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超絶黒字病院の闇を暴く!


自分が働いていた病院の話になります

コスト意識の高い病院って

結構闇が深かったりします💦

診療報酬に取りこぼしがあった場合

それだけ病院の利益がマイナスになるので

なんとしてもこれを防ぎたい!

という意識が働いています

といっても

診療報酬に関しての担当は

殆どの病院が医事課がメインだと思いますが

我々放射線技師にも重要な責務があり

各検査項目の実施時に

使った薬剤などのコストを正確に取る

という部分があります

例えば

造影剤を使ったCT検査であれば

使った造影剤と生理食塩水(点滴をした状態で検査室に向かう場合)のコストを取ったり

〇〇加算などの手技項目も

コストの一部になるので

取りこぼしは絶対に許されないです💦

(受信した時の明細書をみると、各項目ごとに別れて点数が表記されているので確認してみて下さい)

一番面倒なのが

中心静脈栄養のためのカテーテル手技や
胸腔ドレナージ、腹腔ドレナージ
PTGBDや膿瘍ドレナージ
などの手技の時です

医師によって使う材料や機械が異なるので

この場合だったらコレは使えるけど、今回コレは使えないからコストが取れない
じゃあ、コストが取れるコレを使おう

という状況も度々ありました

ちなみに

その時に使った酸素やSPO2(指で血中酸素濃度を測定するやつ)も

コスト請求できます!!

またまたちなみに!!

刑務所から検査しにくる囚人がいますが
基本的に彼らは10割負担なので
(うちみたいな)悪徳病院だった場合
シリンジ(注射)や針、テープ、固定具など
ありとあらゆる物品の全てを請求されます!
また
造影剤を使ったCT検査の例をあげると
通常は胸部〜骨盤まで一回で終わるので
一回分のコストで済みますが

囚人たちの場合…

胸部の単純CT
胸部の造影CT
腹部の単純CT
腹部の造影CT
骨盤の単純CT
骨盤の造影CT

の6回に分けられて、しかも10割負担
請求しています!

(マジでクソですよね!)

一般の人(3割負担)が検査した場合
初診料を含めた造影CT検査の場合
9千円前後だったと思いますが
(初診料3000円、検査代6000円と過程すると)

囚人の場合
1回の検査だけで20000円することになり
(大袈裟に書いてるかもしれないですが)

これが6回分だと
単純計算しても12万円になります

刑務所で働いている友人が
時々うちの病院に検査で訪れる事があり
少し話した事があるのですが

『お宅の病院、エグいくらい医療費取りますよね!!ww』

と言われた事があります

『でも、受け入れてくれるの、ここの病院くらいなのでしょうがないですがw』

とも言われました。。。

そういう世界なんです😓



もう一つ、最悪なのが

一度使ったカテーテルを再滅菌(ガス滅菌)して別の患者さんに使ったりするケースがある
という部分が一番闇ですかねぇ。。

カテーテル一本の単価でさえ
数万円するのですが

再滅菌して使った場合

この数万円が利益になる

ということになります

これが繰り返し行われれば

やった分だけプラスになる、と

前の病院だけ特殊だと思っていましたが

今の病院でこの話をすると

『うちの病院でもやってるぞ!どこもそうだろう』

という

このやり方が積もりに積もったら

そりゃ利益も増えるだろう!って

滅菌後の再利用でなんらかの感染症になった

という話は今のところ聞いたことはないですが

もし自分がコレをされているってわかったら…


😱ゾッとします😱



医療費については

病院によってはDPC(診療群分類包括評価)を採用しているところもあります

こちらに関しては、ある程度医療費が決まっているので

従来の『出来高払い』の医療費と比べると

安く済む傾向にあると思います

DPCの利点・欠点については

詳しくはわかりませんが

入院して医療費がいくらかかるかドキドキさせられるより

おおよそこれくらいかかります!

と提示されたほうが

安心感がありますよね?

ですが

私たちの国には高額医療費制度があるので

外国の医療制度と比べると

優しく感じるかもしれないです

となると

やはり一番得するのは病院側ということになりますねぇ。。。


恐ろしい!😭




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