弥生賞

クラシックへ向けて、トライアルレースが始まりました。
調教からの推奨馬は3.5.6.8.10です。

3番、シュバルツクーゲルは1週前、助手が騎乗しG前でステッキ1発入ると、スッと反応しました。
今週はジョッキーが跨り、直接入り口で頭を上げるも、直線では手綱を手元に置くと、良い反応で併走馬を交わしました。前走で重賞レースを使っていてある程度の流れも経験できているのは強みです。3ヶ月半の休み明けではありますが、トライアルで権利取りに期待の1頭です。

5番シンエンペラーは、実に素質馬という良い動き。終いは坂路で11.9と軽く反応を見るような感じで、この時計が出るのは流石です。川田騎手も初騎乗となりますが、調教でコンタクトを取れていますし、レースでどのような競馬をするか楽しみな1頭です。

6番トロヴァトーレ。新馬から2戦2勝。それも弥生賞と同舞台の中山2000m。完全に皐月賞を視野に入れてローテーションを組んでいると思います。最後の切れ味が重賞級で、あの脚を最後にしっかりと使えれば、まずここは通過点でしょう。あの一瞬の脚というのは中山ではかなりの強みで、無敗で皐月賞に向かうこと間違いないです。今週は併走馬に遅れはしましたが、この日の6Fは2番時計ですから、心配ないでしょう。
ここは少数頭にもなりましたし、枠順からも競馬は作りやすいはずです。
本当にこれは鉄板級の大本命です。

8番シリウスコルト。芙蓉ステークスの勝ち馬で、調教では単走追い。直線では、鞍上の指示にしっかりと応えて瞬時に手前を替え、フィニッシュまでいい手応えでした。
前走のホープフルSでは、4角でアッと思わせたように(レガレイラの伸びが強烈)、4角でうまく立ち回れば掲示板内、いや、3着があってもおかしくない内容でした。最後が止まってしまっただけに、2000mが気持ち、長いような気もして、デビュー戦が1200mだっただけに16、1800mまでかと思います。

9番ダノンエアズロックは直線の手前変換が鞍上の指示に応えず、初の中山という点は不安です。また、デビューから2戦東京でのレースということもどちらかというとダービー向きかな?と思います。器用に立ち回る中山はこの馬にとっては不向きな印象です。もちろん、能力も高く素質馬なのでここであっさり勝っても不思議ではありませんが、人気馬の中では1番不安であります。

10番、ファビュラススター。前走、同条件で勝っています。今週の攻め馬では、直線追われると、良い反応で両馬を交わしさりました。デビューからコンビを組む横山武騎手というのともあり、自在性があるのがこの馬の強みです。外枠ということもあり、ずっと外外を回されるとコーナーが4つありますので、早めに内に入れたいところです。

ここはもう6の1着固定で勝負したいところです。

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