツ丼を買って帰り、家で一人「〆カツ丼」をして寝るのが常となっているらしい。ひどい時にはカツ丼を買ったことも食べたことも記憶にないらしく、翌朝「なんかカツ丼のカラの容器が置いてあったわ(笑)」などというメッセージが送られてくることもある。ヘルシーも何もあったものではない。
(ちなみに道民はセイコーマートを「セーコマ」と呼ぶ)
そんな生活をしているからか、コーイチさんの腹は出ている。後ろから見ると
なのだが、横から見ると
本人は「2.5次元だから」と訳のわからないことを言って笑っているが、とても笑いごとではない。側から見たら「餓鬼」である。
とは言え、毎度そんな話を聞いているとカツ丼が食べたくなる。
セイコーマートのカツ丼はおいしい
その理由のひとつに
「ホットシェフ」という、店内調理、提供というシステムも関係していると思う。いったん冷めたものを温め直すのではなく、温かいものを温かく保管しているので。
さて、これが
セイコーマートのカツ丼。お蕎麦屋さんや専門店の「揚げたて、サク、フワ、とろ」ももちろん美味しいのだが、お弁当のカツ丼の「これでもかっ!とタレが染み込んだ衣のカツ」、「味を閉じ込めて締まった卵」、「クタクタの甘辛玉ねぎ」は別物である。何よりセイコーマートのカツ丼はタレが旨い。
以前はご飯の上に直接カツがのっていたのだが、今は別盛りになっている。
前の方がご飯にもタレが染み込んで美味しかったと思うのだが。とりあえずご飯にのせてみる。
カツはこんな感じ。
厚めで柔らかく、しかもジューシー。前述の通り衣がタレを吸って
旨い!!
しかし、コーイチさんに付き合っているうちに少なからず影響を受けてしまったのか、知らぬ間に...
いか〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!
おしまい
....ジョギング始めました。