どうぎんカーリングスタジアムでカーリングを初めて生で観戦してみました!
相変わらず何のひねりもないタイトルですみません笑。
8月3日(土)
どうぎんカーリングクラシック2019を観戦しました!
この大会メインビジュアル、すごく良くないですか??
札幌の風景と、北海道を代表する動物たちがめっちゃカーリングしてる図笑。
じつはこのイラストも会場に足を運ぶきっかけ(テンション)に繋がりました。シンプルかつ直感的に「楽しそう」って思ったんですよね。
今回はそういった、『初めて会場に足を運ぶことになったきっかけ』なども含めて、色々書き残してみたいと思います。
よかったら読んでみてください!
なぜ行こうと思ったか?始まりは世界選手権
きっかけは今年の4月。
この大会でコンサドーレが大健闘したことでした。
要するにまんまとハートをテイクアウトされたということです。
我が地元北海道から世界と戦うカーリングチーム・コンサドーレ。
この世界選手権で本当に素晴らしいプレーと、観戦している海外の観客をも味方につけてしまうくらいのチャレンジ精神を随所に見せてくれました。
かっこよかった。
中継を観ていてずっと「いつか現地で観たいな…!」と思っていたのです。
そこでやってきたチャンスが今回のどうぎんカーリングクラシックでした。
会場は?チケットは?マナーは?調べるとどんどん情報にヒットした行きやすさ!
カーリング観戦は生まれて初めてなので、まず色々と調べるところからスタートしました。
競技の中にはこの最初の入り口で、「あー、もう調べるのめんどくさいやーめた!」となってしまうものも多くあります笑。
が、カーリングはそこがすごく整っていました。
欲しい情報にどんどんアクセス出来たこと。
このストレスのなさは初観戦のハードルを一気に下げました。
お目当てのコンサドーレは3日(土)の16:00試合開始でしたので、ぴあで前日にチケットを購入し、セブンイレブンで発券。
あとはただ当日行くだけ、の状態になれてワクワクして過ごしました!
少し忘れかけてるルールや用語の復習をする余裕もあります。
楽しみだな~~~~~~!( *´艸`)
恒例の方向音痴炸裂。地図はよく見よう。
どうぎんカーリングスタジアムは地下鉄を利用した場合、東豊線の月寒中央駅が最寄りです。
駅構内はこんな感じになっていて、
す ご く 良 い … !!
嬉しい…!観戦気分がグッと高まるんですよね…!!
※ちなみにカメラ好きな方はここ大事なポイント。
夏場の試合観戦後、キンキンに冷えたカーリング場から外に出ると気温差でカメラのレンズが曇って撮影出来なくなります。
駅構内などの写真は帰りではなく、行きに撮りましょう!
(そんなん知ってるわ!って言われそうですが笑。わたしまんまと撮れなくて、上の画像2枚はスマホで撮りました…。
ひとつ賢くなった…。)
月寒中央駅3番出口を出たら、グーグル先生に道案内をお願いしました。
見るからに簡単そう。これなら行ける!
徒歩2分!
わたしは華麗なる安定の方向音痴でだいぶ有名人なのですが、そういう奴に限って下調べをしません。(しなさいよ)
したっけこうなりました。↓
月寒体育館に突入。
(赤線のルート)(なんか変だなとは思った)(でもじゃあ黒い点線はいったい何??)
正しいのは青線のルートです。
みなさまお間違いなく!
開場待機列から開場まで。夏はサバイバル笑。
15:30開場で完全入れ替え制とのことだったので、15:20頃に到着しました。
会場を待つ待機列は玄関前の屋外で、屋根などはありません。
熱中症にくれぐれもご注意ください!
日焼け止め、日傘、飲み物なども必需品ですが、当日体調が少しでも悪いと感じたら無理せずに。
ちなみにエントランス前にはソフトクリームを売っている車が1台停車していました。(食べたかったなー。試合終了後にはもういなかった。)
15:30開場予定でしたが、前の試合が押すと開場時間もズレていきます。
この日はたぶん10分ほど遅れての開場になりました。
前の試合を観戦したお客様が退出してからの開場になるので、待機するためのアイテム準備も万全をおすすめします。
観戦時は防寒具が必要、待機時は防暑具も必要。
写真好きはカメラも持って…となるとなかなかの荷物量になりますね。
(でもその辺はアイスホッケー観戦とあんまり変わらないかな。)
土足厳禁ですのでエントランスを入ってすぐの所で靴を脱ぎ、それからチケットをもぎってもらいます。
エントランス自体が想像以上に狭かったので、入場が少し忙しいです。
もたもたすると後ろのご迷惑になるのですぐに右手にある階段を上って、客席のある2階へ。
階段を上ったらお好み焼きの風月の店員さんが、メニューを書いたスケッチブックのようなものを持って勧誘してくれていました。
ので、たぶん美味しいものを売っていたのだと思う笑。
残念ながら、開場→着席→防寒準備→練習見学→試合開始→終了、まで、一切他の事をする時間が(自分には)なかったので、わからないんです笑。
なにしろわたし、練習を観たい人なので試合開始前はどの競技も一様に時間がありません。
そしてその後、炎天下で大量にかいた汗が、会場の冷気でキンキンに冷やされていく。
うーん、お腹壊しそう。(大丈夫でした)
スタジアム自体はすっごく綺麗だしデザインも素敵でした!
木のぬくもりが随所に施されています。
シートごとにモニターもあるので、ストーンの位置を確認できます。
照明のカタチが面白いなぁ、と。(場内はちょっと暗めだった)
機械類を丸出しにせずに木で覆う。こういうの好き。
ブランケットの貸し出しは本当に素晴らしいファンサービス。
ハック。
投球する際に足で蹴る固定された台。
カーリング場に来るのが初めてなので、あちこち見るだけでも面白い…!
(なので、施設内ももう少しゆっくり見る時間が欲しかったなぁ。)
練習開始から試合まで。ジャージデザインも、選手の表情も、試合展開も、とにかくすべてが楽しい。
客席はこのような感じで、お目当てのチームが試合をするシートの真後ろに座っても、隣のシートなら試合展開までじゅうぶんにわかります。
隣のシートでナイスショットが出たら把握できるし拍手が起こるくらい。
それくらい並行して試合を追うことも可能でした。
引用ツイートではシートのことをレーンと呼んでますが誤りです。
勉強しなおしました。
そしてこの、シートや敵味方関係なく、称賛に値するプレーには惜しみなく拍手が贈られるカーリングの文化がとても良い。
会場全体の雰囲気、居心地がとっても良かった!
こちらはシートCで試合をしていた韓国のチーム「Park」のジャージ。
デザインが可愛かったので思わず撮りました笑。
コンサドーレと対戦した中国のチーム「Zou」。
2点先制でスタートしますが小さなミスも続き6-4でコンサドーレの勝利。
シートDで試合をしていたカナダのチーム「Gunnlaugson」のジャージもかっこよかった!
そして、
我ら道民の「Matsumura(コンサドーレ)」!
松村 雄太 / Yuta Matsumura(Skip)
相田 晃輔 / Kosuke Aita(Lead@8/3)
谷田 康真 / Yasumasa Tanida(Second)
清水 徹郎 / Tetsuro Shimizu(Third)
※阿部 晋也 / Shinya Abe(Lead,Vice)選手はこの日の出場はありませんでしたが、翌日のセミファイナルではリードとして出場。
チームは第8エンドに同点に追いつき続くエキストラエンドで見事な逆転勝ち!ファイナル進出を決めました。
※※2019.8.7訂正しました
https://www.worldcurl.com/events.php?eventid=5839&view=Scores&showdrawid=11
ライブスコアを見て阿部選手出場と記載しましたが、この日も体調不良とのことで出場されておりませんでした。
お詫びして訂正いたします。
見事なカム・アラウンド。(赤いストーンがコンサドーレ)
一方そのころシートB。
TM軽井沢さんとこのストーン配列を二度見。(めっちゃ並んでる…!!)
氷上で表情豊か笑。
戦い終えて健闘を讃えあい、
共に戦った客席のファンと喜びを分かち合う。
なんちゅういい笑顔…!
客席の雰囲気とてもよかったなぁ。
客層は年代が幅広いです。
そしてひとりひとりが自ら楽しむために来てるっていう雰囲気が素敵。
現地は初めてだったけど、とても居心地よく約3時間過ごしました。
2階の客席(と言っても高さは普通の2階ほどではない気がします)のすぐ真下に選手の皆さんが出てくるんですが、試合前、客席の応援グッズを見て喜んでくれたり。
エリア内に笑顔が零れる。
観戦に行ってちょっといい空間に居合わせる幸福感とか。
チケット代以上の価値でした。(というかチケット安すぎないですか…!)
自分のお隣に座った女性がとにかく選手のことが大好きで、この日おそらく初めてお友だちと観戦にいらしたのではないかと思うのですが、リアクションが素直で本当に本当に素晴らしかった!!
全部の感動が声になって出ていた。
人って大好きな気持ちをこんなにも多彩に表現できるんだなぁって思いました笑。
あのリアクションは嬉しいです…!
自分がもし運営側の立場なら涙が出るほど嬉しいと思います笑。
ああいうファンの姿を大切にしていけば、スポーツはきっともっと多くの人に愛されるでしょう。
あと、会場にはおそらくサッカーのコンサドーレグッズ(ですよね?)を身につけた方がたくさんいらしてて、これもめちゃくちゃ羨ましかったです…!!
推しチームのグッズを持って、2つの競技を行き来できるって素晴らしくないですか?
自分が想像していた以上に良いものでした。
チーム愛2倍。サポーターの誇りも2倍なんですよ。
これからのスポーツチームの在り方として、これは絶対にアリです。
これからもっと増えるといいなと思います。
愛情を注げる場所はたくさんあっても困らない。
番外レポート・Nextジェネレーションを発見
わたしがいたシートEから2つ先のシートCで、練習の時からちょっとキラリと光っていた選手が見えたのでシャッターを押し続けていました。
いつものただのカンだったのですが、
調べてみるとやっぱりすごい選手さんでした。
(見つかってないどころか早くから世界で戦っていらっしゃいます。
無知がゆえアホな発言も多いですがご容赦ください…。)
Kamada(札幌国際大学)
新野 和志 / Kazushi Niino(Second)
14歳で世界ジュニアBディビジョンカーリング選手権出場。
2018年に山口剛史選手のブログにも登場していますね。
というかこの札幌国際大学さん自体がすごいチームだった…!
(はい!!覚えました…!!)
佐々木 彩斗 / Ayato Sasaki(Lead)選手(写真左)と併せて注目ですね。
改めて次、札幌国際大学さんの試合を観に行きたいなと思いました。
おまけ。
カーリング版ザンボ。(と呼びたい製氷マシン)
正しくはアイスキング、ボス、などと呼ばれているそうです。
大会パンフレットは27×40センチサイズで豪華。
開くと各チームの見どころなどが掲載されていて読みごたえあり!
大満足のクオリティでした。
コンサドーレとファイナルを戦ったカナダのチーム「McDonald」は観光やグルメも楽しみに来日してくださったようです!
昨今スポーツ界にも色んなことが起きてるみたいだけど、
ゴタゴタを持ち込まない、勝負の聖域でありますように。
大会(男子)はファイナルで怒涛の強さを見せたコンサドーレがコンシード勝ちで優勝!
おめでとうございます!
お疲れさまでした!!
観戦を終えて
次の試合が控えていたので、4シートすべての試合が終了したと同時にスタジアムから出なければなりません。
帰りも少し忙しかった笑。
前述した通り、スタジアムの内部そのものにも興味があったのでもう少し色々見たかったです。
階段の踊り場に誰かのサインが飾ってあったのですが、それもちょっと立ち止まって見るのは気が引けて。
気になりつつも横目で見ながら退出しました。
うーん、入れ替え制自体に不満はないし、試合数が多いので押すのもわかるので打つ手はないのかもしれませんが、何かもったいない気がします。
これだけの魅力を備え、お客様の満足度も高い。
そこにもう少しだけ「このスタジアム内で過ごす時間のゆとり」があれば。
更に贅沢なイベントになる気がしました。
初めての観戦ですし、初めての場所ですので、慣れればもっと工夫して過ごせるのかもしれないですしね。
大会、会場、季節によっても様々状況も変わるでしょう。
でもこの少し忙しい感じも吹っ飛ぶくらい、
帰り道も余韻を持ったまま帰ることができました。
それくらい雰囲気が良かったし、
なにより試合の内容が良かった。
あれこれ思い返しながら、どんな写真が撮れているのかな、どんなことを書いたらみんなにこの楽しさが伝わるかな、って。
そんなことを考えながら帰宅したのでした。
自分の下調べの少なさや知識の無さもあり拙いとは思いますが、せっかくなので初めて行って感じたことをそのまま書いてみました。
これから初観戦される際の参考になれば幸いです。
選手のみなさん、
大会関係者のみなさん、
ご縁あって同じ日に居合わせたファンのみなさん、
楽しいひとときをどうもありがとうございました!
また行きたいなぁ!
カーリングはいいぞ!
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