もうひとつの新北海道スタイル・北海道ダービー!サフィルヴァ北海道vsヴォレアス北海道(11月29日北ガスアリーナ札幌46)
ようやく!
念願の初バレーボール現地観戦へ行くことが出来ました…!
じつを言うと今年の2月29日、帯広よつ葉アリーナ十勝のこけら落とし試合を観戦する予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で大会そのものが中止に。
その後、Vリーグ2位以内に与えられるV・チャレンジマッチ(入れ替え戦)までもが中止になったりと、様々なことが起こる中で、やっぱり常に頭のどこか片隅にヴォレアスのことと、あのとき観戦出来なかった無念が残っていて。
いつか必ず、どこかのタイミングで観戦に行くんやぞ…!と決めてました。
そんな中訪れた絶好の機会は、同じく北海道でV2を戦うサフィルヴァ北海道との対戦、北海道ダービーというおまけ付き!!
キタよ、倍戻しだ(笑)!!
まさにベストタイミングに繋がりました。うん、これは行くしかない。
状況としては2月の時よりもむしろ厳しいかもしれない。
直前で中止になる可能性もあるし、何より自分の行動に責任を持つことが条件だと当然思った。
この状況下でこの試合を開催するのにどれほどの人材と熱意と覚悟が動くのかなんて、想像するのは容易い。だからその足を引っ張らないように。
今一度感染予防知識のおさらいとコンディショニング万全にして向かいました。
なにもかも新鮮な状態で見たり感じたりしたかったので今回あえて下調べ一切無し、ぶっつけ現地です。
サッポロファクトリーに直結している北ガスアリーナ札幌46での観戦はまさに都市型エンターテイメントというか、たぶんこれからもっともっと需要が高まると思いますので、初観戦の参考にでもしていただけたら幸いです。
北ガスアリーナにたどり着くまで
自宅からですと公共交通機関でも向かえるのですが、今回は感染リスクも考慮しマイカーで。
サッポロファクトリーの第二駐車場からだと近いようなので、14時頃到着を目標に出発したところ、駐車場入り口で「満車のため20分待ち」とのことでした。
意外に混み合っているので観戦の際には早めの到着をおすすめします。
最初の1時間無料、2000円以上お買上・ご飲食・施設ご利用で3時間無料
14時20分頃に入庫し、開場前にイベントスペースに出店されていた両チームのグッズ売り場へ向かいました。
で、ここで嬉しかったのが、グッズ2000円以上購入すると駐車料金が3時間無料になること!
自分のイメージでは対象にならない(ファクトリー内の常駐店舗のみ対象と思っていた)のでこれは嬉しかったです。
で、グッズ購入していざ駐車券を出そうと思ったら、どういうわけか、駐車券がナイ。
駐車券なくすあるある……。
今さっきバッグに入れたばかりのものが無いってどういうことやねん!と思いつつ、売り場のやさしい売り子さんに促され、どこかに落としていないか車まで戻ってみたところ、停めた車のすぐ横に落ちてました。信じられない。マヌケか。
皆さま駐車券はくれぐれも落とさぬようお気をつけください。
売り子さんには本当にお世話になりましたありがとうございました…!
ちなみにグッズラインナップはこのような感じです♪
サフィルヴァさんのグッズページは残念ながら準備中なので、今後のサイト充実に期待してます!現地で見ると色々揃ってましたし、鮮やかなイエローのグッズは発色も良い…!ぜひ現地でご確認ください✨
今回はTシャツとマスクを購入させていただきました。
私の写真の腕が良くないので伝わりませんがどちらもほんとに綺麗な赤黄です。
サフィルヴァさんのTシャツは次の観戦の時に購入しますね。
背中のデザインもカッコいいヴォレT。
あ!あと、気になっていたアカシア蜂蜜のサンプルもいただきました。
ありがとうございました💕
これね、めっちゃ美味しいですよ。さらさらでクセのない蜂蜜。
うち、毎朝蜂蜜を摂る家系なんですけど、おそらく母の好みなのか蜂蜜独特のクセの強いタイプのが多いんですよね(笑)。
なのでこちらの蜂蜜のスッキリとした上品な甘さは本当に美味しいなぁ…って思いました。
で、このあといざアリーナへ向かいますが、恒例のやつやりました。
すいません、迷いました。(THE方向音痴炸裂)
ファクトリーの中にもっと案内表示があると思っていたのですが、びっくりするほどありませんでした(笑)。
帰宅後にフロア見取り図を確認すると、こうなっていたらしい。
駐車場から青い丸印のエレベーターで2階へ上がったら、右上の空中歩廊に向かうとアリーナへ直結しているそうです。皆さんはどうか迷わずに向かってください。
(私は結局レンガ館へ向かい、一度地上に出て景色で空中歩廊を発見しました)
ていうか、北ガスアリーナにはこけら落としの時に一度来ているはずなんですけどね。なんで迷うんだろうね??
北ガスアリーナにたどり着いたよ
そんなこんなでウロウロしながらもアリーナ入り口に到着すると、ちょうど開場時間の15時に。
サフィルヴァのFC会員さんは先行入場があるのかな?
たぶん雰囲気的にそんな感じだな〜、と思いながら入り口を通り過ぎて待機列最後尾へ。間隔をあけて並んでいるのもあるけど想像以上に列が長かった!
あらかじめチケット半券の裏に氏名と連絡先を書くようSNSで告知されていたので、準備していきました。現地にも机と筆記用具が準備されています。
あと、これは廣岡さんのツイートで偶然知ったのですが、マスクについても不織布製でというアナウンスがあったので、すごく参考になりました。
この世紀の一戦を成功させたい、という想いが伝わってくる。
観客としても確実に応えたいところです。
スムーズな入場でサクサクと座席へ。
北ガスアリーナってロビーがものすごく狭いので、入場したらそのまま着席せざるを得ないというか、この状況にはむしろうってつけかもしれない。(写真を撮る暇もないけど全然良いです笑)
着席するとすでに両チーム、コート内でのアップが始まっているので、アップ大好き芸人としてはのんびりしていられません。
さっそくカメラでズームイン。
バレーのアップを見るのは初めてなので、この時間も楽しみにしていました!
チームに対する予備知識がないのでやっぱり自然とこのおふたりに焦点が。
テレビの取材でちょいちょいお見かけしていたけれど、生で見る輝きというか存在感が半端なかった。まさにチームの「顔」ですね。
(ヴォレアス北海道 古田史郎選手)
ふだんバレーシューズもなかなか見る機会がないので、新鮮。(道具オタク通常運転)
というか、やっぱりこの方が北海道で、目の前で、バレーをしているという現実がにわかには信じられなかったです。そんな日が来るとは思っていなかった。ありがとうございます。(ヴォレアス北海道 越川優選手)
ちなみに私のバレーボールの歴史はこの辺で止まってます↓
正直化石なのでご容赦ください。
まだお顔もお名前も右も左もわからない状態で、レンズの赴くままに。
バレーってネット際、どう撮ったらいいんだろう??と試行錯誤中。
(結局最後までわからなかった笑)
グータッチしたくなる背中。
アイスホッケーは横スクロールのスポーツなので、バレーのこの高さ、縦の戦いは新鮮で楽しかった…!
たぶん腹チラも醍醐味。
バレーってフォームが美しいですよね。
こんなふうに跳べるものなら跳んでみたいなー…、と思っている間にアップ終了。
サフィルヴァBOXは良いぞ
試合開始まで少し時間があるので、お手洗いと買いものに。
余談ですが、女子トイレのハンドソープが底をついていて、せっかくこれだけの感染予防対策を講じているのにここで不備があってはもったいない!と思い、入場口にいたサフィルヴァスタッフさんにその旨お伝えしたところ、びっくりするくらい迅速な反応で「会場スタッフに伝えます!ありがとうございます!!」と風のような爽やかさで動いてくださいました。嬉しかったなぁ。
アリーナグルメについては特に事前アナウンスもありませんでしたし、状況的にも無いのかもしれないな〜と思いながら何気なく覗いた入り口すぐ横のお店に美味しそうなものが!
美味しそう。しかも今までどのスポーツ会場でも見たことない感じ。新しい。
(TLでお見かけしたツイートを引用させていただきました)
見た目のボリュームもイイですよね、これ。
あとね、これって私だけなのかもしれないんですけど、アリーナスポーツの観戦って忙しくないですか…?
試合中は試合に集中したいし写真も撮りたい、ゲームの合間もカメラチェックしたりベンチの様子も見たいので、基本、アリーナで「何かを食べる」ってことが私の場合ほぼないんです。
なので、お店の方がこのサフィルヴァBOXについて、「お持ち帰りされる方も多いんですよ〜」って仰ったのに私は食いつきましたよね…!!
帰宅後に食べられるなら本当にありがたいし、この容器なら持って帰るのも苦じゃない!買います!ありがとうございます!
帰宅後ゆっくりいただきました🙏
このように2段になっております。
プチトマトも新鮮でプッチリしていて好感度高し。
シンプルなチーズバーガー。
裏面表示によると合計で238Kcalになっていまして、このセット内容にしてはかなり低いな?と感じたのですが、余計なタレ類を使っていないのと、揚げ物もまったく油っぽくないので納得。(そのかわり全体的なジューシー感は少し足りないかもしれない)
サフィルヴァユニの中でもかなり目を引く「ペンギン」の4文字。
じつは岩見沢市立病院のすぐ横にもあるお店なので、いつもお世話になっております。が、スポンサーだとは知らなかったので、また近くを通った際には購入させていただきますね。
そんなわけで、ついつい売店で長居した結果、座席に戻る前にオープニングセレモニーが始まってしまいました(笑)。
でも遠目で見てもかなりホーム感のある演出で良かったと思います!
アリーナスポーツはやっぱこれがなくちゃ始まらない。
次来た時はちゃんと席から見よう。
試合開始前のハドル。
いい表情しますねえ…!
貫禄のヴォレアスと、観客の心を掴むサフィルヴァ
さて、本題の試合の方は、当初想像していたよりもかなりの好ゲームに。
大変失礼ながら正直もっと大差になるのかと思っていました。大反省…!
バレーも流れのスポーツで、波に乗りそうなワンプレーの直後にミスが出ると響きますし、逆にたったワンプレーでグッと流れを呼び込むことも出来る。
面白いです。もっと戦術とかも勉強したい。
監督も男前なのでベンチにもご注目ください。
ボールの位置高っ!
ひとつのプレーに対して両チームがチャレンジ(ビデオ判定)をかけるという、私自身あんまり観たことのない珍しいシーンも。(写真はおそらくその時の待機場面)
試合を観ているうちに少しずつ選手を覚えてきました。
キリッとした目元のヴォレアス 本澤凌斗選手。
マエケンさんに似てません…?
ヴォレアス 田城広光選手。
どうしてもネット際の攻防にレンズが引き寄せられがちですが、このプレーに繋がるまでには後ろや真下で絶対にボールを落とさないというチームメイトの献身がバレーにはある。
試合中何度か出た長いラリーも見事でした。自然と拍手が起こる!!
試合はヴォレアスの3セットストレート勝ちではあったものの、一歩も引かないサフィルヴァの姿勢にだんだんと魅入られていきます。
なぜか応援したくなってくる。
その証拠に私のカメラの画像フォルダは後半ほぼサフィルヴァになってた。
中でも多かったのが、
河西智洋選手。
何だろう?たぶん、ここで決めてほしいって時に決めてくれるみたいな感じ。
サフィルヴァユニ、花火が綺麗ですね。
そういえば!
後半サフィルヴァを応援したくなった要因のひとつに、会場MCさんの盛り上げの上手さもあったと私は思います。会場をその気にさせる誘導。
それと、プレーごとに選手の背番号と名前を読み上げてくれるので初心者にはとてもありがたい!自然と耳で選手名を覚えられる!
ちなみに読み上げられた直後に河西さんてどの人だろう?ってだいぶしばらく探していたんですけど、ユニフォーム表記は「CHIHIRO」だったことに終盤ようやく気付いて「なるほどおおおお!!!!!」って(笑)。(遅すぎる)
あと、最後にピンチサーバーで登場したキャプテンが男前で二度見しました。
青島賢司選手。
どんだけ男前揃ってるんですかバレー界…びっくりだよ…。
観に行かないともったいないよ…!
試合後、データを見つめる?サフィルヴァアナリストさんの真剣な眼差し。
この情熱が次にどう活かされていくのかも楽しみですよね。
バレーシューズの裏がカラフルで可愛い。
北海道バレーを牽引するゼロフォー。
どうしてもこのおふたりにレンズを持って行かれる。抗えなかった(笑)。
歴史の幕開けに相応しいナイスゲームでした!お疲れさまでした!
「WE NEVER DROP THE BALL」ってステキなキャッチフレーズだなぁ。
ホワエクさんのカメラ目線を添えて。
試合後はファクトリーのこの時期の名物でもあるクリスマスツリーも見れて、幸せな気持ちに。
14時20分頃に入庫し18時過ぎくらいに出庫したので、結果的に駐車料金はかかりませんでした。グッズ2000円以上購入でチームに貢献も出来るし、素晴らしいシステム。
これならまた来られるな、って。北海道のスポーツ観戦の選択肢が確実に増えました。
夜明け前の既視感
誤解を恐れずに言うと、私は今回北海道ダービーを観戦して、Bリーグ開幕直前に感じたあの空気というか、雰囲気に似たものを会場ですごく感じました。
私がかつてBリーグ開幕前に感じた雰囲気のようなものはこちらのnoteで↓
上手く伝わるかどうかはわかりませんが…。
試合後にすれ違うスタッフ、ボランティアの皆さんからかけてもらえる「ありがとうございました」の一言と笑顔の向こうに、私はずっと、当時のことを思い出してました。
あの時もBリーグが開幕する直前のレバンガに、夜明け前のエネルギーみたいなものを感じてた。今回のバレーにも、何か爆発する前の熱というか。この先もっと多くの人の心を掴む存在になっていくんじゃないかなって。兆しみたいなもの。
私はヒーラーなので、場のエネルギー量とか人の持ってるパワーみたいなものでしか未来を測れないんですが、そういったものは間違いなくすでに兼ね備えていると感じました。
彼らの強みは昇格という明確で共有的なビジョンがあること。
そこに更に、2チーム共に北海道でこうありたい!という意志もあること。
このパッションは強いです。他を巻き込むパワーがある。
人はそういうものに心惹かれることを、様々なスポーツを観続けてきた私は断言できる。(えらそう笑)
コートサイドから拝見していて両チームのお互いに向ける関係性も闘志もとてもバランスが良かったです。仲が良すぎても悪すぎても魅力にならない。
印象的だったのは負傷の懸念があったサフィルヴァの選手さんに対して、最も熱心に近寄り声をかけ続けたのがヴォレアスの古田選手だったこと。
この人たちならきっとお互いに引き出し合いながら、高みを目指していけるんじゃないかと。私たち道民はそんな未来に立ち会えるのではないかと。
夢を見ていいんじゃないかと思います。その資格は間違いなくもうその手中にあるんじゃないでしょうか。
観戦に行って本当によかったです!
開催にご尽力くださったすべての皆さまに、ありがとうございました!
試合関連、いろいろリンク集
試合後の古田選手のコメントが素敵なのでぜひ。北海道バレーの未来は明るい。
3セット以上、もっと長く試合観たかったなー!
北ガスアリーナは大型ビジョンが常備されていないので将来的に行き詰まるかもしれませんが、そこを補うくらい新しいコトもどんどん生まれるかもしれません。新しい時代だし、可能性は無限。
両チーム多くの選手の方が発信されていて、拾いきれてなくてごめんなさい。
会場に行かないことで貢献されているファンの方もいることに言及されていて素敵なツイートですね。
さりげなく盛り込みます(笑)。アイスホッケー版北海道ダービーにもぜひお越しください!!お待ちしてます!!
北海道におけるスポーツの価値は、この土地に暮らす人々にとって光をもたらす存在として今後も高まっていくのではないかなと思います。
同じ競技に2つのチームが道内に存在する例もこれからまだまだ増えて、『北海道ダービー』がスタンダードになっていく。そしてそれが北海道独自のスタイルになっていけばという願いもこめて、今回のタイトルをつけました。
バレーファンの方にはとてもじゃないけど読めたもんじゃない内容だったかもしれませんが、なにとぞ広い心でお許しください…!
最後までご覧いただきありがとうございました!
楽しかったー!!
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